旧・坂本ひろし活動日誌(2005~2014.8)

日本共産党・坂本ひろしの活動や日々のつぶやきを掲載。OCNブログ人サービス停止に伴いgooブログに記録。

NHKクローズアップ現代「日本のクワガタが危ない」

2006-01-30 23:56:00 | 日記・エッセイ・コラム

Etv01

いつもいろいろ勉強になる、ETV特集(NHK)。

いつものように、朝、新聞テレビ欄をチェックしたら、表題の番組を見つけたので、早速録画予約。

「想像したとおり、深刻な事態になっている!」が視聴後の感想でした。

 空前のクワガタブームの中で、とくに人気が高い「オオクワガタ」。このクワガタが、世間では1匹数万円、高いものは10数万円と値がついている。Etv06 番組では、1匹14万円の値がついているものが紹介されていました。

インターネットで検索したら、出てくるわ出てくるわ、このオオクワガタの魅力にとりつかれた人たちのHPやらブログやら・・・。

 確かに、独特の黒光りする頑丈そうな体つき、低重心なやつは、どことなく戦車を思わせる「強そう」なイメージ。

 私も子どものころは近所の林や山へ、庄川本流にあるダムサイトへ、外灯のある場所へ、とクワガタやカブトムシを探しにいったものです。コクワガタ、ノコギリクワガタ、ミヤマクワガタが普通みられるもので、カブトムシはあまり見つからない。ヒラタクワガタもあまり見られらない・・だいたいこんな感じでした。オオクワガタなんて図鑑の中でしか見ることができませんでした。富山県では少ないのかどうかしりませんが、とにかく見たことも、手にしたことも一度もなかったのが、オオクワガタでした。

 それが、いまや、昆虫ショップやペットショップなどへ行って金を出せば簡単に手に入るというのですから、ずいぶん変わりました。カブトムシの類は「捕まえる」というのが常識だったけど、今や、「買う」時代です。

 とにかく、ネットオークションをはじめ、あちこちで、虫が金になっているのです。「黒いダイヤ」などと言われているようです。

Etv02_1  金にするためなら何でもありということで、オオクワガタの産地(?)というのか、オオクワガタが生息しやすい環境の里山では、その幼虫がすんでいるクヌギやブナの木を次々削って捕獲していくというやり方が横行しているというのです。材割(ざいわり)というそうですが、120年、130年の木がこれによって死んでいく。大変な被害をこうむっており、警察がパトロールするほどひどいそうです。

Etv11  クワガタは枯れ木や、生きている木でも枯れている部分のなかで卵を産み、その幼虫は数年かけてその木の繊維を食べて成長していきます。番組によると、幼虫は木の繊維を食べながらそれを体内の微生物の力で分解し、あらたな栄養分を作り出しているそうです。実はこれが里山の生物の循環にとって重要な役割を果たしているというのです。いわゆる食物連鎖のピラミッドの最底辺で重責を担っているのです。乱獲によって、オオクワガタが消えてしまった里山が生まれている。大変な事態に直面しているのです。

 外来生物法が施行されてブラックバスの問題についていろいろ考えをめぐらしている過程で、動植物の輸入が急速に拡大し、そのことが日本全国でさまざまな問題を起こしているということを心配していました。日本には居ない生物があちこちで発見されるー琵琶湖でピラニアが捕獲される最近発見報道があった外来生物ーなどです。

Etv10_2  番組では、珍しい世界のクワガタ、カブトムシが輸入され、それがいつの間にか野外に放たれ、全国で発見されているといいます。しかも、単に発見されたというにとどまらず、すでに定着している痕跡もあるというのです。

 心配されるのは、交雑が進行してしまうということ。日本古来のクワガタやカブトムシが何百万年かけて日本固有の形態に進化してきたのに、外来種と交雑することで、そのDNAがあっという間に書き換えられる。

 輸入だけでも規制できないか、番組でもそう問いかた上で、環境省の役人の言葉を紹介。「特別なルールをつくると貿易摩擦の火種になりかけねない」、「国内で飼育の規制がされていないものを、輸入禁止にすることはまずい」という理由から、それは見送りになったそうです。環境の問題を、貿易摩擦の問題で後回しにしていいのか、と思いました。

 出演された大学教授は、「問題は、金で虫が買えること、本来日本に居ない虫を簡単に手にすることができる不自然な状況にあることだ」と言っていました。それはその通りです。しかし、番組の限界もあったのでしょう、禁輸は難しいという前提にたった上でどう対処するかという話に終始したのが非常に残念でした。つまり、当面は「野外に放さない」ようにするしかないとか、それは大人のマナーやモラル、学校の授業などでの啓蒙活動による努力が大事だとかというものです。確かにそれは必要なことだけれど、現実に迫られている問題を解決するには、あまりにも弱いと思うのです。そういうやり方では、もう手遅れになるというのが私の実感です。専門の教授らしく、「やっぱり、輸入禁止を一刻も早く決断すべき」と一言でも言ってほしかったですね。


立山町町議選で、後藤智文さん、リベンジなる。

2006-01-30 05:59:20 | インポート

 29日投開票が行われた、立山町議会議員選挙。

01_6  日本共産党から立候補した、後藤智文さん(元)が、見事当選しました。

 前回30数票差で涙をのみましたが、今回は、17人中7位でみごと上位当選となりました。議会で共産党が居なくなって何でも賛成のオール与党議会じゃダメだ、という町民の声が反映したと思います。

 また、コイズミ政治のなかでますます町民の生活は苦しくなっています。国保税の引き下げ、小学校6年までの医療費無料化、介護保険料利用料の軽減、役場に農業相談窓口設置、下水道の早期実現、など切実な要求をかかげたことが、多くの方の支持を集めることになったと思います。

 01_5 私も呉西地区からビラ配布の応援にいきました。

 02_3 しかし、立山も雪が多かったですね。

 冬の選挙は本当に大変。ビラひとつまくのに、夏場の2倍3倍の時間がかかるのですから。

 名前の連呼だけに終始する候補者ばかりの中で、こうして雪の中でも苦労して一軒一軒にビラを届ける共産党の活動は、(共産党に有利になっているという意味にとどまらず)有権者の判断材料を提供する重要な活動になっていると思います。

 いずれにしても、選挙で議席を増やすというのは気持がいいものです。

<資料>

当 1  石川 孝一   1,381
当 2  町田 信子   1,369
当 3  坂井 立朗   1,300.12
当 4  村田 昭    1,290
当 5  細川 均    1,273
当 6  村井 隆夫   1,200
当 7  ごとう 智文  1,193
当 8  さとう 康弘  1,193
当 9  米田 としのぶ 1,170
当 10 伊東 幸一   1,128
当 11 たかしま 清光  1,083
当 12 くぼた 一誠   1,042
当 13 中川 光久   1,002
当 14 桑原 よねぞう 1,001
落 15 酒井 務     909.881
落 16 岡本 ゆきお   862
落 17 ひろしま 秀一  453

当日有権者数 22,831
投票者数   19,107
投 票 率   83.69%
投票総数   19,107
有効投票数  18,850.00
無効投票数  257
持ち帰り等 0


青年支部の泊り交流会

2006-01-29 17:16:00 | 日記・エッセイ・コラム

28日~29日、青年支部が中心となった泊り込みでの交流、学習イベントへ参加。8日にやった飲み会で、合宿しようという話がきっかけでした。

01_4  28日夕方、憲法問題を学習しようということで、憲法を守る富山の会事務局長の坂本義夫弁護士を招いて学習。(私の弟で富山中央法律事務所に勤務しています)会場にプロジェクターを持ち込んでの学習でした。

 憲法とはそもそもどういうものか、から始まって今日の自民党などの改憲案のひどい中身、憲法を守っていくためにどうするべきか、などまとまった内容でした。

 印象にのこったことは、憲法3原則が大事だといわれるが、その3原則は何のためにあるかといえば、「個人の尊重」にあるのだという話。

 憲法問題はホットな問題で、2006年の課題は憲法を守るたたかいだといっても言い過ぎではありません。その割には、まだまだ運動の盛り上がりは弱いと思います。若い人のなかで、どうやってこの問題を広げていくか、知恵を絞る必要があります。

02_2  学習のあとは、交流会となりました。久しぶりの面々で深酒となった人、朝まで語り合った人が居たようです。

 私は疲れていたせいか、布団を準備したとたん眠気に襲われ、そのまま朝まで寝てしまいました。

 酒を酌み交わすなかで、かねてから話が持ち上がっていた「資本論」学習を、「今年こそはやりましょうよ」と提案があり、「よっしゃ、やろうじゃないの」となりました。今回の合宿での成果の一つです。

 03_3 29日朝、みんなでおにぎりと味噌汁をつくり、片付け。

 会場を出た後、スポーツに向かいました。

 途中晴れ渡った山の景色を撮影。

 画像をチェックしたら、雪面にウサギの足跡が残っていました。

04_1  スポーツは、卓球、バドミントン、など。

 卓球コーナーの窓際に、虫がいまいた。寒いのに、よたよたと動いていたので、敬意を表して撮影。

05

 06

 久しぶりにバドミントンで、走り回りました。

 この10数年、まともに運動をしていないのに、頭の中だけは、中学・高校時代のまま。体がついていきませんでした。やっぱり日ごろから、少しでも運動をしておかなければいけません。

 リフレッシュした2日間でした。そして、思いを同じくする若い人たちが集まって交流するできたのは大きかったと思います。またこんな企画をやろうと話し合いました。


走行90000キロ。車がないと生活できないというのは・・・

2006-01-26 21:16:00 | 日記・エッセイ・コラム

9

2001年2月に乗り始めた現在の車。約5年間の走行距離はついに90000キロを超えました。記念にパチリ。どうでもいいことですけど。

 2002年4月~12月まで9ヶ月はのっていませんから、実質4年と2ヶ月。50ヶ月で90000キロなので、ひと月平均1800Kmです。今度の2月に車検ですが、その次にくる車検まで2年乗れば、計算上12万3千Kmに達する計算です。走行距離は最近2年間はさら増えているので、それを考慮すると13万Kmはいくと見込めます。だから、今回の車検で最後になるのではないでしょうか。

 7年間で100万円台の自動車の代金が消えていく。間に車検・整備料金、事故などの修理代、ガソリン代、などなど。金食い虫の消耗品です。しかも高い高い消耗品ですね。富山県(のような田舎)では、こんな経費を、県民1人で捻出しなければならない。なんかおかしいなと。

 それにしてもいつも思います。車がないと生活できない社会の不便さ。

 富山県では、多くの人が通勤には車を利用しています。私の場合、通勤の所要時間は早くて40分、渋滞がひどければ1時間以上、一日往復1時間20分~2時間が運転中です。ラジオを聴くのはそれなりにストレス解消にもなるし、ニュースのチェックもできるし、音楽のヒットチャートの様子もわかるし、いい面はあります。しかし、それだけのための時間としては、やっぱりもったいない。もしこれが電車通勤で同じ時間が使えるとしたら・・・。

 読みたい本が読める。新聞もじっくり読める。一日1時間そのような時間がとれたら、1ヶ月20時間とか30時間とかの時間になるわけですから。1年間ならすごい時間。ほんと、もったいない。

 個人的な損失だけでなく、社会的損失の悪循環もひどい。

 車がある限り、道路整備をし続けなくてはならない、便利さをもとめて車の購入・増大、渋滞の発生。渋滞緩和のための道路整備(バイパス整備など)。道路が整備されたら、さらに走行する台数は増えるというジレンマ。道路整備の負担は、税金ですよ。私たちが収めている税金。郊外型のショッピングセンターの乱立、それと機を一にして田んぼをつぶして住宅団地造成。そして交通事故も多発。化石燃料の浪費。あげればきりがない。

 車がないと生活できないという大前提をつくりあげたうえで、まちづくりをするのはもうやめる時期では?とつくづく思います。そんな流れはヨーロッパでも作られていますが、まだまだ日本は遅れている。

 「車がなくても生活ができる社会」をつくらないと・・・環境面からも、経済面からも、人間らしい生活を取り戻すという意味でも、本当に焦眉の課題です。

Photo_11以前、こんな本を面白く読みました。すっごく参考になりました。ぜひ一読を。

環境問題の未来シリーズ1「くるま社会」(旬報社)
宮本憲一+聞き手・山岡寛人 著
定価 987円/2004年11月20日発行/ISBN4-8451-0827-5 C0036

旬報社HP
http://www.junposha.co.jp/index.htm

追記

 表記がまちがっていました。90000万キロではなく、90000キロでした。S伯さんから、「坂本さんのクルマは9億キロも走れるんですねーすごい」「N本さんとそんなクルマがあるのかと感心してました」とメールが来ました。私のミスです。


注文ミスでカレーそば。

2006-01-26 14:52:30 | 日記・エッセイ・コラム

 事務所の近くにある、東京亭さん。時々利用します。そばがおいしいので。

01_3  お得な昼のセットメニュー、お楽しみ膳が定番です。そばまたはうどんに、どんぶりなど一品とつけものなどが入って、800円。

 この看板がまだ店内にかかっていたら、注文は可能ということで、いつも玄関からはいったらまず確認します。

 今日昼に寄ったら意外にお客さんが少なく、この看板はかかっていました。迷わず、注文。
 このお店は手打ちのそばがなかなかおいしいので、お楽しみ膳の場合はいつも、そばを注文するのが常套手段になっています。しかし、これが裏目にでました。
 メニューをよく確認しなかったのが失敗。メインの麺は、てんぷらカレー「うどん」だったからです。
02_1  

品が到着してからそれを知りました。残念至極。


やはり「カレー」の場合は、「うどん」に限ります。

お店の宣伝をしておきましょう。

03_1 そばは、ホントおいしいです。

東京亭
高岡市金屋町2-33/0766-22-4539
http://www4.nsk.ne.jp/tomimen/takasibu/sobadokorotoukyoutei.htm参照

 近辺の金屋町は情緒あふれる町並みが保存されていて観光客もよく見かけます。

歩いてすぐのところには、映画「8月のクリスマス」で舞台となったカメラ屋さんもあります。

高岡市金屋町5-15/映画「8月のクリスマス」記念館≪鈴木写真スタジオ≫

http://www.senmaike.net/kanaya/8x/