HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

0412:もうひとつのプロジェクト

2007-04-12 22:00:05 | 不妊治療報告
朝一番で松阪の済生会病院ARTへ行ってきました。
日記には余裕のあるときはUPしていたのですが、なかなか追いつかなくて、書いていないときもあります。

実は、5月6日(日)のばりふりお木曳プロジェクト以降、連休明けに、HASSY家にとっても一大プロジェクトが水面下で進められているのです。
それは、子づくりプロジェクト。
今日はその準備のひとつ。
私だけ、病院へ。
予約してあったので、待たずに済みました。

いよいよです。
次々回の排卵に私の卵をいくつか採取することになるのです。
パートナーの精子は採取済みですからね。

今日は、その検診。
本当に連休明けでいいですか?と確認しました。
どうも子宮に前回の生理の名残がある?そうで、それがあると困るので、今日から毎晩薬を飲むことになりました。

なんじゃ、この薬の形は…。どの粒から飲むか悩んだよ。

ちょっとドキドキしてきました。
次回は23日にパートナーと体外受精の説明を聞きにきます。

ところで、我が家にツバメが戻ってきました。


家を建てた初年に一度巣をつくってくれたのですが、外敵(猫?)にやられてうまくいきませんでした。
それ以降一向に戻ってこず。
しかし、今年、以前の巣をリフォームするツバメが数日前から現れました。
うれしい。

3層になっています。うまくつくるものですね~。

なんだかこのプロジェクトも成功する?予感がしてきましたよ。

0410:ばりふりお木曳プロジェクト会議

2007-04-12 21:17:24 | お木曳き・式年遷宮
気がつけば、準備会も入れるとばりふりお木曳プロジェクト会議は9回目。
メンバーも広がり、毎回みんなが出席できるわけではないけれど、常に10人前後が集まっています。
最初の頃は、会議の様子を写真に撮ったりしたけど、今ではそんな余裕もないくらい、決めなくてはいけないことだらけです。
貴重な夜、みなさん集まっていただきありがとうございます。

本日の会議は、14日(土)の浜参宮のことを詰めたり、現在の参加者集まり状況を確認。

さて、このばりふりお木曳プロジェクト。
いろんな壁にぶち当たって、アオタン作ったり、傷だらけになってボコボコな私たちですが、それでも目標に向かっている、その糧は何かと考えてみました。
みんな、史上初のプロジェクトに一緒に歩いてくれる。
それは、やっていくうちわかってきました。

このプロジェクトを動かしていくうちに、「埋もれていた社会の問題」が見えてきたのです。

県の障害者雇用が情報公開をし請求しないと出てこなかったこと。
神領民区に在住の障害者が地元お木曳参加を聞く回覧板が廻ってきても、名前を書けなかった理由。
本当はもっと、地域の祭りや、行事に参加したいけれど、なかなかそれが言い出せない視覚障害者
などなど…

そんな話を直接聞くうちに、みんなが、いろんな疑問をもつようになりました。
これは、「お木曳だけが目的ではない」と。
以前この日記にも書きましたが←クリック
このひとつのことで、どこまでも広がる思いがあるのです。
それが間違いじゃなかったのが、今まで見えてこなかった、見ようとしなかった、現実なのです。

また、ボランティアのメンバーでは、昨年一日神領民に参加して、伊勢のみなさんのおもてなしに感動して、その恩返しに障害者、高齢者のサポートをかってでてくれる方。
昨年ツアーセンターが行った、お伊勢さんお参りサポートボランティアで両親をサポートしてもらったことで、これもまたお礼に、とはじめてのボランティアをしてくれる方。

と、みんな本当に、いろんな思いで、参加、ボラティアに手を上げてくださっています。ありがたいことです。

今週末は浜参宮、そんなみんなが一部集まるのですが、今からとても楽しみです。

二見茶屋のみなさん、よろしくお願いいたします。

0409:神宮お参りサポートボランティア

2007-04-12 01:35:16 | お客さん履歴
久々の「神宮おまいりサポートボランティア」です。
神宮の参道介助依頼の問い合わせ、年々増えております。
しかも、一年ほど前の新聞で見たのですが…という風な切り出しで…。
よくそんな新聞覚えていますよね~。
でもしっかり連絡先もメモってくれているわけなので、うれしいことです。


でも、実は、このサポートボランティア、確実なお約束(人員確保)が出来ないので、あまり大きな声では言えません。
要するに、知っている人だけが知っているサービス。
または、地元の人が紹介することもあります。

なんとも、偏っていて、本当はこんなんじゃダメだと思っています。
しかも階段あげとなると、危険も生じるので、消極気味。

でも、「なんとしてもお参りしたいの!」という人はたくさんいて、そんな人には、私たちも「なんとしても行ってもらいたい」と切に願っております。
出来ることなら、いつでも出動できるように構えていたいぐらいです。
しかし、現実には仕事がてんこもり状態なので、とてもそんな余裕はありません。

でも、できる限りはがんばります。

さて、今日は、そんなタイミングで事前依頼のあったサポートボラへ、ボラメンバーと宇治橋前で待ち合わせて行ってきました。
今日のサポートメンバーは、杉井さん、中村さん、森田さん。
待っている間だけでも神宮の貸し出し車椅子は入れ替わり立ち替わり、大人気でした。

本日依頼の東京からお越しのチェアーウォーカーSさん。
実は、このサービスは二回目なんです。
ちょうど去年の今頃も対応しました。
今回の旅行計画は、一日目に滝原宮⇒興玉神社
二日目に外宮⇒月読宮⇒猿田彦⇒内宮。
なんとも、マニアックでしょ?
お仲間5名でいらっしゃって、とてもとても、気持ちよく私たちも参道を歩かせてもらいました。


受け売りに近い私の神宮の知識をあるだけ搾り出しながら、そして楽しく、伊勢志摩をもっと、もっと好きになってもらうように、いいところをどんどんアピール。
来年も来て貰える様に、そして、伊勢志摩旅行が人生の中で大きく占めてもらえるように…。

階段は介助の手を借りて、自力であがることができました。


お客様は今回は御垣内参拝もされていましたよ。

そして、帰り宇治橋を渡りきって、お別れのとき。
去年に引き続き2度目の別れです。
Sさんは何度も「ありがとう」と言いながら、握手する手の力が強くなって、なんだか涙声に…。
私もつられて、涙があふれてきました。

私、大したことしていないんですよ。
Sさんがスムーズに旅行ができるように、資料送ったり、ボランティア集めたりしただけです。

私のほうこそ、いろんな発見があったり、いい時間を過ごさせてもらったのに…。

昔伊勢にいた御師も時にお客さんと一緒に歩き、神宮周辺を案内したと聞きます。
こんな風に案内した後は、別れを惜しんでは、また来年も来てくださいねと言ったりしていたのかな?と、フト、誰に聞くわけでもなく空を見上げてみました。

神宮周辺は春も終わりに近づき、初夏の気配も感じます。

この五十鈴川に木遣の声が響くお木曳もすぐそこです。