世にも不幸なできごと (1)(2)(3) 3巻 箱入りセット草思社このアイテムの詳細を見る |
全13巻完結予定でまだ出版中の児童文学原作の1~3巻までの映画化。
家と両親を火事で失ってしまったヴァイオレット、クラウス、サニーの三姉弟妹は、財産目当てのオラフ伯爵のところへ引き取られるが・・・
姉度☆☆☆ 餅肌度☆☆☆☆☆ 美術度☆☆☆☆
オススメ度☆☆☆☆
ヴァイオレット萌え!!
いや、元々の目的が、劇場ポスターで見たヴァイオレットの餅肌と彼女がお姉ちゃんだという姉好き属性で、だからオラフ伯爵がジム・キャリーだなんて映画観るまで(正確には三分の二観たあたりまで)気付きませんでした(本当)
いやいや、やはりあのもっちー(「仮面ライダー響鬼」に登場する女子高生)そっくりな(笑)ヴァイオレット(エミリー・ブラウニング)の美麗さよ!
それに三つ編みにゴシックなドレスですよ! もう絶品!!
彼女の「アポロ13」ばりの、そこにあるものを組み合わせて解決する能力と、弟の、今まで読んだ莫大な量の書籍から引っ張り出す能力が組み合わさった時、どんな罠もクリアーする! 妹は・・・まぁ活躍するけどね。
ラストはもう姉弟シチュエーション萌えにはたまらんです。
(ネタバレ防止のため白文字↓)
姉の結婚を御破算にするために慣れない行動力と決断力で活躍する弟ですよ!! 素晴らしい!!
全体のゴシック調あふれる美術も素晴らしく、古びた感じの色調がいい味わいです。
クラウスの衣装だけ、なんかシンプルで浮いてたのが残念。原作に縛られてるんかのぅ。まぁ、割と現代っぽいモノも出てたんで、おかしくは無いんだが。
続編も可能な切り方で、ちょっとしっくり来なかったラスト。
もう映画宣伝のための来日写真とか見るとエミリー・ブラウニング、もうずいぶん変わってしまってる様子なので、続編はもう「こんなのヴァイオレットじゃない!」とか叫んでしまいそう。十代の変化は早いっスよ。
とりあえず、もっちーファンと姉萌えの人は観るべし。