ハイジの徒然なるままに

なにげない日々にもたくさんのワクワクがあるはず・・・ある英語講師の毎日です♪

悩み多きリスニングテスト

2006年01月27日 | 英語
「ハイジ先生、これ何だと思います?」

手のひらにおさまるくらいの小さな機器を片手にある先生がこう聞いた。

「あっ!!あれだぁ~~」

とすぐ気づいた。。。先週末実施された大学入試センター試験で使用された英語リスニング用ICプレーヤーだった希望者は持ち帰りができるのです。

白地に3色のボタンがついていてなかなかかわいい風貌♪
電源、確認、再生、ボリュームのみのとってもシンプル・・・うん、私好みだわ

ところがこのプレーヤーにトラブルが、、、確率としてはとっても低いけれど、実際に自分の身に起こってしまった受験生はどれだけ動揺したか・・・考えると本当にかわいそうです

昨日の英検のクラスでもこんなことが話題になっていた。
周りの騒音に妨害されないようにとの配慮から始まったアイデアなのでしょうけれど、こんなトラブルがあったのでは実際にはかえって不公平感が大きくなりえるのでは?との意見が生徒さんから出ていた。
・・・うんうん、確かにそうなのかも知れない。

英検のリスニングは教室の前におかれたCDプレーヤーまたはスピーカーから音声が流れる。
場所によって聞こえ方がちがったりはするけれど、この方がよっぽど公平なのではないか、、、との気もする。

英検ベテランの方々はこのあたりの要領がとっても良い。
1)会場は大学などにはならないようにする。。。大教室になってしまうとスピーカーからの音声が聞き取りにくい。
2)なるべく高校や専門学校で受けられるようにする。。。教室が小さいので聞きやすいし、試験官にも話しかけやすい。
3)できるだけ早く会場に到着して前の真ん中の席を確保する。。。これが一番大切!!席は受験番号順ではないのです。

こんな努力をすると少しでも良い条件でリスニングテストが受けられる。
確かに外を選挙カーが走ったりするトラブルもあるけれど、、、
そして、お隣の受験生が貧乏ゆすりをしていたとか風邪をひいていてくしゃみやせきがうるさかった、、、などなどもよく聞かれる「トラブル」ではあります。

以前TOEICの試験官をしていたことがあったけれど、
これがまた大変!!!

TOEICは受験番号で席が決められてしまうので、これこそ運によってスピーカーのすぐ前か?はたまた、はるかかなたか??が決まってしまう
リスニングパートを始める前に音声チェックの時間があるけれど、
ここで受験者からこれでもか??というほど要望が出たことがあった。
「小さすぎて聞こえませ~~ん」
「いやぁ~そんなに大きくしたら音が割れてしまう」
「私は右の耳がよく聞こえないので向こう側にすわりたい」
などなど、、、試験官がすべて処理しなければいけない

うぅ~~~ん、果たして全員が満足して始められるリスニングテストなんてこの世に存在するのでしょうか?

To be continued...

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ハル)
2006-01-27 22:36:48
あ、すみません。

ここまで読んで解りました。

席は先着順なんですね。

うーん、じゃあ頑張って早起きします。(>_<)

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先着順ですが・・・ (ハイジ)
2006-01-27 23:09:55
午前中の試験であまり早く着きすぎると校門が開いていないという事態がわりとあるようです。

寒いですのでカイロなど用意されると良いかもしれません。

冷え切ってしまうと頭も働かなくなってしまいますから!!ご健闘をお祈りしています。
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TOEICの試験管か・・・ (KABU)
2006-01-30 08:39:18
TOEICの試験管は実施会場の職員の方がやることが多いと思うのですが。あれ昔は、ひどかった(いえ、ハイジ先生の監督なら、文句を言う方が悪いに決まってますが!)。



ここ6年くらい受験者がうなぎ登りで増えて、試験実施マニュアルも受験者に浸透したせいか、またマニュアルも整備したせいか、現在ではそうそうパニックの場面は見かけませんね。



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