国民栄誉賞

2018年03月05日 | 独り言


凡人から言わせれば全く縁のない賞。

でも、国民栄誉賞って本当に貰って嬉しいのか?と思うことも有る。

「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えること」とある。

生前に貰えたら、上げた方が良いと思ったがその十字架は重いのかもしれない。

飲んで騒いだら、合法のギャンブルをやっていたら「あの人国民栄誉賞貰った人でしょ?」なんて思う人もいるかもしれない。

その道のそれにおいての賞とは訳が違うのが国民栄誉賞だろう。政治的背景もプンプン匂う。

野球が好きな私はMVPなり沢村賞なりは嬉しいが、この賞の本来の目的とかけ離れた重圧がある気がする。

一生の生活を面倒を見て欲しいとは言わないが後世を育てる環境の援助はあっていい気がする。

最高の栄誉と思われる賞は、引退したり、その道とは別の道を歩む、歩みたいが出来ない気がしてならない。

思いっきり評価され、思いっきり余生を過ごす時間が、あしかせにならない賞であって欲しい。