難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

箱根駅伝の生字幕は音声認識ではない。

2012年01月02日 13時04分28秒 | 放送・通信
もうすぐゴールの箱根駅伝の生字幕は音声認識ではない。表示される字幕は会話がそのまま表示されている。

騒音下では音声認識は役に立たず、アナウンサー、解説者、実況中継アナと多くの人が話す場合、音声認識はまだ難しい。刻々と変わる状況を伝えるニュースは話者も環境も変わる。緊急災害時のニュースもそうだ。
これを音声認識技術で対応しようとする意図はどこにあるのか。

音声認識の字幕制作が世に出てから10年間。これまで幾多の災害が繰り返されてきたことか。記憶に新しい一昨年のチリ地震による大津波警報、サースのレベル4の政府の全国民に呼び掛けるという記者会見も字幕はなかった。手話もなかった。
元旦にあった震度4の地震の時はまたかと思った。地震がまたかではない。字幕のないニュースがまた流れるのかと思ったのだ。

ラビット 記

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