旧・坂本ひろし活動日誌(2005~2014.8)

日本共産党・坂本ひろしの活動や日々のつぶやきを掲載。OCNブログ人サービス停止に伴いgooブログに記録。

堂々と「明文改憲をやる」と言えば良いのだ

2014-05-30 12:22:24 | 国際・政治
安倍内閣は、いままで自民党政府も不可能と説明してきた集団的自衛権を日本が行使できるようにすることを狙っている。国民的議論を尽くして憲法の条文を変えるというならまだしも、1内閣の判断で憲法解釈を勝手に変えて集団的自衛権行使を可能とする、まことに姑息なやり方である。

堂々と「明文改憲をやる」と言えば良いのだ。

改憲で日本の安全保障を強化できるという自信があるならそうすべきなのだ。

それをやらず、戦後日本のあり方の大転換を一気呵成に仕上げようという安倍内閣へ、批判が日に日に広がっている。

旧来の自民党政権が説明してきた「専守防衛」、それは多くの国民が支持をしているものである。
軍隊を持たない、交戦権を否定すると明記した憲法のもとで、その平和精神の具現化として定着してきた個別的自衛権のギリギリの線引きであるが、それを完全に取っ払ってしまうというものである。

自衛隊の軍事的能力の強化、日米同盟の堅持強化が必要だと考える人々、改憲を是とする人々の中からさえも、安倍内閣の集団的自衛権行使容認、海外での武力行使容認の道には絶対反対だという人が次々に現れている。

安倍内閣はかなり焦っているのだろうと思う。「邦人保護には個別的自衛権のみでは不十分だから」と集団的自衛権行使の必要性を説明しているが、専門家や元防衛官僚、元内閣法制局官僚からも「そんなもの、個別的自衛権で対処するもんだろよ」と嗤われるような幼稚な論理で、ことごとく反駁されている。

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日刊ゲンダイ5月17日号・小林節さんの記事


昨夜に富山駅前CiC前広場で行われた緊急集会には、400名が各地から集まった。

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歌の森小学童保育、ようやく念願の2教室に

2014-05-27 22:49:00 | 日記・エッセイ・コラム
歌の森小学校放課後児童会(学童保育)通称「ピノキオ学級」のH26年度総会に参加してきました。

毎年のことですが特に紛糾するわけでもなくサラッと。

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長女が8年前に小学校に上がって、学童保育を利用し始めて以来の私の問題意識としては、

?学童保育を利用したくても利用で出来ないという人が居ないように。

?すし詰め教室(70名を一室に詰め込んでいる状態)をどうにか解消してほしい。

というものです。

昨年度は70名、今年度は78名と人数がさらに増え、すし詰め状態は解消する状況ではありません。

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しかし、なんと、来年度(27年度)は永年の願いが叶い、市の事業計画として学童保育室を学校敷地内に1つ整備するということになったのです。




【下写真。2012年8月当時の様子。夏休みだからか外に出ている子もいてすこし余裕がある。通常は、この数倍規模の人数で埋まる】
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一昨年、私が黒河児童クラブ会長をやっていた時、黒河地域に住む匿名の女性から地元議員へ、放課後の子どもの居場所をつくってほしいという声が寄せられた事がキッカケで、黒河コミュニティセンターで学童保育を開設できないかという議論が市を巻き込んで行われた事がありました。当時の児童クラブ執行部としても会員にアンケートをとったりしました。また、自治会役員のみなさんといっしょに市内学童保育の見学や検討会に参加したわけですが、その努力もむなしく、最終的には実現にいたらず話は立ち消えになりました。
そういう経過もあったことから、今回の学童保育教室増設の話はとても嬉しく感慨深いものです。

歌の森小学校の学童保育は、2教室になるということで、1教室30数名台になり、すし詰め教室はかなり解消されることでしょう。

ただ、今回の整備事業が、運営者たちが知らぬ間に市の方で決まっていていたという印象があり、何とも言えない違和感がありました。「とにかく来年度からもう1教室増える事になったので、運営主体がどうなるのか、指導員の確保はどうするか、その対応はこれから検討していきます」みたいな説明でしたので、教室を実質的に運営する指導員さんが教室増設の結論に至る過程でほとんどコミットしていなかったのだろうと思います。学童保育の部屋をぜひとも広くしてほしいという願いはずっとずっと以前からあったのでしょうが、それはまったく実現の見通しがないと言われ続けてきたにもかかわらず、来年度予算を開けてみたら「教室が増えることになってました」ということで、悪く言えば主人公が不在のまま決められたという感じが、スッキリしない原因なのです。

ま、そういう事にはとりあえず脇に置いて、27年度から1教室増える学童保育がスムーズにスタートできるように、保護者としても応援していく事が大事なのです。



アースデイとやま2014 発見もたくさんありました

2014-05-18 21:30:00 | 日記・エッセイ・コラム
アースデイとやまの会場にも足を運びました。

自然、環境、エネルギー、震災支援、放射能、芸術、などより良い暮らしを願う取り組みをしているクループのお店、テントがたくさんありました。

素晴らしい好天で、とても気持ちよかったです。

いらんちゃ☆原発@富山のブースが今回初めて出され、脱原発の取り組みを紹介していました。

個人的には、ペレットストーブ、小水力発電あたりに興味がありました。

注目したのは、五箇山(南砺市)でがんばっている合掌の森PROJECT

合掌造りの茅葺き屋根(かやぶきやね)に使われる茅の廃材を利用して堆肥を売り出しつつ、その土で五箇山在来種である赤かぶを育て、商品化する試み。非常に貴重です。
五箇山文化を単なる観光資源としてだけでなく、地域の人々のくらしにどう生かし、経済として成り立たせていくかという観点で若い人達が努力されています。「観光地のどこに行っても売ってるようなお土産を扱っていても先がない」というお話は実感がこもっていました。

五箇山在来種の赤かぶは商業ベースには乗りにくく、JAも扱ってくれないという悩みも語っておられました。
そんな中で、商品化めざし努力しておられる姿に感動。
思わず赤かぶドライフーズを買っちゃいました。


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「改憲派は孤立」土井由三さん(元小杉町長)赤旗1面で語る

2014-05-06 21:43:00 | 憲法9条をまもろう
元小杉町町長、土井由三(どい・よしぞう)さんが、
しんぶん赤旗1面の特集記事「インタビュー『戦争する国』 許さない」に登場。

心強い限りです。

土井さんは、町長引退後も「9条平和小杉の会」の発起人として射水市内で平和や憲法を守る運動の先頭にたって奮闘されています。最近も、特定秘密保護法を考える市民ネットワークを立ち上げて奮闘されています。

富山県議会で今年2月、自民党県議30名+無所属1名の賛成多数で、「憲法改正の早期実現をもとめる意見書」が採択されました。護憲勢力である共産、社民にくわえ、民主や公明も市民グループからの強い要請と批判の世論をうけてこの意見書案には反対で共同歩調をとりました。

残念ながらこの意見書は可決されたのですが、土井さんは、憲法改正権をもたない地方議員が改憲を促進すること自体「憲法を尊重し擁護する義務を負う」と明記した憲法99条に違反し、到底ゆるされない、本来首相ら国務大臣、国会議員も憲法を守ると宣誓し、職務を遂行するものである、と厳しく指摘されています。

「権力を縛る憲法を権力の側に渡してはならない、これからも声を大にして訴え続けます。」と力強く結んでいます。

集団的自衛権の行使容認にむけて安倍政権がひた走る中、無党派はもちろん、自民党・保守勢力の良識派などとも連携を強め、この暴走政治を止めるたたかいをさらに広げなくてはなりません。

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土井さんの記事(JPG)ダウンロード 20140509_akahata_doiyoshizo.jpg (429.7K)

この日の赤旗1面の文字が、現在のたたかいをよく表現しています。

9条攻防 緊迫

集団的自衛権 来週にも安保法制懇報告

急速 世論・運動 立憲主義の破壊許さない

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