難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

「指針」の見直しではなく、障害者向け放送施策の転換を。

2011年12月28日 13時41分17秒 | 放送・通信
来年1月13日(金)に、総務省は視聴覚障害者向け放送普及行政の指針の見直しのための研究会を開く。
これは「指針の見直し」に終わらない障害者向け放送施策の抜本的転換をはかる場としなければならない。

理由は、東日本大震災の痛苦の反省をふまえること、障害者権利条約の批准をめざす改正障害者基本法が成立・発効していること、地上デジタル放送の移行が済んだこと(東北をのぞく)、放送と通信の技術革新が進んだことなどだ。

どう対応するか、
1.視聴覚障害者に限らずすべての障害者を対象にすること。
2.当事者参画の元で施策立案、研究を進めること、
3.安全、生命に関する施策を優先させること、
4.「指針」ではなく法制化による義務化をはかること、
5.障害者基本法、閣議決定「障害者制度改革の推進に関わる基本的な方向」に基づき関連法整備をはかること、
6.議論と情報はすべて公開すること
などが必要だ。

ラビット 記
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総務省|「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送の充実に関する ...

総務省は、字幕放送・解説放送の普及目標を定めた「視
聴覚障害者向け放送普及行政の指針」の見直しをはじめとする、視聴覚障害者向け放送の拡充に向けた施策の企画・立案に資することを目的として「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送の充実 ...
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu05_02000016.html

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