「別れが人を強くする」

2009年01月15日 | エンタメ


「医療もの」のTVが未だ元気である。


少し前に、田宮二郎版から唐沢寿明になった「白い巨塔」
財前教授の総回診は年をまたいでのロングランで豪華キャストと大学病院の実態を取り巻く描写はなかなかだった。それからというもの放映時期は別として「医龍」「ブラックジャックによろしく」「救命病棟24時」「チーム・バチスタの栄光」は記憶に新しく、「Drコトー診療所」は高視聴率だった。

はずれのない医療ドラマの魅力はなんだろう?

無論キャステイングと脚本内容と言えばそれまでだが、身近にいそなドクターとそんなドクターいるかよ!!なんて思いながら回を重ねると「愛、憎悪、権力、派閥、葛藤、天才、クール、実態」等が浮き彫りになりながら、その入り乱れた脚本が最終的には、ドクターも人間なんだという強さと弱さも垣間見れるからなのだろうか?

それは視聴者独自に面白さを発見したり感じたりすればいのだろう。

それより今回のSP版のコードブルーで山下智久の最後のセリフがとても頭の中に残った。
それは「別れが人を強くする」というセリフだった。
普通なら分かれとはとかく寂しいものと捉えるだろう。愛する人、尊敬する人、同僚、そして親友との別れは辛いものだ。でも、考えると「別れが人を強くする」というのもうなづける。というかそれ位に強い気持ちで未来の自分探しにたくましく生きようというのがこのセリフに集約されている気がした。

コメント
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