難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳の装着1週間目

2007年12月11日 09時07分18秒 | 人工内耳
071113_1325~001.jpg071113_1306~001.jpg今日で人工内耳装着後1週間になる。

まだ、人の声が分かるというには至らないが、音が聞こえる、言葉が分かるという特別な体験をしているようで大変興味深い。
言語を獲得しており、音や言葉の記憶も持っているので、乳児の言葉の獲得とは異なるが、それでもピッピッがチッチッとなり、パンパンとなるのは面白い。

もう少し体験を重ねれば外国語が突然「聞こえる」というのも分かるかもしれない。


勤務中は、左耳に人工内耳をつけ、オフィスの様々な音や言葉が飛び交っているのを聞いている。同時に右耳の補聴器でも聞いている。
このことは、左の人工内耳の聞えのリハビリに効果があるのかも知れない。勤務中は電話もするので補聴器が欠かせない。
会社を出ると翌朝の出勤までは補聴器のスイッチを入れないという生活を続けている。

左の人工内耳は周囲の音を間断なく脳に伝えていて、右耳の補聴器がオンになっていると人工内耳のピッピーという音は大分補聴器にマスクされてしまうが、脳は聞いている。

補聴器は人工内耳と聞えは今のところ違うが人工内耳に「通訳」しているとも考えられないだろうか。


ラビット 記 



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