just one more

あの時の僕にとって
たった一言「そうだよ」
肯定の言葉をもらえるだけで
涙が出るほど嬉しかった

他には何も要らなかったから
他には誰も要らなかったから

この涙を捧げても無益だけど
壊れそうな心を支えられるのは
いつだって彼方しかいないから

もう一度だけ勇気をください

一瞬で忘れる

気持ちは保てない
一瞬で忘れるから
持っていたはずの
志も思い出せない

ちゃんと持って生まれた
夢や希望が年を重ねて
だんだんと消えていって

時として何かの拍子で
思い出すことはあるけど
全ては取り戻せない

私の心は千切れてった
そのことも一瞬で忘れる

共鳴

こんな時に
「私もだよ」って
言ってくれる存在

何にも代えがたい
あなたという人

あの日はじめて
共鳴してから
かけがえのない
大切な大切な
あなたという人

set me free

昨夜は久しぶりに深く眠った

悩みが消えたわけではなくて
おそらく疲れの頂点に達した

身体の中に入った泡が膨らみ
今にも内側から破裂しそうだ

このままでは壊されてしまう
だけど逃げられるわけもない

この絡んだ手さえ離せたなら
私の明日は何か変わるかしら

それでも。

世の中には辛いことが多い。
幸せの存在が信じられない。

それでも。
生きているのは、
あなたがくれた命だから。
守ってくれた人生だから。

これからも大切にするよ。
ずっと自分を愛し続けるよ。

だから、どうか、どうか、
私のことは忘れてください。

あなたは、あなたのために、
これからは生きてください。

黎音

哀しい時や苦しい時
いつも救ってくれた

・・・と思っていた

私だって人間なんだし
夢とか希望とか心とか
ちゃんと持ってるよ

踏み躙られたら痛い
傷もなかなか癒えない

むしろ傷を抉るあなたに
耐えられなくなる前に
別れを告げたほうがいい

なのに何故あなたが笑うと
今も胸が締め付けられるの

この想いこそが切ない

言葉を探す

きっと
そんなふうに
泣けることは
幸せだよ

あなたが
「ごめん」より
ほしがった言葉を
探してるけど
やっぱ見つかんない

あの日の涙は
綺麗だったよ

ほしのゆめ

もう悩むのはやめましょう
今夜ほしのゆめを見られるよ

明日には笑えるはずって
何回も眠りに就いたけど
目が覚めても昨日の続きで
何も変わることはなかった

だけど今夜ほしのゆめを見たら
きっと悩みなんていらないよ

奥が痛い

喜びの輪の中で
私だけ奥が痛い

一緒に笑いたいのに
心が何故か此処にない

差し伸べられた手も
透明な私を通り越して
温もりを感じないの

every single day

「仲良くしようよ」と
手をつないできた
小さな温もりを
けっして　忘れない

あの子は2年と半年
懸命に生きてきた
その証の温もりだ

ずっと見守っている

私の温もりを
感じていてね