「めっきらもっきらどぉんどぉん」や「ともだちや」の絵で有名な降矢ななさんの講演会に行ってきました。
絵が好きなムスメと観て行きたかったけど、台風が迫っているので諦めました。
ムスメとお茶する予定も、時間短縮のためお土産に買ったパン屋さんで無料コーヒーと麦茶で。
60円で好きなパンにアイスを挟めるとのこと。バニラとイチゴ🍓W乗せもできるそうな。
ワタシはラムレーズンクリームパンをイートインしました。
少し前の申込みのときに、本好きなムスメに声をかけると、
「面倒くさいけど、知ってる絵本の作家さんだし行ってみる!」と言ったハズなのに、
いざ出かけるときは「テスト前なのに!」(まだ4日もあるのに!)「なんで行かないといけないの!」とゴネられ。
妥協案としてリュックに勉強道具を詰め込み(車中は寝てるだけなのにね)、超不機嫌での出発。
空のほうもまだ晴れてるのに、台風接近の不穏な雲行き。
出掛けにムスメの水筒の中栓が外れていてクルマのシート水浸し(テンパってたワタシの確認不足)。
やっとたどり着いた会場の駐車場が満車(ワタシの気迫で?なんとか空いた)。
そして台風前のモワッとした暑さの中、階段、坂道、階段、階段。遠っ。
開始時間は過ぎてるのに(そしてワタシは長時間に備えてトイレに行きたいのに)、いかにも嫌々ノロノロ歩くムスメ。
(ここで怒ったら、もう二度とムスメは母とお出かけしてくれない。我慢だワタシ!)
挨拶は始まってましたが、降矢ななさんの講演には遅れず入れました。
座席についても固く目を閉じてスライドを見ないムスメ。(先日のコンサートのときと同じだよっ)
あーあ、知ってる絵本ばかり、作家さんご自身による絵の解説なのにもったいない。(でもワタシがムスメを見ているので目を開けないのかも)
作家さんのテキストを下読みして、画風を決める、描いてみたい場面を想像する、絵の細部の設定は絵書きさんの創作なのね。
そのうち、降矢ななさんの話に惹き込まれてムスメの態度は気にならなくなりました。
スライドを使い、ご自身の新旧の絵本の解説やお住いのスロバキアとその生活を写真で紹介していただきました。
降矢さんの絵本作家になるまでとか、絵の技術的なことや絵本に対する考えなどはあまり語られませんでした。
が、もちろん生活があるのでたくさん売れてほしい、たくさんの人に読んで欲しい、すぐに廃刊してしまうのは悲しいと思いつつ同時に
例を挙げながら、1人でも楽しんで貰えれば、心に残るなにかになればそれはそれで嬉しい😄と仰ってました。
ムスコには小さい頃から彼の好きそうなところや催し物、体験、情報を集めてなるべく参加してきた。本人も知らないことへの好奇心が強く、それが欠点だらけの彼の強みになっている。
が、ムスメは友達も趣味も自分の小さな世界で満足して、他に目を向けようとしないタイプ。
それはそれで幸せなことだけど、頭と心の柔らかい若いうちは色々体験して欲しい。
情報弱者のこどもたちに、情報を与え、連れ出すのは親の役目と信じてたけど、親のエゴなのかな。
降矢さんが仰るのと共通するように、なにか1つでも面白かったり、心に残れば、その後に役に立たなくても素晴らしいことだよね。
帰り道、表情は柔らかくなったムスメに
「面白かったね。お母さんあの本とこの本を読んでみたいよ。それにスロバキアも自然が多くていいところだね、行ってみたいな」などと話すと、頷いてはいました。
以前からおばあちゃんが
「ムスコたちが中高校生の頃は何を言っても返事もしなかったけど、聞こえているものと思って一方的に話をしていたよ」と言っていたのを思い出し。
プロムナードの彫刻やケヤキ並木、園地の緑が素敵なこと、車椅子の友人と来たとき図書館内が階段だらけでとても困ったことなど思いつく限り話しまくりました。
絵が好きなムスメと観て行きたかったけど、台風が迫っているので諦めました。
ムスメとお茶する予定も、時間短縮のためお土産に買ったパン屋さんで無料コーヒーと麦茶で。
60円で好きなパンにアイスを挟めるとのこと。バニラとイチゴ🍓W乗せもできるそうな。
メロンパン、クロワッサン、塩パンに挟むのが人気なのだとか。
ムスメは一番人気のメロンパンにバニラに。
トーストしてくれた熱メロンパンはサクッサク、バニラは冷たくて、うまーい。
やっとムスメも笑顔☺。
でも写真を向けると不機嫌に(致し方なし)
ワタシはラムレーズンクリームパンをイートインしました。
帰りは渋滞や、ついに雨が降ってきたりしましたが、まあ無事戻りました。(身体も母子関係も)
これに懲りずにまたムスメを連れ出すぞー!ムスメと相性がいいオットと出かけたほうがいいのかも。