外食産業、「居酒屋」一人負けはいつまで続く?という問いに対して

2018年04月29日 | 独り言



外食産業一筋、居酒屋勤務何十年というベテランですら頭を悩まされているのだからその脱却方法を関係者はご存知だろうが結論から言って

「人」その人間に対して個々の人材教育だと俺は思っている。

車いりません、お酒飲みません、彼氏、彼女いりません。そんな若年層でも車は維持費が大変だが、お金がそこそこ有り、まあ飲むとしても週に1回程度なら財布の紐もそんなに固くはならないはずだ。そこそこ酔って異性と話すことは悪くない。

だったらカラオケでいいじゃん。というが周りの雰囲気は悪くないのも居酒屋だし、一度行って居心地が良ければ店の人とも仲良くなれる。

常連気取りは嫌われるが。

お客が来ないのに原料は上がりメーカーも値上げなら店の単価を上げるか?内容を減らすか?
「そうじゃないと店が潰れてしまいますよ」なんて声が聞こえてきそうだ。

ただ若年層も中年のおっさん達もリタイヤした人も「孤独」は御免だ。それにたまには「うさ晴らして、悪口言ってストレス解消」なんてあっていいのだと思う。

居酒屋だから酒を飲まなきゃいけないというルールはないし、(なんか新橋にあったな飲まないお客お断り)それはターゲット明確、サラリーマン天国の場所だからだろうが、すべての店はそうではない。

ランチ始めたり、デリバリーにお持ち帰りとやることは分かっていても身体がついていかない人も居る。

SNSで宣伝しても効果なし。

でも繁盛している店はしている。

それはその店のカラーだ。盛り上がりのお客に蚊の鳴くような声のスタッフでは。。。
かと言って静かなムードの店にスタッフうるせえ!!みたいな店もある。

俺は嫌な奴と高級料理と仲のいい奴とスナック菓子で飲む。どっちがいいと問うと大半が後者だ。

店のコンセプトはそれぞれだが幅広い層なら高い料理や酒、その逆もあっていいし、子供うるさい。と言いつつ子供連れて行く店に飽きたり居酒屋メニューが好き!!というお客様はいるがそれも店の入れ方次第で解消可能だ。

GW、夏休みに出国ラッシュというリッチな方はいいが、大半は地元近郊でのんびりしている数の方が圧倒的に多い。

美味いに越したことはない。酒はどこで飲んでもビールはビール、酎ハイのもハイボールもソフトドリンクもだ。

人が人を呼ぶ。店が忙しければテンパる店長に板前さん。怒り爆発寸前のイライラMAX。

そりゃバイトだって辞めたくなるさ。

仕事終わりにお疲れの一杯でも出してあげてよ!!

そんな家族のようなお店にスタッフは出来れば長く働きたい、お客様も「このお店雰囲気いいから好き」となる。

ただ厄介なのが同業者がSNSで嘘書き込みすることだが、これは「石川・加賀市議が飲食店中傷のネット投稿、罰金30万円」が記憶に新しくそんなことしても必ず報いは跳ね返ってくるのだ。

一人負けだの不況だの○○離れの前にやることは一杯あるのだ!!