難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

NHKオンデマンドの字幕

2010年07月07日 21時29分43秒 | バリアフリー
インターネットを通じて見逃した番組などを見られるNHKオンデマンド(以下、NOD)が字幕に対応した。

NODの会員になって支払いのための講座を登録して、番組を選択するホームに入り、試してガッテン!を選択してみた。

番組の下にカーソルを当てると字幕のオンオフのボタンが見える。
オンにしてみるとテレビの字幕放送の字幕のように見える。

NHKに要望を出していたがやっと見られるようになった。
どういう番組に字幕が付いているのだろうか。
この字幕表示には、いろいろ技術的な対応があったことが「月刊ニューメディア」誌吉井勇編集長からのメールで分かった。

コンテンツ側でクローズドキャプションの字幕の対応をしている。
プラットフォームのアクトビラなどはこれにどう対応しているのだろうか。


ラビット 記
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●NHKオンデマンドサービス(NOD)が4月からフラッシュ(Flash) Videoに全面転換しました。このあたりの取り組みは、弊誌最新号(7月号)で担当者にインタビューしています。

その進化に伴い、放送番組で付いていました「字幕放送」がNODでは付いていなかったのですが、フラッシュ化に伴い字幕サービスの試行を始めています。

そのために放送用字幕データをフラッシュが読みやすいXML形式に変換する字幕言語へ変換し、さらにフラッシュの再生ソフトで表示できるTTMLに変換するというプロセスです。ここを新たに開発したのです。
ですので、字幕の表示は放送と同じカタチになっているそうです。

このフラッシュ化は、一つ大きな問題を生み出したのです。視覚障がい者の方が利用する「読み上げソフト」に対応できず、NOD画面から情報を得られなくなり、番組を選ぶことができないという問題を生じたのです。

NHKは、この問題にいち早く取り組み、6月初旬には対応させたのです。一度、NODのトップ画面を覗いてみてください。
https://www.nhk-ondemand.jp/

一番下段にある囲みに「テキスト版」があります。それが対応しているのです。

NODサービスのバリアフリー化も一段進みました。


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