過酷なメジャーリーグ

2017年09月03日 | MLB


今日、ダルビッシュが11敗目を喫した。11敗もしたのだ(現地9/2現在)

日本でも最高の投手だった。

今でもフォーシームとカーブもえげつないと言われ、「多くの」スライダーと投球ホームも変えてもこの成績なのだ。
野手で活躍している選手は今、正直居ない。
成績も残し、やれる自信もあるのにチームの方針は選手には変えられない。

そしてプレッシャーはあるが俺個人の意見では「心技体」で大事なのが「体」だと思っている。無論、全てが欠けてはならないが「心のコントロール」は出来るはず、技術も紙一重に挑戦し、今までの積み重ねで克服は出来るかもしれない。
しかし、体力は衰える一途を辿る。そこに162試合戦い、ポストシーズンに行けばデビジョン、リーグチャンピオンシップ、ワールドシリーズと約一カ月かかる。
162試合のレギュラーシーズンの前にキャンプはあるが「既に出来上がった状態で」選手は参加してくる。

移動距離は地区によって違うが長い移動だと1シーズン約50,000kmだ。(地球1周が約40,000km)
それから食事、移動先での調整、レギュラーでなくてもすぐ出れる身体づくりは怠ることが出来ない。

やはりプロの世界は体力には勝てないと俺は考えている。
技術的より静養やマッサージ等がより一層シーズン中でもこれからは求められるだろうか?

自分ではしっかり調整してても勝たなくては外される世界だ。

本当に過酷な世界に身を置くもの、そして結果が全てのプロの世界に容赦はない。
簡単に日本に帰って来い。などという人もいるが、こうした苦労を経て戦うメジャー選手達には同情なんて軽い言葉では片づけられない。

9月に入りポストシーズンに出るチームがそろそろ決まるが最後まで熱い戦いを見せて欲しいものだ。