曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

寒い日の楽しみ・・・

2022-02-22 | 絵  ③アレコレ

朝一の仕事は駐車場に吹き寄せられた

枯葉の掃除

ゴミ収集車が8時ちょっと過ぎに来るので

急いで掃かなくてはなりません

手袋をしていても

指はかじかんできてしまいます

これまでにない寒さです

陽射しはあっても冷たい風が吹いたり 

雨が降ったり

家にこもるしかない・・・

そんな日が続いていて

気持は何とはなしに沈みがち・・・

昨日は思い切って地元の友人を訪ねることにしました

折り雛を届けながらお茶のみに( ^^) _U~~

電話をすると『久し振りだね~~ 待ってるよ~』

もともとは彼女の亡くなったご主人と

利根川沿いの散歩仲間でした~~

東京で勤めていた夫を最寄りの常磐線の駅まで

送った後 利根川土手に出て

散歩をしていた頃

同じ時間に歩いていた彼女のご主人と

顏馴染になり

地元のことを教えて貰ったり

お宅にお邪魔したり 我が家に招いたりして

奥さんともすっかり仲良しになりました~~

彼女のご主人が亡くなって

3年経った今でも

時々遊びに行って奥さんと一緒に利根川沿いを

散歩したり お茶を飲んだりの

ホッとする 気楽な付き合いが続いています

まるで昭和の時代のお茶のみ仲間のような

こんな飾らぬつきあいも好きです

2つ年上の彼女はすっかり私のお姉さん

『一人暮らしは慣れたか、淋しくないか、

ご飯はちゃんと食べているか・・・』

などなど まるで さだまさしの

歌そのものに気遣ってくれ

帰りには畑でとれたほうれん草や

自家製切り干し大根など

いつもあるものを

持たせてくれます

それで

すっかりホッコリ気分になって

家に帰り

以前から気になっていた画集を開きました~~

 

イギリスの田園風景を描いたものなのに

利根川沿いの散歩道そっくりな風景や

 

お米の収穫風景と見粉う小麦の収穫風景が

出てきて目を疑いました

 

この画集は

トマス・ハーディの文学の舞台になった地域を

ベニングフィールドという画家が

描いているもので

イギリスに行った時ターナーの画集と共に

買ってきてそのまま書棚の奥に眠っていたものです

 

学生時代の一時期

ハーディの文学に惹かれていました

「テス」が有名ですが

ハーディを通して

内的運命・外的運命なんてことを考えさせられました

今ではそんなことは

すっかり忘れ果てていたと思っていましたが

それが・・・大いなる存在に

繋がっているのかな?

なんて思ったり・・・

 

               

見出し画像は

ムサビで学んでいた頃の遠近法の課題で描いた

近くの田んぼの風景です

ベニングフィールドの絵を見ていたら

このスケッチを元に

日本画を描いてみようか・・・

なんて気になりました(^_-)

 

最後に

「秘密の花園」の扉のような

ベニングフィールドの作品を・・・

 

この扉の向こうに素敵な花が

咲いているでしょうか・・・(^_-)

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