難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

国会議員も字幕放送をもっと勉強せよ!

2011年07月23日 00時53分16秒 | 放送・通信
国会議員も勉強不足だ。NHKの言うことに丸め込まれて反論できない。聞こえない国会議員がいないと伝わらないか。難聴の国会議員は多いのに。

字幕放送について、がんがん質問していたのはコロムビア・トップだ。1990年代の初めの頃。
http://blogs.dion.ne.jp/rabit/archives/2585708.html
その次は今は引退した共産党の木島日出男?議員。惜しくも落選してしまった。
その後がいない。

NHK会長に対する国会質問。
1.最初に、取り上げることは障害を持つ人の普遍的な権利の認識を質す。
障害者権利条約の前文、第2条、第9条、第21条、第30条。
権利条約に対するNHKの認識と会内における対策。
コンプライアンス責任者は誰か。コンプライアンス業務に障害者に対する差別撤廃は含まれているか。

2.次に、放送法の目的は何か。日本放送協会の設立の目的は何か。
視聴覚に関わらず障害を持つ人の放送を受ける権利の確認。

3.NHKの障害を持つ人に対する放送の状況を質す。
災害時における放送の法的な義務とその免責事項の有無の確認。
その現状に対する免責条項が放送法、災害対策基本法にあるのか質す。

4.災害時の字幕放送の拡充の課題を質す。
技術上、法的に不可能な課題に当たるのか。
「予算」が課題の中に含まれると答弁されれば、NHKの総予算と字幕放送にかかる経費を質す。その割合はNHKの経営上どのような影響を及ぼすのか、公共の福祉に対する責任を果たす予算はいくらか。

5.字幕放送の字幕制作のプロセスと手法の確認。
生放送の字幕放送は総務省の視聴覚障害者向けの放送普及行政の指針に含まれていることの確認。
など。

詰めれば、まだあるが問題にしているのは緊急災害時の臨時ニュースに対するアクセスの保障だ。人命の確保に直結する放送なので最優先課題のはず。

ラビット 記

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