難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害者基本法衆議院内閣委員会会議録公開される。

2011年06月21日 20時59分01秒 | 障がい者制度改革
「可能な限り」を質問しても政府の答弁にすぐはいとうなづいてはダメだ。
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm
内閣委員会 第14号をクリック。

園田大臣政務官「障害者基本法におきます障害の範囲は障害手帳の交付者に限定されるものではございません。」
「高次脳機能障害につきましては、第二条の第一号の「精神障害」にまず含まれるというふうに解釈をさせていただきます。そして、難病に起因する障害につきましては、やはり同条の同号、二条第一号の「その他の心身の機能の障害」に含まれ、いずれもこの一号の「障害」に含まれる」
「今般の改正におきましては、障害者が日常生活であるとかあるいは社会生活において受ける制限というものは、障害によるものだけではない、社会におけるさまざまな障壁の中において生ずるものであるという、いわゆる社会モデルという考え方を基本認識とさせていただいたところでございます。

 このような趣旨から、各分野の施策を講ずるに当たりましては、単に障害の種別及び程度のみならず、障害者が日常生活等において有する多様な困難を踏まえるという社会モデルの観点を明確化するという観点から、「障害者の特性」という文言を用いさせていただいたところでございます。」

木倉政府参考人(厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長)「さらに、現在、障がい者制度改革推進本部等におきまして、制度の谷間のない支援の提供等を内容とする総合福祉法へ向けての検討が行われているところでございます。」

村木政府参考人(内閣府政策統括官)「「可能な限り」という表現については、議論の過程でもさまざまな御意見がございました。「可能な限り」と書くことで、基本的な方向に向けての努力が少しそがれてしまうのではないかという御懸念もありました。
 この表現が一番よかったかどうかという問題はございますが、私どもが込めた思いとしては、基本的な方向に向けて最大限の努力をするという趣旨でこういった表現を使っているという気持ちを酌み取っていただければというふうに存じます。」

ラビット 記


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