お茶の大和 ティータイム

大地からの贈り物“お茶”で素敵なティータイム

コレステロールとアルツハイマー

2007年06月08日 | 自然と生活

 朝、散歩に行こうか迷っている間に寝過ごしてしまった。
 ラジオをつけて寝ていたのだが、気になる話しがあった。コレステロールが、脳梗塞やアルツハイマー等の認知症の予防になるという話だったと思う。コレステロールが極端に低い人は、脳梗塞や、認知症にかかり易いというのだ。
 最近まで、“コレステロール値の高い人はアルツハイマーにかかり易い。コレステロール降下剤で、認知症の進行を遅らせることが出来る”と聞いていたので、寝ぼけて聞いていただけに気になった。(近頃物忘れがひどくなっている)

 お茶屋をしていると、健康茶等の話から、お客さんから色んなことを質問される。
 お客さんの情報は実に早い。「知らない」と答えると、「御茶屋の癖にもっと勉強して?」っと、叱咤激励される!! お客さんの話を聞いていて、時々首をひねってしまうこともある。思い込みが激しく善か悪か両極端になってしまって間違った解釈をされているのでは?と思ってしまうのです。お客さまの話を頭から否定することはないが、サプリメントとか特定の人工的に作った化学物質に頼って、自然の恵みを大切にした食事を軽視することは危険だと思う。

 医食同源 自然が作り出した旬の食材を、手作りして食べる家庭料理を偏食せずに食べることが一番の健康法だと思います。

中日新聞【食と健康】脳の栄養調節(8) 認知症防ぐコレステロール

浜松医科大名誉教授 高田 明和

お茶の大和