おでかけ大好き

お金のかからないおでかけ&ささやかな幸せ&読書など。毎日楽しいことばかりだといいのにな。

蒸し暑いですね。

2019-09-30 21:48:07 | 本に暮らす
まさかのラグビーワールドカップの強豪アイルランド戦で快勝!
袋井の花火、バンバンあげてましたね。ラグビーと縁がなくとも、勝利は嬉しいものですね。

ワタシもあやかって?バンバンとおかず作りましたよー。

卵焼き、ゴーヤチャンプルー、パプリカのひき肉チーズ詰め、ナスのひき肉のせ梅味噌焼き。小メロンの酒粕和え、オクラ。

満足満足。

で、ついごろ寝読書で過ごしてしまいました。




「噛み合わない会話と、ある過去について」辻村深月

短編集。とても面白くてサラッと読める。結末は胸につかえるけど。

どれも悪意はないから尚更厄介な永遠にズレてるヒト。常識が違うからこそ起こる傷つけた傷ついた問題。

身に覚えがあってゾッとする。ホラーか?

感じやすいヒトたちの被害者意識たるや!それが最大公約数からはズレていたとしても!不幸の方程式がみえます。

辻村深月さんは、最近ノリノリですね。女友達、母子関係の機微は一級品です。



「ノースライト」横山秀夫

といえば、「ロクヨン」とかの警察モノというイメージを覆しました。

建築士の懊悩、矜持。こどもへの想い、受け継がれていくもの。喪失と再生の物語とも言えるかな。

建築士の物語としても、人間ドラマとしても、ミステリーとしても面白かったです。

秋はやはり読書だねー。でと夜更かしとひきこもりになってしまうのが難点なんだよねー。

音楽は聴きながら歩けるけど、読書しながらは難しいよね。二宮金次郎さんくらいだよ。でもあれも歩きスマホに繋がるから、教育上よくないんだとか。

なんだかねー。










磯亭@御前崎、二の丸美術館、龍尾神社、永光院@掛川

2019-09-30 10:17:18 | おでかけ
お昼は、御前崎の海鮮料理の磯亭へ。
横須賀から御前崎まですぐだと思いましたが、意外に遠く車で30分もかかりました。

休日は店の外に行列が並ぶのですが、清水邸に寄ったことで、ランチの繁忙の1ターン終えたようで、すんなり入店。



煮魚定食頼んでる方も多いけど、刺身定食で。煮魚は金目鯛でした。

半分は鮪。鰹、サーモン、煮浅利、クラゲやホタテサラダ。ハイキングクラブで訪れた(みんなで滑り台でお尻びしょぬれだった…)冬場のほうが、ネタが良かったな。

お茶を飲んで一服。御前崎にくるならと、母はなぶら市場へ行くつもりで保冷バッグ持ってましたが、この後、二の丸美術館にも行きたいので、断念。

冷蔵庫、冷凍庫がいつも満タンな母は「どーせ入らないし」と諦めがつくよね。


この日は、ちょうどエコパスタジアムでラグビーのアイルランド戦で、掛川駅周辺では歩行者天国にして、おもてなしイベント開催中。

ちょうどイベントが終わったところで交通規制にも掛からず、グッドタイミング。掛川では珍しい人出でしたけどね。

美術館には母とお客様で、ワタシは図書館で待ちます。

一時間ほどででてきたので、掛川の古刹?と思われる、龍尾神社と永光院にお連れしました。



お客様に、いい石段ですね!と褒められました。枝垂れ梅の梅園が有名でその時期は観光バスが列をなします。龍尾神社の例祭が掛川祭りで、市内の屋台が参拝に並びます。



由緒正しいハズですが、なにも由来書きもなく。確か、掛川城の鬼門に位置し、掛川城の守護神とされていた…ということくらいしか説明できず。あわあわ。

永光院のほうは、山門の彫刻が、名人左甚五郎の手掘り龍で。夜な夜な逃げ出して周辺で水を飲むので、金網で囲いました‥な伝説つき。

これには説明看板がありました。逃げ出して水を飲めなくなったからか、かなり干からびて?角が取れたような龍。よーく見ないと顔の位置もわからないくらいにヘタレちゃってました。

龍も不本意でしょうから、写真は撮らず。

お客様は、前回の訪問時に半日かけて掛川城や二の丸御殿、竹の丸、報徳社など堪能したそうで、もう掛川に思い残すことはないと仰ってました。

もう掛川はなんにもないですが、お元気でまたいらっしゃってくださいね。
無事ご案内できてよかった。

高天神以外あまり歩いてない気がしますがら7000歩くらいでした。

お天気もなんとかもってお昼もバイト代つきで、ウォーキングやお抹茶もいただいて、有意義な一日でした。
















清水邸庭園

2019-09-30 08:36:37 | おでかけ
横須賀城跡近くにある旧家清水邸。横須賀が栄えていた頃の商家だった‥ような。



回遊式庭園というのでしょうか、池の周りをぐるりと散策できるようになってます。



高台の東屋から池を見下ろすが、立派な松で見えず。



お庭を巡り、鯉に餌でもやりながら、「この件はご内密に」「おヌシも悪よのぉ」など商談が行われたのかしら(ステレオタイプの憶測)



ここは茶室。その奥?のお屋敷は、日曜日だけ開放だそうで、今回は見れず。



お客様にご馳走になりました。
畳に足を崩してもよいそうですが、椅子席にしました。

お菓子は秋の桔梗。掛川の市花でもあります。



ここの茶室はいつもお茶を点てる方が詰めているそうです。久しぶりにお点前をみて、目の保養。

道具も色々置いたり拭いたり、袱紗を畳んだりしごいたり?
ムダにみえる動作も、舞やパフォーマンスと思えば所作に見惚れる。

お菓子が先にでて、懐紙にひとつずつ取ります。

ワタシの前に菓子皿が置かれたところで、何気なく座った場所が部屋の中央で主席なのでは?と思い至る。

主席のハズのお客様が戸口に近い末席にいらっしゃる!!マズイ!

しかし、お菓子がサーブされた今更席を変えられないないし、いや変えたほうがいいのか?



主席だから一番に茶碗が来てしまった。とほほ。作法もわからんよー!

1人ずつお茶碗がでるようなので、回し飲みしなくてよさそうだけど。

お茶碗の鑑賞もあたふた(馬の絵だよ)
あとで解説あり、主席に出されたこのお茶碗こそ一番の値打ちモノで(やっぱりだよ!)福島の相馬焼きの走り駒とという代表的な絵柄らしい。

知らんよ。(T_T) 

抹茶といえば宇治ですが、本日のは最近掛川でも作っている掛川産だそう。



本当はお菓子を食べ終わったところで、抹茶が出されるんですが、やっぱりお茶と食べたいからと待ってました。もう無作法流ですわ。

母もお客様も基本的な茶道の心得があるようで、相馬焼きもご存知の様子。だったら母よ、先に席について教えてくれよ〜。

菓子皿の表を向けてお返ししたお客様は褒められてました。歳を重ねると、お金がないより教養無きは恥ずかしき。

堅苦しい礼儀作法や順位付けですが、これも知っていれば、この場を戸惑わず気持ちよく過ごせる共通ルールなのよね。

和みの場を共有するには、その場の常識を知るってこと、日常の人間関係も同じね。

たまには苦いお抹茶を頂いて、こういう緊張感を味わうのもよいですね。

お客様は、清水邸庭園に来たかったというより、母や運転手のワタシを気遣ってお茶をご馳走したかったようでした。

なんと、ジェントルマン!上等な気遣いとは、相手に気付かれないものですね。