曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

彼岸の入りですね

2022-03-18 | あれこれ

今更ですが・・・「ご来光の道」の画像追加いたしました

               

 

今日は彼岸の入りです

寒の戻りのような寒い一日でしたがお供え物やお花を買ってきて

仏壇前にしつらえた小さな祭壇に供えました

 

娘からおはぎとお稲荷さんを作って

お父さんの写真に供えたと

画像が送られてきました

粒あんのぼた餅とお稲荷さんは夫の大好物です

きっと喜んでいることでしょう

 

お彼岸は中日(今年は21日)を中心にして

前後3日間づつの一週間

ご先祖様への感謝の気持ちを込めて 

お墓参りや仏壇の掃除 お供えなどの供養を行い

自分自身の日頃の行いを振り返り、見つめ直すのが

古くからの習わしなのだとか・・・

これまでは

お彼岸というと「暑さ寒さも彼岸まで」くらいの 

認識しかありませんでした~~

なんという罰当たりなこと

 

それで少しお彼岸について調べてみたところ

チョッと興味惹かれることがありましたので

ご紹介したいと思います

(もしかして知らなかったのは私だけなのかもしれませんが

 

春分の日は太陽が真東から出て 真西に沈む日

浄土思想では極楽浄土は西方にあり

西方に沈む太陽に祈りを捧げて極楽浄土への

思いを馳せてきたのだとか・・・

また

春分(秋分)の日は

「此岸と彼岸が最も通いやすい日」と考えられたことから

この日に西に向かって拝むと功徳が施されるとも

信じられてきたそうです・・・

 

これまでは何気なくやり過ごしていた行事にも

それなりの意味があったのだ・・・と

夫が亡くなってあらためて

知った思いでおります

 

この時期にはまた

寒さに耐えていた草木が徐々に芽吹いてきて

春の到来を思って心弾みます

 

 

 

こうして春分の日が自然を讃え 生物を慈しむ日と

されているのも頷けます

日本においては二十四節季の春分と彼岸とが結びついている

特別な日・・・ということのようです

 

ついでながら春分の日には

「ご来光の道」と呼ばれる現象が見られるそうです

それは

太陽が北緯35度22分のラインを真東から昇って

真西に沈む際 西から出雲大社(島根県) 大山(鳥取県)

元伊勢(京都府) 竹生島(滋賀県) 七面山(山梨県) 富士山

寒川神社(神奈川県) 玉前神社(千葉県) の上を太陽が通り

一直線で結ばれるという現象のことで

各ポイントはパワースポットとして

人気があるのだとか・・・

アララ・・・残念!我が家の近場の筑波山は直線から外れているのでした(-"-)

 

「ご来光の道」に皆さん興味がおありのようですので遅まきながら画像追加 いたします(見えにくくて済みません)

 

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