難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者に便利 電車の開閉ランプ表示

2007年05月19日 19時54分58秒 | バリアフリー
070519_1742~001.jpg070519_1713~001.jpg中央線に新しい車両が走っている
ドアの上には山手線のように、液晶ディスプレイが二つある
ドアが開いた時に開いた時に赤いランプが点灯する。いったん消えて、閉まる時にまた点灯する。

開いているドアに赤いランプが灯いたら、もうすぐに閉まるので乗らないで下さいという合図ではないか。

これは意図してかどうかわからないが、一緒に乗ったろう者が言うには聴覚障害者にとってはドアに挟まれないようにという警告になっている。

なるほど。構内放送で「まもなく閉まります」というアナウンスが聞こえない聴覚障害者には便利だ
難を言えばもう少し大きく目立つようにしてほしいが。

ラビット 記



健康雑誌の難聴者への対応

2007年05月19日 10時13分10秒 | 生活

NHKみんなの健康難聴特集
ロハスメディカル健康雑誌に「難聴」問題が取りあげられていた。NHKの「きょうの健康」はテレビでも多くの視聴者が見ているので影響力が大きい。昨年3月号に難聴問題が取りあげられていた。
「ロハスメディカル」は病院においてある広報誌だ。2007年4月号では、老人性難聴を特集していた。



http://www.lohasmedia.co.jp/index.html
http://www.lohasmedia.co.jp/medical/hospital.html

これはこれで良いと思うが、両方とも難聴はどういう障害か、どういう原因で起こるか、補聴器の種類とかに多くのページが割かれていて、何とか治療したい、直したいという方には参考になるかも知れない。ともに、耳鼻科医が執筆している。


ロハスメディカル2聞こえなくなってしまった人々には、どうコミュニケーションしたら良いのかが知りたいのだと思うが、これについての説明が不十分だ。「きょうの健康」の方では、静かなところでゆっくり、はっきりと話をしよう程度しかない。ロハスメディカルにはお互いに配慮をしようと思いやりの世界になってしまっている。
医者だけではなく、難聴当事者や高齢者介護にあたっている人々がどう対応しているかの具体的ノウハウが必要だ。

「耳のことで悩まないで!」(全難聴)や「難聴高齢者サポートハンドブック」(医療企画)はそうした人々が書いている。


ラビット 記