旧・坂本ひろし活動日誌(2005~2014.8)

日本共産党・坂本ひろしの活動や日々のつぶやきを掲載。OCNブログ人サービス停止に伴いgooブログに記録。

政党交付金を受け取らない姿勢評価(天木直人)

2013-07-24 23:17:00 | インポート
すべての政党、政治家を否定する私だから、日本共産党だけを応援するつもりはない。しかし、政党交付金を受け取らない姿勢をつらぬき、赤旗購読料や会費で資金集めをしてきた日本共産党は、そのことだけでも評価できる。

天木直人氏(元外交官)

政党交付金の受け取らない日本共産党はそれだけでもほかの政党よりましだ

天木 直人 | 外交評論家
2013年7月21日 8時17分

 選挙のたびごとに政党や候補者が同じような訴えを繰り返して自分のところに票を入れてくれと叫ぶ。選挙のたびごとに、棄権はするな、一票で政治が変わるとメディアは繰り返す。いつも馬鹿馬鹿しいと思って聞いてきたが、今度の選挙ほどそれが馬鹿馬鹿しいと思ったことはなかった。こんな選挙に17日間も費やすこと自体が税金の無駄だ。もはや今の政治は既存の政党、政治家がどのように言いつくろっても国民のための政策を実現することは無理だ。だからこれからの政治は、既存の政党、政治家が国民のために正しい政策を断行できるかどうか、国民が監視し、厳しく注文をつけていくしかないのだ。安倍自民党が圧勝すればやりたい放題だと危険視する声が多い。そんなことはありえないことだ。ただでさえ解決困難な問題を抱えている安倍政権である。それらを解決することさえできないのに、勝手なことができるわけがない。仮にそんなことをしようとすればたちどころに国民の支持を失うだろう。野党に至ってはなおさらだ。ついこの前まで政権を担っていながら何もできなかった民主党にいまさら何ができというのか。同じ主張をしながら統一できない弱小野党が、少しぐらい票を伸ばしただけで何の意味があるのか。これを要するに今の政党、政治家の正体は、自分たちのエゴ、生き残りのために選挙をやっているのだ。
皮肉にも、そんな不毛な選挙の最中に、総務省は各政党に7月分の政党交付金として総額79億円を支給したという報道が平然となされていた。国民は怒らなければいけない。政治家は等しく税金泥棒なのだ。どの政党も恰好のいいことばかりを並べたてるが政党交付金をなくすとか、議員の給与を減らすなどということは一言も言わない。要するにろくな仕事をしなくても6年間特権を手にできる、だから当選させてくれ、交付金を少しでも多くもらえるから一人でも多く自分の党の議員を当選させてくれ、そう選挙で訴えているのである。
すべての政党、政治家を否定する私だから、日本共産党だけを応援するつもりはない。しかし、政党交付金を受け取らない姿勢をつらぬき、赤旗購読料や会費で資金集めをしてきた日本共産党は、そのことだけでも評価できる(了)



野党は大それた展望を打ち出すことが必要だと思う

2013-07-23 23:27:00 | 国際・政治
政党の存在理由、

それは、やはり政権を獲得し、

自らの主張、政策を実現させていく事。


今回の参院選でも顕著に現れたが、

「やっぱり、自民党が安心かなあ~」

とか、

「野党にはまかせられないなあ~」

とか、

そういう感覚が国民の中に広く存在する。

結果として、そういう選択をした人が多かった。


しかし、自明のことであるが、

国民は自民党が好きで勝たせたわけではない。


国民が消極的に自民を勝たせた理由に、

野党群の問題があることは確かだ。

現在の野党には、そもそも政党として存立するための

基礎的な土台すら欠いている党が多い。

綱領なし、組織方針なし、地方組織なし、

党首のカリスマ性にたよる、寄せ集め議員党、

といった問題である。

その消長は、完全に風に左右される。

政党助成金に頼っているため、

ひとたび議席を大幅に減らせば、財政は逼迫し、

明日さえ見通せず、解党して他党へ引っ越すか、

寄せ集めて新党をつくるかしか延命策がない。


そんな実態だから、

自民党政治のどこを変革するのか

とか、

どうやって自民党政治に変わる政治勢力を結集するか、

とか、

そういう方針、つまり中長期的・戦略的な方針が

確立しようはずもない。


政界再編論や、

~増税する前にやる事があるだろう~

などといったその場限りの小手先の主張を、

針小棒大に、革命的スローガンのように

アピールするのがせいぜいである。


そのへんは、国民に見透かされている。


本気で自民党政治の行き詰まりを打開するためには、

憲法、原発、TPP、消費税、安保など国政の大問題で、

自民党と正面から対峙し、自民党には出せない、

国民の立場からの明確な安心の展望を指し示すこと、

が必要である。


単一の党で政権交代は非現実的だから、

いくつかの党が大同団結し、連合政権をつくるにいたる

プロセスもハッキリと示さなければさなければ、

信用されないだろう。


「おお!こいつらにまかせれば、政治が変わりそうだ」

そういう状況をつくるにはまだ時間が必要かもしれないが、

その展望を早い段階でえがいて国民に示し、

世論を大きく味方につけて、

野党界隈の政治勢力が焦り始めるくらいの

大きな衝撃を与える働きかけが必要だろう。


それを、誰が、どの党が、やるのかである。

大それた展望を打ち出し、それを実現させるための、

具体的かつ現実的提案、および実践。

そういうことが見えてくると、

国民もソワソワしてくる。

今回のネット選挙が示したように、

国民が、政権交代を促進する運動に主体的に

関わっていくし、また交替後の政権を支える

主人公になるだろうと思う。


日本の野党が野党たりえない理由
国政政党と選挙互助会の違いについて。
http://togetter.com/li/536739
自民に関する安心感としては、「暴走しすぎだ、それじゃダメだ!」という世論が大きくなっていったとき、それに耳を塞いで暴走してしまわずに、「そうだそうだ。それじゃダメだ」と、執行部を追い落とす反主流派が、自民党内に存在することにあると思う。
azukiglg 2013-07-21 03:34:11

「それじゃダメだ!」という輩が自民から分離して他党になっても意味はない。自民という枠組みのままで、「それじゃダメで俺に替われ」という、「暴走を不安視する有権者の声を、与党内部で汲み取る仕組み」がある点が自民の強み。
azukiglg 2013-07-21 03:35:05

だって、野党が役にたたねーんだもの。 QT @nekoguruma: 野党いらねぇ… RT @azukiglg: 自民に関する安心感としては、「暴走しすぎだ、それじゃダメだ!」という世論が大きくなっていったとき、それに耳を塞いで暴走してしまわずに、「そうだそうだ。それじゃダメだ」
azukiglg 2013-07-21 03:35:20

ですなー。「先鋭化と排他性」。 QT @Ponkom: @azukiglg 流石に民主党はここまでアレじゃないですが、反原発ガチ勢はものの見事にあの流れをトレースしてる感がですね。
azukiglg 2013-07-21 03:35:43

民主が巨大与党だったときに、「民主、それじゃダメだろう!」っていう世論に対して、民主は「党内でそれをする」ということに失敗した挙げ句に、大分裂をしてしまった。2007-09の自民の末期でも党割れはしたけど、「大きな残留者集団」と「一人だけで飛び出す複数小集団」という割れ方だった
azukiglg 2013-07-21 03:37:42

プロレス団体のインディペンデンス時代が到来かと思ったら、結局「大手とその他の小集団」に割れた挙げ句に、大多数の小インディペンデンス団体が消えていったのに似てる QT @nekoguruma: しかし自民→民主ときて、その後は少数政党乱立でグダグダかなーとか予想してたら、意外に自民
azukiglg 2013-07-21 03:38:41

まあ、プロレスも新日や全日から離脱していって独自団体として残ったものもあるんだけど、「飛びだしていって団体を作った代表者」が引退/死亡した途端に団体そのものが瓦解しちゃうってのが多かったとこも、政党とプロレスの共通点な気がする。
azukiglg 2013-07-21 03:40:01

三沢が死んでも団体が存続してるノアはエライと思うよ(`・ω・´)
azukiglg 2013-07-21 03:40:45

つーか、「立ち上げ創業代表」が抜けても死んでも党が党是を共有して存続、ってところに行けないところが、自民・公明・共産を除く比較的新しい野党の致命的な点だと思うですよ QT @Hiro_FUJI_Matsu: @azukiglg 経営者=有名選手でエゴが強い、って事がなければ続くん
azukiglg 2013-07-21 03:46:56

まーでも、「党議拘束ができない政党」と「党の顔たる看板政治家が失脚したとき、党を割らずにすぐに交替できる非主流派No2(3)が複数いない政党」、「負けたら従え、を強いる以外の方法で、道を譲った者に何らかの分け前を提示できない政党」は、大概長続きしない。
azukiglg 2013-07-21 03:50:36

維新の会は、橋下が失脚/斃れたときに、石原は橋下に期待されていた役割(大阪での)を果たせない。石原が斃れた場合、橋下は石原のような振る舞いをしても石原の支持者がそれを許容しない。平沼はそんなこと期待されてない。するともう、代替看板がない。
azukiglg 2013-07-21 03:52:35

維新の会で名前があがる政治家は、石原、橋下、平沼、せいぜい松井がちらほらする程度。つまり、カードが圧倒的に少ない。これはみんなの党も同じで、スポークスマンかつ絶対的な看板は渡辺喜美で、江田、浅尾、柿沢、参院の川田、松田、小野、山田、いずれにせよ「ヨシミの代わり」には小粒すぎて無理
azukiglg 2013-07-21 03:55:01

党の規模の問題と言われりゃそれまでだけど、この「人材の層の薄さ(=組織の貧弱さ)」が解消されないことには、「受け皿政党」の名乗りを上げるのは困難だろなと思う。「こいつがだめでもこいつがいる」という層の厚さは、同時に「トップは寝首をかかれる不安」を抱えることにもなる。
azukiglg 2013-07-21 03:56:20

維新の会は、「寝首を欠かせないために、派閥も作らせない」くらいに締め付けてるし、みんなの党はそもそも【統治能力のある政治家】がほとんどいないうえに、一騎当千系ではない政治家を内部で育ててない。(一騎当千系は育てなくても自力で戻ってくるし)
azukiglg 2013-07-21 03:57:29

ヨシミがそうだったからってのはあるんだろうけど、「自力で国会に戻ってこられる政治家が作った政党」ってのは、人材育成に失敗してるとこが多いように思える。「自分が挫けた後も自分(達)の政策を引き継いでいける後継者を常に育てる」ということができないが故に、野党は不安が残る。
azukiglg 2013-07-21 03:58:34

同時代の人気者に3年ほど任せるなら野党でもいいんだろうけど、政治は何十年にも亘る継続性とそれを裏打ちする安定性が重要なわけでさ。その意味では、民主には泥を啜ってでも存続して欲しいという気持ちはある。
azukiglg 2013-07-21 03:59:50

交替可能な受け皿政党を使い捨て続けた挙げ句に、右派も左派も自民に頼るしかなくなるのは、民主的政党政治にとって健全とは言えないというか、「有権者と憲法と野党の不備と能力不足」で生じた瑕疵に対する責任を自民に求めすぎる気がするというか。
azukiglg 2013-07-21 04:01:07

だからといって、「無能者を残しておく」のは本末転倒。自民と公明と共産は(公明は一時期存在してない時期があったけどw)、その意味で「党是の継承と党の存続」にちゃんと成功している。民主は創業オーナーだった鳩山が消えて,長老も消え始め、後は菅直人が消えてなお党が存続できたら本物と思う。
azukiglg 2013-07-21 04:03:10

まあ、菅直人に関しては「早く消えてくれ」と願ってそうな気がしないでもないけどw、政党は創業者がいなくなってからが本番だよ(´Д`)
返信 RT お気に入り azukiglg 2013-07-21 04:03:39


<コメント>

ところが「野党が全く不要」かというとそうでもない。自民党の中が割れたときに、「自民党反主流派+野党」が過半数になる事によって予算が止まったり不信任案が通ったりして自民党に変革を促すという効果がある。
Dam_midorikawa 2013-07-21 10:15:36 17

つまり「政権交代はないが自民党の中が野党とあわせて実質的に状況を変化させる」という「1.5大政党制」と言ったほうがいいのかもしれんな
Dam_midorikawa 2013-07-21 10:16:24 1

何はともあれ、一定の組織的柔軟性はあるのですね。
k2train 2013-07-21 11:24:51 0

自民というのは民政党を党内野党にした政友会なのです。これが理解できない政治家は必ず負けるでしょう。
Yoshikun21c 2013-07-21 11:54:48 8

そもそも政治プロセスにおける政党の役割も理解しないで、議会の数合わせだけで、理解しようというのが間違ってる(爆
softhitter99 2013-07-21 12:12:52 0

連立したりしなかったりする他の政党は、自民党の「党外派閥」でもあり、「党内野党」と「党外派閥」のバランスを考えられる政治家だけが自民に残り、それができないかわからないで自民を飛びだした思い込みの激しい子が、自民OBとしてまた別の党外派閥を作ったり、或いは【思い上がったり】する(・ω・)
azukiglg 2013-07-21 13:14:39 17

今の自民党非主流派が十分に機能しているのか心配なところはあるけど、そういう自浄能力を持たなくなった大政党は、少数政党の乱立より危険。
Meisou_AK 2013-07-21 13:16:40 4

あー、歴史if小説で、もし徳川家康が真田幸村の一騎駆けで殺されていても、もう家康は徳川体制を作っていたから結局豊臣方は破れていただろうというのがあった。んで現代、尊敬する歴史上の偉人に坂本龍馬を挙げる奴ほどには家康の名を挙げる人がいない。
tennteke 2013-07-21 13:17:40 7

私もあんまり詳しくないから間違ってるかもしれないけど、昭和中期型の「強い後援会」に支えられていた政治家像から昭和後期に「支持層を固める」に変わって、今ではそれすら通用しない時代で、新しい組織や会を作ることができる政治家がいないのかね。
tennteke 2013-07-21 13:20:19 2

与党が選挙で議席を減らさないと(=野党が議席を増やさないと)、自民内の非主流派閥にとっての主流派閥に対する攻撃材料がないわけで。結局、野党は必要。
Mikoyan29 2013-07-21 13:54:45 0

政権を取った後の自己シミュレーション結果に抜けがあるうちは、ただの烏合の衆でしかない。
kazu000001 2013-07-21 14:49:41 0

御意。民主党もリーダー不在、かつ党首の暴走を止められない、という点では同じですね。どの野党も党内でコミュニケーションが取れておらず、党首が党内のコンセンサス抜きで私見をぶちあげて物議を醸すという未熟ぶりが情けないです。
midorikurage 2013-07-21 15:15:29 2

悶々と考えてたことを、すべて丁寧に語ってくれてありがとう……。 確かに法案を通す際の議席数くらいしか、今の野党は役割を担えない。 できたばかりの維新、ヘッドが変わりつつある民主党、先に「継続できる体勢」になって初めて自民党に対抗できる。 昨今じゃ無理だ。
noren111 2013-07-21 15:21:23 4

民主党の根は深いから、個人的には維新の集団性を期待したいけど……後継者の生産性を考えると確かに見通し悪いなぁ(-_-;) 正に野党が野党たりえない理由だ。
noren111 2013-07-21 15:26:11 3

民主が再度与党になるには小沢のいた9年を再度学ぶことが重要。選挙に勝つための戦術は肌でつかんだはず。次はなにをしたいのか、を考えるフェイズ。
Yoshikun21c 2013-07-21 15:41:32 1

@tennteke 龍造寺隆信が死後は鍋島直茂に委任する体制を作って、野戦で没した後も家中が分裂しなかったように、ですね。
Seto_yasu1987 2013-07-21 17:13:48 0

今の自民に党内野党とか無いでしょ。そんなチェック機構があったら、あのレベルの憲法草案とかあり得ないだろJK
elcondor 2013-07-21 17:19:06 5

纏めで仰ることは納得。しかし、最近の自民党には非常に党内野党の勢力を削いで純化しようという雰囲気を感じるのも確か。尚且小選挙区制になったので有権者が党内与党か党内野党か野党かの三択で選べなくなったのは、かなり大きい問題じゃないかと。
ta1000islands 2013-07-21 17:49:32 2

しかし、昔自民党に居たけど離党した議員って見事なほどにろくな奴居ないよね。。。 ところで「草案」にレベル問うてドヤッ顔している人居るけど頭大丈夫か・・・ 「草案」の意味が分からないのか。。。
hiroppe3rd 2013-07-21 17:55:18 8

野党に「マスコミからの反対意見」がほどんどない、というのも思い上がりの激しい野党を作り出す原因になってると思うんだけどね。
neologcutter 2013-07-21 19:27:38 4

まあ日本の場合、唯一政権党たる自由民主党の内部派閥による様々な調整が本来国会で野党が担うべき役割を果たしてきたと考えている。民主支持の本質は「よりマシな妥協案の模索」であり、その意味からすると国会での野党よりも自民党内の内部派閥の方がずっと民主主義政治をやってるんだよなあ。困ったもんだ
IncogNeat 2013-07-21 19:34:43 6

これから叩き上げていくための草案なんだけど、草案見ただけで自民は徴兵制復活させようとしてるー! とか言い出す人って、韓国が「SF条約草案に竹島を日本領から外す」ってあるから独島は韓国領! とか言ってるのと同じくらいのレベルに思える。
super_aaa 2013-07-21 19:36:26 8

@elcondor 昔はそういう意見を出した後で護憲派大御所議員が苦言を呈して立ち消えになるのが常でした。今の自民は護憲派で苦言を呈する人が河野太郎など陣笠しかいません。
yoshikun2009 2013-07-21 19:42:44 0

若かりし頃の俺は派閥の論理で動いてるという理由で自民党をdisってたものだが、実は派閥の力学のお陰で長い間暴走せずに済んでたってこともあるのね
Tuny1028 2013-07-21 20:50:14 5

要するに共産党はあらゆる意味で確かな野党である、という事でよろしいか。
daken3gou 2013-07-21 22:19:31 1

自民の暴走って概念がよくわからない…公明がついてるから大丈夫でしょ?自民が暴走して見えるなら、そういった政府を多くの国民が望むからだし。自民という政党は合議制n政党に見えるよ。暴走なんかありえない気がする。それでも内部でストップがかかれば、何々派がーとか言って不信感もつ国民もいるから、ストッパー機能を公明に外部委託してるみたいに見えるんだけどなー
tonkosama 2013-07-21 23:27:06 2

日本の野党は、政権与党をとっても、政権運営能力がないからな。30年、40年と議員をやっていながら、実際に、政権与党をとっても、丸で何もできずに終わるとか、「何、コイツら、マジでツカエネー。今まで、何をやってたの? カネ返せ」という感じ。これからは、政権を担えない政党は、イランよ。
skryta 2013-07-22 06:14:36 2

冒頭2ツイートに同意した上で、自民政権下における野党の最大の問題点は「賛成の反対」を唱える事が手段ではなく目的になってる事だと思う。あるいは「反自民」を唱えると称するべきか。
tikuwa_zero 2013-07-22 14:06:58 4

私の知るかぎり、英米欧、どれも、経済界や独立事業者支持の右派と、労働界支持の左派がメインストリームになっているのですが。地方過剰代表の選挙制度の不公平さも大きいが、政党、労組、ともに反省が必要かも。
kiyotaka1974 2013-07-22 21:49:41 0

自民が今日までの間、党内野党が目立たなかった理由は、「足場が固まってもいないのに、身内同士で揉めてる場合じゃない」というのを07-09年に経験したからだと思う。05年の衆院掌握と07年の参院失陥によるねじれが起きた後に、まだ05年からの「大与党気分」が抜けなかった面々が、党内野党を作らずに離脱分裂した。でも、離脱分裂した連中のほとんどは「埋没してしまった」。自民内部にいれば注目される執行部への反発も、外に出てしまうと注目されない。舛添とか邦夫とか浪人時代の平沼とか。
azukiglg 2013-07-23 10:29:04 5

それを見てるから、「党の外に飛び出して小野党になるのは政策目的達成を考えればリスクが大きい」しかし、「衆院が大与党でも参院が掌握できてない時期に、身内同士で揉めるのもリスクが大きい」。だから、【参院選前まで】は党内野党は活性化していなかった。
azukiglg 2013-07-23 10:30:31 5

が、これから衆参ともに不安がなくなってきて、与党内部の政策闘争という機会ができてくると、今度は与党内部での駆け引きをする余地が出てくる。今の安倍内閣内ですら、麻生・谷垣は安倍とは政策が必ずしも一致してないわけで、協力体制は無限に約束されてるわけじゃない。
azukiglg 2013-07-23 10:31:54 7

だから、参院選がおわったこれから、「挙党一致」だった安倍体制に弓引く派閥(=党内野党)が出てこないとも限らない。ただ、これで衆参ねじれが解消されたとは言え、参院民主は未だに58の大勢力であるわけで、キャスチングボートを握る公明が叛意すれば、自民単独では115で参院の単独過半数に届かない。
azukiglg 2013-07-23 10:34:40 7

この状態を「未だ、党外を警戒すべき」と考える政治家は、挙党一致の継続を考えるだろうし、「公明は事実上の自民の一派閥。叛意はない」と考える政治家は、党内野党という火種/ブレーキになるだろうし、「いっそ公明を切って、民主か維新の会と連立すればよい」という政治家は、政局勘と人を見る目がなさ過ぎるので、以後は注意深く見る必要があると思う(・ω・)
azukiglg 2013-07-23 10:36:49 7

後援会と支持層は基本的に同じものだと思うんだけど、後援会は同時に「支持層の声を吸い上げる装置」「資金的援助をとりまとめる装置」でもある。で、昭和中期以前と昭和後期以降だと、社会の雇用の形が大幅に流動的になってきているので、同じ職業=利権を共有するものが一定しない。このため、それらの職業者集団とそれを代表する機関の価値が減じている。故に、「○○○協会」「○○○組合」みたいなものの影響力がかつてより減っているのだと思う。
azukiglg 2013-07-23 10:41:34 5

例えば脱原発でも児ポ法附則二条反対でもいいんだけど、そういう「論を同じくする集団」はあるけど、それらの意見をとりまとめて政治家にロビーする団体、その団体を「利権代弁者」として認める集団、みたいなものが形成されにくい。リーダーに従うこと、リーダーに委ねること、ってのを最近の人はしたがらないので。(情報の入手手段についてリーダーに依存する必要がなくなったせいだとも思う)
azukiglg 2013-07-23 10:43:22 4

故に「特定のリーダーや窓口団体に、情報提供や陳情を委任して任せる」ということを有権者がしなくなった=一定の意見を束ねることが難しくなったので、政治家は「誰の意見をチョイスして、その選んだ意見の賛同者がどのくらいいるのか=票田の規模が読み取りにくくなった」。
azukiglg 2013-07-23 10:44:37 4

結果、「新聞、テレビ、雑誌での論調」を頼りに政策を作ることになり、「今、時代は反原発!」というマスコミのムーブメントを真に受けた結果が、昨年末の衆院選で脱原発を掲げた政党が壊滅したという事実に繋がるのでは、と思う。政党側も「有権者の本当の意向を汲み取る能力が低下している」のでは、と。
azukiglg 2013-07-23 10:46:17 5

現在進行形で国民の多数派意思というヤツを最も反映している政党は自民党だろうと思うがねえ。その自民が暴走する時ってのは、国民自体が暴走始めてる兆候じゃないのかと思える。
G3104 2013-07-23 10:51:54 2

自民党の暴走より、野党の暴走のほうが気になるな。野党の小党乱立ぶりが新左翼のセクトみたいに見えてしかたないので、70'sの歴史をなぞりそうな気がしてくる。特に劣勢から一発大逆転を考えそうな勢力をチェックしておいた方がいいだろう。たぶんマスコミはノーチェックどころか扇動しそうで役に立たないだろうし。
kazu000001 2013-07-23 12:07:55 3

自民党内の反主流派の存在と、それゆえの自民党の懐の深さについてはまさにその通りだと思うけれど、衆院中選挙区制時代の自民党と小選挙区制変更後の自民党とではまたちょっと質が変わってると思う。
返信 northern_shower 2013-07-24 21:56:54 1



脱原発七夕デモで、叫ぶ

2013-07-07 17:43:00 | 活動報告
原発再稼働反対の毎週金曜行動に関わってちょうど1年。

昨日の七夕デモではとても嬉しい事がいくつもありましたが、特に喜べたものは次の事。

6・2NO NUKES DAYから1ヶ月というわずかの準備期間で、しかもいらんちゃ☆原発@富山の仲間達も様々な困難にぶつかってきた中で、七夕デモが、北陸3県から70名の参加で成功したということ。

もう1つは、

いらんちゃ☆原発@富山のFBページにいつも「いいね」してくれていた京都の方が、はるばる富山まで駆けつけて下さった事。「今度の七夕デモはどうしても行きたいと思っていたんです」と。ご出身は富山市だそうです。

縁もゆかりもなかったわけですが、同じ思いの人達がこうやってSNSでつながり合えた事は感動的でした。

頑張ってきた甲斐があったなあ。としみじみ。

私は司会とコールをやらせていただきました。

選挙がらみでほとんど準備にかかわれていませんでしたし、参加すら危ぶまれていたのですが、

「絶対に来い」

という仲間達の熱い熱いラブコールが組織を動かし、何とかギリギリで参加できることになったのでした。

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