難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳で聞こえたこと、聞こえなかったこと。

2011年01月28日 23時17分24秒 | 難聴一般
食堂でテレビを見ていたら、ニンテンドー3DSのCMで「テレビを見ているみなさんも」と聞こえた。
口の動きも見えたせいもあるが突然聞こえる言葉がある。

一方、職場で上司に電話で話をするが聞こえなかった、聞いているうちに先方はだんだん怒鳴り声になる。こちらも何とかして聞き取りたいと思うがますます聞こえない。

この時の心理状況を考えてみた。
顧客対応優先の意識が両方にあるので、「早い対応」、「正確な事実の把握」、「最小コスト」などの意識が先にあり、お互いに聞こえないことの対応がおろそかになる。

聞こえないことの対応をしてくれない、理解がないとこちらが思っても相手はそういうことが意識できない心理状況にあり、事態の悪化を恐れて「怒鳴る」ということになるのではないか。

毎日聞こえたり聞こえなかったり、
ケセラ、ケセラ。難聴人生。


ラビット 記

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