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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-烏丸北大路,やはりおれの魚漢字知識はまちがっていた

2025-05-31 14:19:27 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 居酒屋でお魚を注文するときは教養を試されているようで。

 京都のこの季節のご馳走といえば、筍、旬に竹を冠して筍と読む、高校の漢字テストで書き間違える定番の一つ。あとは完璧を完壁と書くやつか、ばりばり行きたいところだけれども、美味しいものは少しでもいい。

 筍、この季節、確かに安くは無いのだけれども、筍の美味しいところをお通しで出してくれる居酒屋も多くて、今回もそれを目当てに北大路駅前の駅前酒場、ではないけれども、駅前の地下の居酒屋さんにちょっと寄る。

 角瓶をロックで。そう、最近驚くのは国産ウィスキーの高騰ぶり、ダルマがジャックダニエルとほとんど変わらない値段、ジャックダニエルがまだ200円ほど高いけれど、円安のこの時代、逆に際立つオールドの高さ。

 鰹、の隣の。反ると書いてハマチ、常用漢字ではない魚の漢字は教養が試される、鰯や鰤までは読めるけれども、情けないもので、品書きのどこのこれのそこ、と曖昧な表現で注文する、ぐじとか漢字だとどうなっただろうかと考えつつ。

 日本の食料費インフレは主食米の高騰から8%の大台に乗ってしまったという。欧米ではコロナ明けの人件費インフレが凄かったが日本は回避できた、がコメと円安のインフレがここに来て一気に加速した感じ。

 白身の魚は刺身では表現は味覚よりも歯ごたえ、だけれども口に含んだ瞬間の香りは確かに違いがある、その香りが味わいの違いを確たるものに。そんなところをウィスキーの強い酒精で愉しむというか嗜むというか。

 う巻きを肴に加えて。そう、角瓶をロックで立て続けに呑んでいますと、最初は穏やかなのだけれども急激に何かがやってくるので、だし巻きの優しさが、そう、肴には優しさが欲しくなるものなのですよね。

 鰻が仲よく収められていまして、お手頃なお財布との関係とともに、鰻をこっそり頂いているという罪悪感、まあ、こうやってWeblogで公開するとバレバレになりますが、晩酌の最初に美味しい鰻を、ちょっぴり。

 清酒を頂こう、度数は低いのだから。強い酒は欲望を満たし代わりに能力を奪い取る、シェークスピアはこういった、17世紀初頭だと英国の強い酒というとどんなのがあったのだろうか、今度調べてみよう。

 聚楽第、地酒というところ。実は地酒だと松竹梅が一番だと思う、清酒で一番すきなのは霧の榛名、だけれども基本京都で見たことが無い、高崎の。次点で伊丹の銘酒白雪、あとは大関とか、大衆酒のほうがすき。

 こんこんと注ぐとともに、もう口のほうは日本酒の甘みと滋味と、要するに醸造という醤油や糀系の味わいの親戚に待ち遠しいほどの期待感、そう醤油、う巻きには添えられた大根おろしにそろそろ醤油をたらりと垂らす。

 千鶴、ここは北大路駅前、目の前が北大路通、そんな北大路のなかの北大路というところで、ちょっとした寄り道を歓迎するように、千鶴さんは今日も通りに提灯と地下に暖簾を掲げて粋を用意して待っているのだ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-寺町二条,カフェオレとともに読書と休息とまたカフェオレ

2025-05-31 07:00:35 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 珈琲も良いけれどカフェオレもね。

 喫茶店に求めるものって何だろうか、それは目が覚めるような飲み物を口にしての日常の気分転換であったり時間待ちの時間を過ごす場所であったり休憩する散策の途中の止まり木であったり、いろいろあるのだけれども。

 エイト珈琲、寺町二条、中京区榎木町にあります、京都市役所から京都御所のあたりに向かって散歩してゆきますと至ります、旧北大路機関本部の置かれていましたあたりに喫茶店が有って、ここのカフェオレはちょっとおちつくのだ。

 時間を過ごす、ゆったりとした時間を。カフェという言葉と喫茶店ということばにはなにか明確な分水嶺がありそうな気がするのが、みなと過ごすのか独りの時間を過ごすのかという、そういうところに違いを感じるような。

 寺町通りというのは、修学旅行生が自由行動できる事でゆうめいという事ですが、それも御池通りのアーケードが有るところよりも上に行く事はできません、ただ、本当に面白いのは此処から御所に向けての散策なのだとおもう。

 店内を見渡して、混雑している回転率の高い店もあれば、猫がゆっくりと店の前を通り過ぎて、次の猫がまた通り過ぎてゆく様子を店内からながめつつ、もう一口のみものを口に含められるようなゆとりある喫茶店やカフェもある。

 カフェオレのミルクの温かみというか、砂糖を加えていなくとも感じられるあまみを感じられ、もっとも、膜張ることもあるのですが、こうしたのみものを目の前に時間を過ごせるというのは、日常の気分を豊かなものとしてくれます。

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-伏見桃山,コメ高騰時代ごはんおかわり可能な焼き肉ランチ

2025-05-25 18:19:50 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 おコメ高騰が続く中で外食産業も大変であるというのは理解できますが街を歩けば飲食店だけでも値上げの張り紙はそこかしこ。

 伏見の近鉄桃山御陵前駅、その駅前は、前前前と地名に前がたくさんついてしまうのですが、アーケード街とともに伏見は酒造、という気風を湛えた店が幾つも並び、アーケードの向こうに京阪電車も見えている。

 蔵、これに"ま"が付けば、くらま、なんだよなあ、とおもいつつ、ここは商店街に数多定番のようにあります焼き肉屋さんの一つでして、ここでは駅前焼き肉、という感じでランチタイムも営業し、お値段も手頃ろ。

 御香宮神社が近くにあり、伏見城なんかも城下町なのだ、という気風を湛えているのですけれども、同時に確実にこの一角は観光地としての寺社仏閣と城郭までありながら、観光過多の影響をそれほど受けていません。

 焼き肉定食、いいですか?弱肉強食じゃあありません、美味しい焼き肉定食をお昼からいただくことができるのです。お値段は980円、このインフレ時代にありまして、千円以下で京都でも焼き肉定食が頂ける。

 牛肉にしっかりとタレが染みこんでいまして、それは香味野菜なんかとともに肉を柔らかくする酵素の働きもあるんでしょうね、とにかく柔らかくて美味しい、またご飯も大中小選べて一杯まではおかわりも。

 小泉農水大臣、新任の大臣閣下が、いま5kg5000円前後の米価をなんとか引き下げようと、政府備蓄米放出を5kg2000円台を目指すと発言、玄米のままなのでしょうが、そんな高騰時代に一杯おかわり。

 大臣閣下のお手並み拝見というところなのですけれども、焼き肉というのはご飯に合う。ランチタイムは焼き台はつかいませんが、夜にはカルビやロースやハラミの焼き肉も愉しめるお店の、ランチはお薦めです。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-大阪,梅田食道街で頂くアワビとハイボールと充実感

2025-05-24 14:16:05 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 大阪と云えば大都市であるとともに交通の一大拠点です。

 大坂梅田駅、この梅田食道街は施設こそ古いものの奥まった狭い通路は一周二周と一階二階を散策していますと、見知った店と適度な循環と老舗とが並びまして、どこも手頃で美味しいものを頂けるのですが。

 ハイボールで乾杯、ブラックニッカは考えてみると北大路機関創設当時よりもかなり割高にはなっているのですけれど、しかし時間と共にスコッチとかテネシーウィスキーにはない、日本のウィスキーの良さをもつ。

 海老さん、バリぼり頂く。大阪市内を中心に幾つものお店を展開させているここ”しおや”は、海産物も燃油費や輸送コストが増大しているのは分かるのですが、それでも値上がりはそれほどではなく、純粋に美味しさ。

 ブラックニッカ、深みと甘みときつい刺激とともに炭酸でおしてそのまま頂く。酒精を強める努力を考えれば悪というのは、と昔は考えていたのですが、炭酸をわりざいに使うというの、慣れてみると良い物ですね。

 アワビ、しおやさん、一番の名物はアワビがお手頃に頂けるところで、歯ごたえは部位とともにいろいろ、噛み締める感覚にあわせてふっとでる潮の風味と確かな満足感は、醤油に反応する肝も共々新鮮さが。

 刺身か炒めるか炙るか、そう、京都のハモのように、大坂と云えばフグ、東京と云えばアンコウ、と考えていた頃もあったのですけれど、刺身で手軽に頂くアワビというのも欠かせないご馳走なのです。

 しおやさん、梅田食道街の阪急との連絡通路側にありまして、手狭そうに見えますが一階の入り口から二階部分まで意外に広く、ちょっと一杯、を文字通り日常の香辛料として愉しむには一つの選択肢とお薦めです。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-伊丹,みせの名は・・・中部方面総監部目の前で呉春

2025-05-18 18:22:27 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 きみの名は、という映画があったけれども今回は、みせの名は。もう一回伊丹駐屯地に行けば思い出すと思うのだけれどもこのお店の名前ご存知の方はお教えいただければ幸い。

 はるなさんの総監部グルメ日誌、今回は伊丹駐屯地前のお店なのだけれど、店の名前を失念してしまった、たぶんあそこかなあとおもうのだけれど、伊丹駐屯地、今度行くのはいつなのだろうか、千僧駐屯地は行ったのだけれどもね。

 ブラックニッカハイボールでまず乾杯、ここ、伊丹駐屯地のバス停の近くだったと記憶する、けれども自衛官さんは一人も来客としてはいなくて、なんというか、大阪のオッチャンオバチャン伊丹バージョン、みたいなちゃきちゃきの。

 チキンラーメンがメニューにあった、要するに気取らずに美味しいものを食べるという感じの。いや考えると日清食品の創業者安藤百福氏はこのあたりでチキンラーメンを開発したのだったか。写真のお通しは、チキンラーメンではない。

 いいちこ、だったとおもう、そしてホッケを頂く。焼き魚って良いよね、時間と共にゆっくり味わって、その分だけまわりのお客さんと雑談する、税金の話とかUFOの話とかマクドナルドの話とか。全員酔っているので支離滅裂なのは、まあ、ね。

 ホッケ、一番おいしいのは端の部分なのだと思う、もちろん白身の部分も美味しいけれど、端っこの部分を頂くのは、ちょっと箸の使い方の技量を試される。昔は骨ごと食べた、という豪快なオッチャンががやがや笑うとともに。

 呉春、地酒が吞みたいねえといいましたらば、女将さんが出してくれたのがこのお酒、池田酒という。地酒というと伊丹市ならば白雪が好きなのですが、呉春、と。呉地方総監部界隈に持っていったらウケそうな名前の銘柄やね。

 白雪は全国的に普及している印象なのだけれども、地元では日常的に飲むのか客人には違った銘柄を出すところが多いという。呉春も、軽くて呑みやすい銘柄でした、けれども伊丹市で白雪を呑みたいんだけれど、いい店知らないかなあ。

 中部方面総監部バス停近くだったと思う、けれどもこのお店の名前を失念して、写真にとったのに覚えていない。だれかご存じの方が居たら、お店の名前をお教えいただけると幸い、ああ、もう一回行けば思い出しそうな気がしますが。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-滋賀,長浜の古刹大通寺門前町にシェリー酒と醸した時の移ろいを愉しむ

2025-05-17 14:44:16 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 長浜は良い街だと思う、琵琶湖の湖北は今話題のオーバーツーリズムとは無縁であるとともにホテルの高騰もインバウンドの影響も大阪関西万博の影響からもまだ遠い。

 長浜、滋賀県の湖北に在ります北陸本線の基点駅でもある長浜駅はかつて水運とともに栄えた城下町であり、その賑わいは、一時は彦根藩の領内とはなりました、いまは観光地として栄えています。外国人観光客は全くいませんけれど。

 シェリー酒を愉しもう。長浜市内では比較的大きな寺院である大通寺、その門前町にシェリー酒を愉しめるお店がありまして、いわゆる酒精強化ワインであるシェリー酒は甘味などでワインとは一線を画しているその風味がたまにのみたくなる。

 思い出や昔話や経験談に、というようなものを一気に思い出させてくれるような、しかし時間とともに過ぎると、何も考えられなくなるような、そんな甘い香りと味わいを醸すシェリー酒は、こういう木目調のカウンターとともに嗜むのがいい。

 ムール貝のワイン煮を肴に。パンと共によく出汁の利いた貝そのものの実を溶かしたような旨み成分を浸して、そして時折複雑な歯ごたえそのものを愉しむようなムール貝そのものを口に放り込んで、またシェリー酒をほんのひとくち。

 生ハムとオリーブの一皿を追加して、もう一つの銘柄のシェリー酒を頂く。この日頂けるシェリー酒の銘柄は店内の黒板に記されていて、記憶をたどりながら前回頂いたものを推理で注文し、そして回答は口に含んだ瞬間の五感にたよる。

 オリーブは塩分が凄くて、個数は控えめだけれど一粒一粒が次の酒精を呼び込むような、こういうのを肴というのでしょうね。こういう店内の空間で愉しむのはお酒でも肴でもなく、味わっている満足感と過ごす時間そのもの。

 Palominoさん、スペインオムレツとか鹿カレーとかキッシュとか牛テール煮込みとかランチタイムには頂けるのだけれど、カフェタイムという日常の幕間時間に、シェリー酒のグラスを傾けるのも、一つの時間の過ごし方とおもうのだ。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-滋賀,長浜-浪漫ビールはゴールデンウィークらしい場所

2025-05-11 18:22:29 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 滋賀に憩う。

 ゴールデンウィークらしい場所に行こう、と考えたのですが、今年のゴールデンウィークはいろいろありましたので、まあ、近場で愉しめるところは何処だろう、と考えた結果、長浜へ。また福岡か!、と思われるかもしれませんが。

 長浜浪漫ビール、滋賀県の長浜駅、わたしの知る長浜というと印象としては583系崩れの普通列車が交流区間で動いていた時代のもので、しかしここ長浜は元々水運のき点であり北陸本線の始発駅でもある。

 AMAHAGANウィスキー、この長浜浪漫ビールはウィスキー蒸留所も兼ねていまして、ビールがそれ程得意ではないけれども他に選ぶ時間が無いから呑むんだよね的なわたしは、まずこのエディションワンからいただきます。

 歳はとりなくないもので、むかしはボトルとか変なのみ方をしていましたが、いまはシングル13杯で帰り道が怪しくなってきます、ただ、悲観的にとらえるのではなく、いままで味わいの勉強をしたから、これからは厳選して呑む年頃、と。

 エディションツーのワイン、ワインにしては妙だ、と思われるかもしれませんけれども、ワイン風み、というやつですね。ワインを蒸留するとそのままブランデーみたいになってしまうので要注意、自宅でやると酒税法違反なので禁止です。

 エディションスリーはミズナラウッド、かわった醸造家が仕込んだのだなあ、というのではなくここの蒸留所が生んだモルトをブレンドしたというもの。日本風のモルト、という話ですけれども、ちょっとわかり難い、しいて言えばカクビンっぽい。

 ヤマサクラ、エディションフォーがそういう名前だったのですけれど、一番おいしいなあ、と思ったのはこのヤマサクラでした、深みと渋みの奥の香りと抜ける酒精が、こう、日米合同指揮所演習のようにきつくて、これがいいなあ、と。

 蒸留酒と醸造酒があるなかで、個人的に合うなあ、と思うのは蒸留酒なのですけれど、逆にビールをジョッキで20杯以上飲んで、お化粧室と往復しながら楽しくやっている方を見ますと、そういう感じの人を横須賀とか神戸とかで観た事を思い出す。

 カマンベールチーズフライやシーザーサラダを肴に、肴というのはいろいろこの長浜浪漫ビールでは置かれているのですが、名物だったカレーチキンフライが無くなっていまして、鶏肉高騰のあおりなのかとちょっと嘆息してしまうけれど。

 鮒ずし、いちじきここ鮒ずしがメニューから消えていた時代がったものの復活していますので、カレーチキンも戻ってきてくれるといいなあ、とおもいつつ。あれ、ビールは兎も角ウィスキーとはよく合うのですよね。

 ジャーマンポテト、流石に肴をはものだけではちょっと寂しくなりましたので、お肉っ気を感じられるものと共に。ヤマサクラ、これを何はいも飲んで感覚を養うのを、湖北ではヤマサクラ演習、とはいわないのだけれども。

 長浜浪漫ビール、新快速が発着し一部特急しらさぎ停車の北陸本線長浜駅から徒歩で8分ほどのところにありまして、ビールを購入する事も出来るのですが、こんな感じで頂く事も出来る、城下町長浜の一つの名所となっています。

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-三条西洞院,サングリアとパエリアとレモンを絞るかの悩み

2025-05-10 14:10:16 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 寺院が多く有るかと云えばそうでも無く外国人観光客が多いかと云われればそうでもなく、しかし活気が無いのかと問われればやはりそうでもない。

 三条通シリーズ、京都の三条通は三条通商店街とともに烏丸三条から堀川三条にかけていろいろなお店が並んでいまして、食事の際に散策して、見ますとちょっといろいろ発見はあるのです。

 サングリアを。ここは堀川三条ちかくにあります、スペイン国旗がひときわ鮮やかな印象の店内にはカウンターとテーブル席が並んでいて、白く塗った壁で精一杯京都にスペインの熱い風を吹き込もうと。

 グリューワインのサングリアはワインを様々な果実とともに文字通り煮込んで、つまりグリューしてありまして、甘みが強くワインの渋みよりも甘味で癒やされたい、そんな疲れた日に先ずいただきたい。

 キッシュとライスコロッケの前菜が並ぶ。このおみせEL BOGAVANTEさんは夜の時間帯の営業なのだけれど、土曜日と日曜日だけはランチタイム営業で暖簾を、暖簾じゃないか、看板を出している。

 ライスコロッケとともにサングリアを頂く、昼間からゆったりしているのは余裕を噛ますためでもなく、ランチタイムにあるまじき贅沢な時間を使って調理する、個人的にごちそう、これをまつため。

 パエリア、そうこのお店はパエリアが名物で、時間がかかります、という社交辞令を挟んででもワイン片手にじっくり待って、頂きたい、何しろその間も確実にぐつぐつ調理されているのだから。

 シーフードパエリア、有頭海老とムール貝にアサリやイカ、行儀よく並んでいますが、この一つ一つをさきほどまで鉄鍋でお米と共にトマトスープと共に煮込んで炊いた、これはぜったいおいしいやつ。

 レモンを搾るか、このタイミングを迷うのですが、先ずは原初状態、ロールズみたいな表現で最初はそのまま頂きます。鉄鍋に炊くとともにこびりついた、オコゲな部分も美味しいが、混ぜるか端から頂くか。

 スプーンで掬う、このあたりで残ったサングリアをどう料理と愉しむか、いっそ強いのをいただくか迷うのだ。

 EL BOGAVANTEさん、今度夜の時間帯に、とおもってもノルマンディー上陸とかいろいろほかのところに迷い込んでしまうためにランチタイムの話題をのせてみたのですが。

 三条通のアパートの一階、スペイン料理、三条通はランチタイム営業をやっていないお店が多いかな、とおもいきや、こういうように土曜日や日曜日に散策してみますと、美味しい発見が、まだまだあるのですね。

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-三条小橋,苦いコーヒーゆえにひとくちひとくち時間をかけ豊かなひととき

2025-05-06 07:00:05 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 時間は有限なのだから豊かに過ごしたい。

 京阪電車と阪急電車、むかしは何故地下通路で結んでくれないのかとか、京都河原町駅をもう少し延伸できなかったものかと思っていたのですが、それは言い換えれば乗換の際にちょっと歩く際、寄り道ができるということ。

 小川珈琲、三条大橋のちかくにある京都三条店で、京阪三条から鴨川をわたり木屋町通りのほうへ歩み進めましたところにあり、高瀬川のながれのおとがきこえる、明治屋の近くでちょっと買い物が有る際に通る一角にあります通り。

 喫茶店、読書しつつ珈琲なんかを嗜むところで、ふと思うのは喫茶店で時間をすごす、その時間はどのくらいが妥当なのだろうか、無論滅茶苦茶混雑満員御礼で座席を203高地のように死守するというのは論外なのだけれど。

 小川珈琲の珈琲は深煎りで凄く苦い、けれども砂糖を加えるにはもったいない薫り高さがありまして、そうおこともありますから、時間をかけて一口すすり、そして少しページを進めたり、そしてまた一口すすり、そういうひといき。

 読書をしていたり、逆に物事を文章に組み立てていたりすると案外時間が過ぎてしまうのですよね。するとBARのようにコーヒーカップが空になったならば次の飲み物を注文すると永遠とはいわないまでももっと長居していいのか。

 ソファの喫茶店なのか硬めの椅子の喫茶店なのかでかわってくるのではないか、という視点もあるようだけれども。つまり長期滞在を念頭としてソファを用意してくれているのか、狭い間隔で椅子が並んでいるのか、という、ね。

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-出町柳,映画館で頂くハイボールは映画を語りたくなる風味

2025-05-05 18:10:19 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 映画館は減っているというこの時代に京都には真如堂という日本で最初に映画撮影を行た映画の聖地が有ったりする、此処はその近く。

 映画館を護るためには映画館に通う他ない、これは先日NHKの海外ドキュメンタリーとして放映されていました、“カナダの杜の中の映画館”という、田舎にある手作りの、しかしかなり規模の大きなカナダの一つの名所となっている映画館の話題で。

 ハイボールで乾杯、映画館の話題で一杯やった、というところと思われるかもしれませんが、ここ、映画について語る酒場という二はちょっとお勧めできるかもしれないところで、何故かというと、ここが映画館なのです、場所は出町柳商店街の。

 出町座という映画館の中に、こうしたBARのようなカフェのようなところがあって、映画館らしくチケット券売機で飲み物やつまむものを注文して、スクリーンの前でも頂けるのですが、映画を観ずにお酒だけ頂く事も出来る、そんな場所でして。

 たまこまーけっと、京都アニメーションの作品の舞台ともなりました出町柳商店街は、観光がよく注目される京都市内にあって、観光客は、居るのかもしれないけれども観光ルートから外れていて、映画と昔ながらの商店街と、後は古本とかがガンバている。

 懐古趣味と言われたらそれまでですが、古い映画、特にいまだとCGで片づけてしまうようなところを、海の映像は会場の、資料映像の様なものを含めて撮影とか、街角でもなんとか場所を確保して撮影しているような、そういう映画の方が好きで。

 出町座という映画館は、これ出来たの案外最近なのですが、この界隈ではほとんど唯一の映画館で、しかも大手配給会社では上映しないような、ちょっと貴重な作品渡河を上映している、京都の映画文化には重要な場所だ、日本映画発祥の地からも最寄り。

 映画館で観たい作品というのは実際、多い、ただ、映画館が提供するすべての映画を、という訳にはちょっと趣味が合わない、そういう場合に映画館を支えるには、こうしたBARというかお酒の頂けるカフェというか、そういう場所で支える道があっていい。

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