難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

聴覚障害者と病院バリアフリー(2) 聴覚障害者外来の誕生

2007年02月14日 22時08分34秒 | バリアフリー
昭和大学は、3月3日に、聴覚障害者外来を始めることを発表した。
http://www.showa-u.ac.jp/hospital/hatanodai/SUH/

滋賀県の琵琶湖病院の聴覚障害者外来が有名だが、都内に内科疾患全般を診てもらえるようになるのは大変嬉しい。特に内科疾患はその病状を説明するのがなかなか困難であり、手話通訳が付いた診察が行われれば、
聴覚障害者は、ややもすると診察や受付のコミュニケーションがスムーズにいかないことから、病院から足が遠ざかっている人も多い。そのために、病気が慢性になってしまったり、重病になってしまうことも珍しくない。
いつでも、きちんと診察を受けられることは聴覚障害者にとっていのちと健康を守る上でも重要な問題だ。

昭和大学の取組みが成果をあげ、全国に普及して欲しい。

ラビット 記
-------------------------

昭和大学外来





聴覚障害者外来について(昭和大学ホームページの案内より)

現在、聞こえの障害をもつ人は、全国で400万人以上の人がいるといわれています。これらの方々が医療機関に受診される際、コミュニケーションの不自由さから不便さを感じられているのが現状です。
当院では、聞こえの障害をもつ方々に、患者様と医療スタッフがコミュニケーションを取り、安心かつ十分な医療が受けられるように、聴覚障害者外来を設置いたしました。

http://www.showa-u.ac.jp/hospital/hatanodai/SUH/notice1.html


最新の画像もっと見る

コメントを投稿