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難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

要約筆記派遣制度の改善を進める背景

2011年10月23日 12時41分39秒 | 要約筆記事業
毎年兵庫県の中途失聴・難聴者の集いが持ち回りで開催されている。

兵庫県は加古川市だけでなくその他の市も要約筆記派遣制度が付き添う家族とかがいない場合に限るとか行政サービスの利用に限るなど派遣対象や派遣範囲が非常に狭く難聴者の自立を阻んでいる。

障害者制度改革の推進にあわせて障害者基本法が改正されたのを機会に、要約筆記派遣制度改善の運動を進めたい。
総合福祉法部会の骨格提言が全国統一の制度としてコミュニケーション支援制度を要求している。
今年3月30日に厚生労働省から要約筆記者養成事業の通知が出されていることも追い風になるはずだ。

その地の市長自らが挨拶に来られるのは素晴らしい。高齢化社会で難聴になる人が急速に増えていることから行政も関心を持って欲しい。
要約筆記が「同時要点筆記」とあるのはなぜか?要点って箇条書きじゃないよね。
市長とこの議員に、要約筆記派遣制度の実態を訴えよう。

ラビット 記
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第22回中途失聴・難聴者 兵庫の集いin高砂 | おとち議員の活動日誌
途中退席、地元高砂市福祉保健センターで開かれている
、第22回中途失聴・難聴者兵庫の集いin高砂に出席しました。
開会セレモニーで、井戸知事代理、登高砂市長に次いで激励の言葉を述べました。手話通訳、同時要点筆記の皆さんが一所懸命、話の 内容 ...
http://sun.ap.teacup.com/otochi/1465.html>

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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加古川市の派遣の件 (明石タコ)
2011-11-24 18:19:26
家族に健聴者がいたら派遣対象にならないとの事ですが、手話・車いす・盲人各ガイドの派遣も皆当事者が市へ申請すれば認めて頂いています。尚県難聴は県の担当者と2月に地域サークル・地域協会長と訪問交渉話し合いします。
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派遣事業の実施要項の改訂を。 (ラビット)
2011-11-25 02:43:39
明石タコさん、コメントをありがとうございます。

もちろん、派遣されなくては困ります。
非近代的な実施要項をこのままで良いわけではありません。
また派遣対象が狭すぎます。
まず、難聴者団体の集まりに派遣されないのが一番問題です。難聴者団体の集まりは社会から孤立している難聴者にとって社会参加の重要な一歩です。
ろう者と違い、難聴者同士が集まったところで要約筆記がなければ話し合いも出来ません。

個人派遣は、病院や役所は言うに及ばず、学校、保育園、自治会、地域の行事、裁判所、行政民間を問わず文化教養の講座、運転免許取得講習、免許更新の講習など他の県、全日本ろうあ連盟のコミュニケーション支援事業の地域格差の実態調査報告書を参考に拡大して下さい。

さらに、利用回数や時間による制限を設けられないようにして下さい。
身体障害者手帳を持っていることが条件に入らないようにして下さい。
要約筆記者の交通費の聴覚障害者の負担条項も撤廃して下さい。

情報・コミュニケーション法の先取りとして、「障害者基本法を手話通訳・要約筆記者派遣事業実施要項に適用せよ」と県内のろう団体、難聴者団体が一致して、兵庫県下共通の派遣事業実施要項に改訂させる一大運動が必要です。

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