難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

読売新聞に補聴器の記事が。

2010年11月06日 16時26分45秒 | 補聴器
11月5日の読売新聞朝刊のくらし面に、「診察重ねて自然な感覚」と補聴器の啓発記事が載った。

聴力の低下は加齢だけが原因でないので、医師の診察が必要と説く。
補聴器外来のある病院や補聴器相談医のいる病院の受診がよいと薦められる。

これは同感だ。ただ、繰り返し来て欲しいなら、病院の問題も解決して欲しいことがある。
○聴力の低下で病院にきているのに、名前を呼ばれるのが分からないのは困る。聞こえなくても分かる工夫をして欲しい。

○聞こえないからって受診時に叫ばないで欲しい。隣も待合い席にまで筒抜けだ。筆談機器や会話補助器を使って欲しい。
もちろん、マスクしたままは論外だ。

○耳鼻科医は特定の補聴器店との関係にならないようにして欲しい。難聴者はもしかしてそのメーカーではなく他のメーカーのが合うかもしれない。
病院は販売せず、試聴だけにしてはどうか。

○補聴器購入に障害者自立支援法で補助制度のあることも紹介して欲しい。
医療と福祉の連携したサービスが受けられる仕組みが必要だ。

補聴器専門店で調整が必要。
○顧客の難聴者に権利擁護の倫理条項を持つ人以外の接触は禁じられないか。

○相変わらず、不適合な高価な補聴器を買わされる例を聞く。
認定補聴器専門店であるとないとに関わらずクレーム通報制度が要るのではないか。

新聞記事には、使い初めの補聴器がうるさく感じる説明があったのは良かった。


ラビット 記

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1 コメント

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Unknown (エスプリ3G装着者)
2010-11-12 17:53:22
保険医療機関および保険医療担当規則で特定の調剤薬局に誘導してはならない、また見返りを得てはならないと言う規則が有りますが、罰則がないのです。 私きこえもんさんのZENIPOWER購入して時間が長いのでこういうの有るよと、きこえもんさんの方からファックス用紙STに渡したけど誰も使ってないって。
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