書いてほしいというリクエストの多いテーマである「不妊症」。
感じていること、治療、参考図書などについて書いていきたいと思います。
まずはここ数年感じているのは、なんといっても以前よりも相談者の年齢が高くなっていることです。
芸能人の影響も大きいかと思いますが、40代後半の相談者もたまにいらっしゃいます。
以前、寺師睦宗先生に師事して臨床を見学させていただいておりましたが、患者さんの年齢は
「42才まで」とし、それ以上の年齢は受け付けておりませんでした。
これについては様々な意見があるかと思います。
が、ある意味、的を得たラインであるとも感じます。
実際、私も今回不妊関連の一般書を十数冊購入し目を通しましたが、題名からして高齢出産を
推奨しているようなものも多くありました(実際に読んでみるとそういう内容ではなかったり
するものもありましたので、書評についてはおいおい書いていきたく思います)。
もう一つの傾向として、重度の婦人科疾患などを併発した、難治の患者さんが多くなって
いることです。
母体が心身ともに妊娠する余裕のある状態でないと、いくら高度な先端技術を用いても
出産に至るのは難しいと思います。
「畑の土がダメだと、種を蒔いても芽が出ない」
と、寺師睦宗先生はいつもおっしゃっていました。
まずは自分が元気で幸せな毎日を送れるようになる。
その結果として子供を授かる。
そして、努力の結果、妊娠に至らなかったとしても自分を全否定しない。
それらのことを前提として、不妊症の漢方相談をさせていただいています。
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感じていること、治療、参考図書などについて書いていきたいと思います。
まずはここ数年感じているのは、なんといっても以前よりも相談者の年齢が高くなっていることです。
芸能人の影響も大きいかと思いますが、40代後半の相談者もたまにいらっしゃいます。
以前、寺師睦宗先生に師事して臨床を見学させていただいておりましたが、患者さんの年齢は
「42才まで」とし、それ以上の年齢は受け付けておりませんでした。
これについては様々な意見があるかと思います。
が、ある意味、的を得たラインであるとも感じます。
実際、私も今回不妊関連の一般書を十数冊購入し目を通しましたが、題名からして高齢出産を
推奨しているようなものも多くありました(実際に読んでみるとそういう内容ではなかったり
するものもありましたので、書評についてはおいおい書いていきたく思います)。
もう一つの傾向として、重度の婦人科疾患などを併発した、難治の患者さんが多くなって
いることです。
母体が心身ともに妊娠する余裕のある状態でないと、いくら高度な先端技術を用いても
出産に至るのは難しいと思います。
「畑の土がダメだと、種を蒔いても芽が出ない」
と、寺師睦宗先生はいつもおっしゃっていました。
まずは自分が元気で幸せな毎日を送れるようになる。
その結果として子供を授かる。
そして、努力の結果、妊娠に至らなかったとしても自分を全否定しない。
それらのことを前提として、不妊症の漢方相談をさせていただいています。
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