平地治美の漢方ブログ 

漢方(漢方・薬膳・鍼灸...)全般についてのブログです。コメント大歓迎。

済州島の冬虫夏草

2019年04月18日 | 生薬
 先週、済州島に行ってきました。
ソウルには、20年以上前に一度行ったことがあるのですが、済州島は初めてです。

「東洋のハワイ」と言われる済州島は海も綺麗で見所が満載、食べ物もとても美味しく、黒毛豚、アワビ、太刀魚などをイヤというほど食べてまいりました。
成田から2時間で行けてしまうのもいいですね。

済州島といえば、「チャングムの誓い」後半の撮影地でもあります。
こんなポスターがいたるところに貼ってありました。

観光で行った民俗村で、興味深いものに出会いました。

この藁葺き屋根は国で修繕費用が支給され、保護されているそうです。

毎年1回、上に新しい藁を重ねていき、7年経つと全て取り去るそうです。
一番下の古い藁は湿って腐り、そこに冬虫夏草が生えているのだそう。
それは貴重な村の財産として製品化して販売されています。


「冬は虫、夏は草(キノコ)になる」と信じられていたことから、その名が付けられたそうです。
蛾の仲間の幼虫を乗っ取るように菌が繁殖して虫からキノコが生える姿はなんとも不思議です。

ここの冬虫夏草は他では売らないのでここでしか買えない、日本の有名な俳優さんも飲んで難病を治した(渡辺謙さんの白血病のことらしい)というセールストークにはまり、まんまと買ってしまいました。

1日2〜30粒服用

そしてさらに済州島の背の低い馬の骨から取ったカルシウム製剤もゲット。

冬虫夏草はこれまでノーマークだったのですが、これを機に勉強してみようかと思います。


 

 
 
コメント (2)
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