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キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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無一文の億万長者

2009年06月23日 | 
無一文の億万長者

実はこの本は未読なんですが、「へぇ~、世の中には色々な人がいるんだな~」と感心しました。

納税額日本一の斎藤一人さんが、「収入(お金)っていうのは、神様がその人につけてくれた成績表」と言っていたのを思い出しました。

このチャック・フィーニーさんは、もう純粋に自分の仕事を一種のゲームとして楽しんでいるんだろうな。
普通の人間が、たとえば釣りをしたり、テニスをしたりするような調子で。
で、ゲームの得点であるお金は、それが入ってきた時点でもう満足で、後は世のため人のために使う、と。

仮に私が大金持ちになったとしても、ここまで禁欲的になれるかっていったら、絶対に無理だもんな~。

首相、「吉田茂と昭和史」など購入

2009年06月22日 | 
首相、「吉田茂と昭和史」など購入

「日本を賤しめる『日本嫌い』の日本人―いま恐れるべきはジパノフォビア」
  渡部昇一著

この本はこないだ本屋に行ったとき、タイトルが目に付いて気になってました。
閉店間際だったのでじっくり見れなかったのですが。
今度、チェックしてみよう。

ネットに触れる機会のない中高年が手にとってくれたら、と思います

井沢式「日本史入門」講座  ④「怨霊鎮魂の日本史」の巻

2009年06月18日 | 
『井沢式「日本史入門」講座
  ④「怨霊鎮魂の日本史」の巻』

        井沢元彦 徳間書店

井沢さんが日本史を語る上で、欠かせない三つのキーワード。
それが、言挙(ことあ)げ、穢(けが)れ、怨霊。

井沢さんによれば、「源氏物語」は藤原氏が、自らが滅ばした源氏の怨霊を鎮めるために書いたものとか。
だから天皇の皇子として生まれながら、臣下に下った光源氏が活躍する物語なのだ、と。

日本人の識字率が世界一なのは、平家物語の大流行があったから、とも。

面白い着眼点である。

最近読んだ本

2009年06月11日 | 
◆「運命を楽しむ 幸運の鍵478」
  曽野綾子 海竜者

 遠藤周作先生の親友、三浦朱門氏夫人。
 キリスト者として厳しく自己を律して生きる曽野さんの、
 シニックで冷徹に人生を見通す名言がぎっしり。
 奇麗事ばかり言うお花畑系サヨクの真逆の位置に立つ人。


◆「井沢式「日本史入門」講座
 ②万世一系/日本建国の秘密の巻」
  井沢元彦 徳間書店

 サーッと流し読み。
 井沢さんの日本史の本は独自の視点で本当に面白い。
 邪馬台国は「やまたい」ではなく「やまど」と読むのが正しいとか。
 なるほど。

◆「雨がふってもよろこぼう」
  嶋津良智 フォレスト出版

 筆者の人柄のよさがしみじみと感じられる好著。
 「目標設定は可能な限り低く」という項目に肯かされる。

最近読んだ本

2009年05月26日 | 
「ぼくには数字が風景に見える」
       ダニエル・タメット 講談社
 ※サヴァン症候群の天才が語る驚異の世界。

「世界毒舌大辞典」
       ジェローム・デュアメル 大修館書店
 ※世界といいつつ、フランスの毒舌が多い。

「父 吉田茂」
       麻生和子 光文社
 ※温かな吉田茂の人柄に触れる。

アウトロー100の言葉

2009年05月23日 | 
「アウトロー100の言葉」 山口智司 彩図社 より

◆「世界中の女の首を真珠でしめてご覧にいれます。」
    御木本幸吉(経営者)

◆「人生には不愉快なことがらが多い。だからこれ以上、不愉快なものを作る必要はない。」
    ルノアール(画家)

◆「私はまだ、映画が良くわかっていない。」
    黒澤明(映画監督)

◆「平和と幸せと嘘八百を贈るぜ。」
    ジミ・ヘンドリックス(ミュージシャン)

◆「勝つ、負けるは別にして、大山空手は後ろを見せない。」
    大山倍達(空手家)

仕事は問題解決である

2009年05月22日 | 
社会に出たら勉強してはいけない。
仕事は問題解決である。
自分の足元にある問題を解けば良いのだ。
<中略>
知識ばかり仕入れても、本質的な問題は解決できない。他社の事例の問題を勉強している余裕があるくらいならば、自分の足元を掘ることが先決だ。

         『残業はするな「前業」ZENGYO をせよ』 久垣啓一 大和書房

「自分の感受性くらい」 茨城のり子

2009年05月20日 | 
       自分の感受性くらい


     ぱさぱさに乾いてゆく心を
     ひとのせいにはするな
     みずから水やりを怠っておいて

     気難かしくなってきたのを
     友人のせいにはするな
     しなやかさを失ったのはどちらなのか

     苛立つのを
     近親のせいにはするな
     なにもかも下手だったのはわたくし

     初心消えかかるのを
     暮しのせいにはするな
     そもそもが ひよわな志にすぎなかった

     駄目なことの一切を
     時代のせいにはするな
     わずかに光る尊厳の放棄

     自分の感受性くらい
     自分で守れ
     ばかものよ

            (茨城のり子詩集「自分の感受性くらい」より)


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何でもかんでも自民党のせい、麻生のせいと無理やりバッシングへ結びつける下衆な野党とマスコミには吐き気がします。
まあ、「中の人」は同じ、特亜なんですけどね。

「アラブの格言」 曽野綾子

2009年05月17日 | 
「アラブの格言」 曽野綾子 新潮新書 011


名言集や世界各国のジョーク集などが好きで色々読んで来ましたが、これほど私のハートにスマッシュヒットする格言集はなかったといっても過言ではありません。

私は前世、アラブ人だったのでは?と、本気で思ったくらいです。

政治が歪める公共事業―小沢一郎ゼネコン支配の構造

2009年05月14日 | 
政治が歪める公共事業―小沢一郎ゼネコン支配の構造

序章 公共事業は本当に地域住民のためになっているか
第1章 新進党の建設業界締めつけ選挙の実態
第2章 一心同体の新進党県議と建設業者
第3章 復活した仙台談合組織
第4章 大型公共事業と政治家の関係―ダムと小沢の長い関係
第5章 北上山系開発の巨大なツケ
第6章 土木業者と政治家を太らせる農業対策
第7章 土建優先で枯渇する市財政
第8章 「洪水防止」を口実に利権事業を仕立てる
第9章 新たな政治利権を生み出す公営ギャンブル
第10章 メディアと建設業者と政治家
終章 公共事業改革へむけての提案


13年前に出版された本ですが、目次だけ見ても小沢一郎という政治家の本質が解ります。

ていうか、今、10代~20代っていうんなら仕方がないですが、それ以上で小沢一郎が率いる民主党がクリーンなどとたわけたことを言ってる人にはびっくりします。

民主党にいるのは、自民党・旧経世会の面々ですよ?
ある意味、自民党金権政治の申し子みたいな方々ですよ。

「日本はそんなに悪い国なのか」 上坂冬子

2009年04月27日 | 
「日本はそんなに悪い国なのか」 上坂冬子 PHP研究所
 を、サーッと流し読み。


【心に残った箇所】

◆アッツ島玉砕 無線機の破壊された島に
「届かなくてもいいから電報を打ってやれ」陛下のお言葉

◆戦争 両成敗であるべきだ

◆ララ物資を発案したのは、日本人浅野七之助氏をはじめとした日系人。

◆アメリカ人が批判した裁判

◇神道はパブリックレリジョン

最近読んだ本

2009年04月19日 | 
「いつから日本の水と安全はタダでなくなったのか」
 井沢元彦 祥伝社

「バルタザールグラシアンの賢人の知恵」
 斎藤慎子訳 ディスカヴァー

葉室頼昭の本2冊

2009年04月11日 | 
「神道と<ひらめき>」 葉室頼昭 春秋社

「神道<いのち>を伝える」 葉室頼昭 春秋社


医学博士にして春日大社の宮司という異色の経歴を持つ作者の本2冊。

最近考えていることについて、ピタッ、ピタッとパズルのピースが嵌るが如く、疑問が解消されていく感じが心地好かった。

現在の日本国内の乱れは、日本人が日本人であることに誇りが持てなくなっているからだ、と葉室氏は言う。
日本人は皆、“無意識に”素朴な神道の信者(筆者注:サヨクがぎゃあぎゃあ騒ぐところの「国家神道」ではない、念のため)であるのに、そのことを否定され、心の拠り所を見失っている、と。

頷くところ、多々あり。
特に保守系の方にお勧めしたい。