難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

新しい補聴器の試聴 一日目 

2008年01月11日 16時29分31秒 | 生活
080111_1339~001.jpg人工内耳の装用に続いて、新しい補聴器の試聴を始める。

医師に人工内耳の状況を説明した後、出向している補聴器店の担当技師から、最初にこの前はマスクをしたままで失礼しましたという。まえの型取りの際マスクをしたまま話しているの取って下さいと言ったのだ。

これですと補聴器とイヤーモールドを出された。
補聴器用のイヤーモールドは明るい緑色だ。しかもイミテーションのダイヤのような飾りが張り付けてある。前にラメのマニキュアを塗っていたのでラメをと言ったのだがこれは派手すぎる。そういえば担当者が「キラキラを入れましょうか」と言っていた。


技師からはどうかと聞かれたが違和感はない。これまで電話していたのでT回路(電話回路)があるかと言うと3つの切り替えが出来るので普通、MTを登録してもらう。

医師に調整しないのかと聞くと高度難聴はオーディオグラムを見てセッティング出来る、後は補聴器が自動で調整するとのことだ。
へえ、へえ×10

聴力検査をしなかったのは人工内耳の適応の検査の時に聴力検査をしていたので改めて検査は不要だったのだろう。


福祉法の申請をするために昨日市役所に連絡して、申請書を取り寄せた。平成4年7月12日に高度難聴用箱形補聴器の給付を受けているので15年も経過した。更新期間5年を過ぎているので申請出来ますという。タイミングも良かった。
耳掛け形に変更して申請する。医師の診断書は保険対象外で4000円。診察は70円。人工内耳のオープンカナルは8000円。補聴器のイヤーモールドは後日支払い。

ラビット 記 



第2、第3の「浜崎あゆみ」さん 「集い」に参加しませんか。

2008年01月11日 06時04分56秒 | 生活
080110_0719~001.jpg080110_0715~002.jpg今、歌手の浜崎あゆみさんの「突発性難聴」が注目を浴びているが、マスコミの報道などで、社会に突然聞こえなくなった人、聞こえなにくい人がいかに多いかということも示した。


東京都中途失聴・難聴者協会は、こうした社会に仲間の存在を知らずに一人で孤立している中途失聴・難聴者に呼びかける「集い」を毎年開いている。
今年は、1月12日の土曜日、江東区文化センターで開催される。

写真は、テレビで片耳の難聴と紹介された新宿2丁目のラーメン屋さんのママ。
実は東京都中途失聴・難聴者協会事務所の近くのラーメン屋さんだ。事務局長がお昼を食べに行ってたまたま出会ったのだが、とにかく明るいチャキチャキの江戸っ子みたいな方だ。


難聴者、中途失聴者が講演をどうやって聞くのか懸念されるかも知れない。講演や司会の話は、要約筆記でスクリーンに文字で表示される。また、補聴器を使っている人が聞きやすくなる補聴援助システムも用意される。補聴器をお持ちの方は持参されると良い。会場でイヤホンで聞く補聴援助システムを借りることも出来る。

今まで一人で悩んでいた難聴の方が何百人という同じ障害を持った人々が明るい顔で話しているのを見るのはある意味でショックかも知れない。
実際に多くの方が入会され、仲間と触れ合い、結婚された方も多い。

本日は、20時まで問い合わせを受け付けている他、当日券もある。


ラビット 記
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第22回 東京都中途失聴・難聴者の集い
新年の想いを形に!「共に生きる仲間づくり」

日時:2008年1月12日(土)  12時~16時(11時開場)
場所:江東区文化センター  http://www.kotoku-town.com/map/ko000014/


◇記念講演 「ヘレンケラーをめぐる5つの誤解~実は彼女は○○○だった~」 
        森本行雄氏(聴力障害者情報文化センター施設長) 
森本氏は、日頃は聴覚障害者の相談や難聴者向けの手話講習会や各種事業の運営や情報バリアフリーの会議に出席されたり多忙な中、地元でアンダー50のサッカーチームに所属し、手話の歌の本も発行されるなど多彩な活動をされている。

ヘレンケラーの映画が公開されるにあたり新しいヘレンケラー像を紹介して頂く。

◇3分間スピーチ 新年に熱き想いを語る!
◇クイズ大会
◇字幕付き 東京農業大學全學應援團 大根踊りとチアリーディング
 
○チケット 予約料金 1000円(当日 1200円)
○申込み・問い合わせ 特定非営利活動法人 東京都中途失聴・難聴者協会
           ℡ 03-5919-2421  Fax 03-5919-2563

【プログラム紹介】
■記念講演:「ヘレンケラーをめぐる5つの誤解 ~実は彼女は○○○だった~」  
第1部 講演
盲ろう者であるヘレンケラー(1880~1968年)は、三重苦の世界的な偉人としてわが国でも古くから紹介されています。でも、意外にその正しい姿が伝えられていないのです。あなたのご存知のヘレンはどうでしょう。
聴覚障害の側からヘレンを考えてみます。
・彼女は生まれつきの盲ろう者だった?
・彼女は『奇跡の人』その人?
・彼女は手話を否定していた?
などなど、ご存知ですか。

第2部 盲ろう体験
ステージで、盲ろう者のコミュニケーションなどを指導します。 協力:全国盲ろう者協会

■3分間スピーチ
中途失聴・難聴者が皆の前で話すというのは、自分に自信を持つためにも重要な体験です。8人のユニークな人たちが話します。

■クイズ大会
参加者全員で質問に答えていきます。勝ち残った人には豪華なお年玉が。

■アトラクション
東京農業大学全学応援団による「大根おどり」
 農大といえば、あの「大根踊り」と全国に知られる名物踊りです。
 応援団が何を言っているのでしょうか。字幕付きでご覧いただきます。 
 チアリーディングもあります。にぎやかに新年を祝いましょう。

http://www.tonancyo.org/events/tsudoi2007.html