難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴になったイラク等退役軍人を支援 

2010年04月07日 20時13分13秒 | ワシントンDCから
渡米したときに、ベセスダの全米難聴者協会の本部を訪問した際に、壁にかかっているパネルの説明を受けた。

これは、イラクやアフガニスタンの従軍中に難聴になった退役軍人に対して、大学で学ぶ場合に、オージオロジストによるカウンセリング、ノートテイクやCプリントなど各種のサポートをするプログラムを提供するNTIDろう工科大学とRITロチェスター技術研究所と全米難聴者協会がパートナーシップを結んだということだ。
http://www.ntid.rit.edu/media/full_text.php?article_id=863
http://www.hearinglossweb.com/res/hlorg/shhh/cn/2009/ws/vets.htm

イラクやアフガニスタンの退役軍人で一番障害が多いのが「耳鳴り」で94千人、その次が「難聴」で78千人だそうだ。
ライフルは160dBの発射音がし、85dBから140dBに達する騒音に長時間被曝していると難聴になる。
イラクやアフガニスタンでは他の軍事的対立地よりも戦闘時間が長いとか。

戦争が難聴者を生み出している実例。アメリカはそうした難聴者を支援する。
日本は戦争を起こしていない。平和でなければ、障害者福祉は発展しない。


ラビット 記

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1 コメント

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手榴弾 (風紋)
2010-04-08 12:32:53
♪ライフルは160dBの発射音がし、85dBから140dBに達する騒音に長時間被曝していると難聴になる。

 手榴弾でも難聴になります。日本人でありながらグリーベレーとなり、カンボジアに潜入した柘植久慶がそれ。100冊も200冊も(国会図書館には394冊)も本を書いて稼いでいますから、補聴器は自分で買っているのでしょう。
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