昨日は素晴らしい秋晴れでした
日曜は避けたいと思いましたが
明日は雨が降るらしい
ということで
紅葉には早いけれど 広々としたところへ行きたくて
思い切って筑波山へ行ってきました
片道約54キロ 私にしては久しぶりの遠出です
筑波研究学園都市を通り越して
目指すは筑波山神社下
ここからですと
男体山へケーブルカーで登れます
ところが駐車場がいっぱいで
グルっと回ってつつじヶ丘の大駐車場へ
ここもこんなに混んでいましたが
地下駐車場?へ誘導されてなんとか駐車できました
ここからは
ロープウェイで女体山に登れます
途中で見上げた空には
パラグライダーが悠悠と空を飛んでいました
画面の左右に1機づつ飛んでいるのがお分かりでしょうか
気持よさそう・・・
見ているだけで心広がる気がしましたヽ(^。^)ノ
ロープウェイの改札口
ハロウィンの飾りでお出迎え
ほんのちょっと紅葉が始まっていました
日本一広い関東平野の中に
筑波山だけが聳えているので頂上からは関東平野の眺望が楽しめます
標高871mの男体山
女体山(標高877m)本殿付近から見えた北側方面
大小の岩を登って本殿に辿り着けば、見事な眺望が楽しめるのですが
多くの人で賑わっていましたので登るのは止め
男体山方面への道を半分くらい行ったところで
おやつタイムで一息ついて
ロープウェイ駅に戻ってみると
長蛇の列ができていてびっくり!!
帰りの道も渋滞するのか・・・
と覚悟しましたが
拍子抜けするくらいスムーズに
帰り着きました ホッ(^-^)
ところで
「西の富士 東の筑波」と
昔から言われてきたようですが
広い関東平野の広大で平坦な景色の中に
ポツンと筑波山だけがある・・・
そんな中 東海道を歩く旅人が富士山を見て
次に目にするのが筑波山だったので
一見対照的な2つの山が対のように
語られるようになったのではないか
という話もあります
おまけに・・・
筑波山と富士山を対比する地方伝承をご紹介したいと思います
これは奈良時代の「常陸の国風土記」に紹介されている話です
「神々の親である祖先の神が子供たちである諸国の神たちを訪ねて回った時、富士山に着いたところで日が暮れてしまいました。 そこで富士山の神に泊めて欲しいと頼んだのですが断られてしまったそうです。 祖神は悲しみ『私はお前の親なのに泊めてくれないのか。 お前が住む山は冬も夏も雪に覆われ、寒くて人が登れない山になるだろう』と言いました。
祖神はそれから筑波山に登って、筑波山の神に泊めて欲しいと頼みました。 筑波山の神は食事を用意し、優しくもてなしてくれたので、祖神は喜び、筑波山には人が集まって神と共に、食べたり飲んだりできる豊かな山になるように・・・との歌をうたったそうです。」
この伝承の中で薄情な山として出てくる富士山ですが、ここ茨城では、春夏には見えなかった富士山が、秋からに冬になって空気が澄んでくると、西の方角に優美な姿を現します。 神奈川から茨城に転居するまで毎日眺めていた富士山ですので、私にとっては、見るだけで何故か心和む懐かしい山です。
夕日を背にした遥か彼方の富士山
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大分トリミングしました~~