Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「ビオゴジ」「ギドゴジ」のこだわり その9

2009年02月26日 | 新作商品情報
「ビオゴジ」「ギドゴジ」の細かなこだわり

 今日はいくつかの細かい部分のこだわった所です。



■独特の尻尾の先

 ゴジラファンの皆さんの中ではお気付きの方も多いと思いますが、「平成Vsシリーズ」のゴジラはいずれも尻尾が長く、その先端が独特な形状になっています。丸みを帯びてモールドの感じも尻尾の側面とは変わっています。
 他社さんのソフビや組立てキット等では、これが表現されているかいないかはまちまちのようですが、ある意味その商品が劇中スーツの形状を理解されて造型しているのかの基準判断になるかもしれません。
 弊社の「ビオゴジ」「ギドゴジ」ではディフォルメなので、こだわる程度の事ではないのかもしれませんが、一応スーツのようにしてみました。

■尻尾の裏側の溝

 全てのゴジラを調べたわけではないのですが、少なくとも「ビオゴジ」「ギドゴジ」の劇中スーツの尻尾の裏側中央には一本尻尾全体を通した溝があります。
 スーツの縫い合わせが目立ってしまったものなのだそうです。普段は見づらい箇所のせいか、意外と知られていない部分のようです。
 実際「ギドゴジ」になると、よりスーツの劣化や傷みがより激しく、溝は深くなって実物を近くで見るとヒビ状になっていたそうです。知らなかった方は一度映像等で確認してみて下さい。
 ない方がかっこいいとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり実物にははっきりとあるものなので弊社商品にはしっかり入れました。

■2列の歯並び

 「平成VSシリーズ」のゴジラの口の中、上も下もキバが2列になっているのは有名です。
 弊社商品の「ビオゴジ」は口閉じタイプですので表現できませんが、「ギドゴジ」は口を開けているので、雰囲気だけなんとか入れてみました。
 ディフォルメと言う理由もありますが、パーツの大きさや成型時の抜きの方向の都合もあるので、しっかりとわかるほどではありません。何となくでも感じていただけると嬉しいです。

■足の爪の裏側

 ゴジラの足の爪は、そのゴジラによって形状は違います。
 昭和のゴジラのほとんどは、一本一本が爪と言うよりは円すい状の大きなキバのような形をしています。古典的な怪獣らしさの表現の一つなのでしょう。
 「ビオゴジ」からはだんだん三角すいのようになり、恐竜か巨大動物のような形になってきました。
 そして「ビオゴジ」「ギドゴジ」ではその裏側(地につく方)には爪の色は塗られておらず、黒くなっています。その方が生物的なのかもしれませんね。
 ですから今回も含めて、今後も弊社商品「ビオゴジ」「ギドゴジ」では足の爪の裏側は塗らないようにするつもりです。

(2009.7.27更新)
「ビオゴジ ブラックバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
(2009.9.28更新)
「ギドゴジ ブラックバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

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