旧ウルトラ度☆☆☆☆ 板野サーカス度☆☆ SF度☆☆☆
オススメ度☆☆
オープニングは久々の影絵。「ビッグオー」以来か?(ってソレ違うし)
長官はハヤタこと黒部進、部隊付きの博士(教授?)にフジアキコ隊員こと桜井浩子、と第一期ウルトラで脇を固め、基地は東京湾洋上、と微妙に第二期。
まぁ、「ネクサス」であっちの方に行き過ぎたんで、純粋に子供対象と、旧作を観てた親向けに、にぎやかに楽しめるウルトラへと回帰した作品、てなトコ。
まぁ、我々にはチト物足りない位ではあるが。
で、怪獣設定が「増えすぎた人類という種の数を調整するために生まれた天敵」というなかなかSFな推測を桜井浩子が展開。じゃあ基本的に地球怪獣がメインなのか? なんかこの設定だとまた「神」まで行っちゃいそうだが、「大自然のシステム」までにしとくのか?
そこへ介入しちゃった、「地球人がM78星雲と呼ぶところ」から来た、文明観察官な光の巨人。
オイオイ、観察者が観察対象に接触するとマズいんじゃないんですかねぇ?(汗)
また上司に怒られるゾ(爆)
新怪獣は溶岩怪獣グランゴンと冷凍怪獣ラゴラス。熱いモノが生まれると冷たいモノもバランスの関係で生まれるという・・・。やったぜ大自然!(爆)
まぁ、ラゴラスの方は近頃っぽいハンマーシャーク頭の二足怪獣なんだが、グランゴンの方がなかなか良い味出してる四足怪獣。腹が・・・腹のモールドがバラゴンちっくな格子模様でヤンスよ! 牙の生え具合とか、半開きの目とか、どことなくジャイガーちっくで懐かしい感じ。
懐かしいといえば、怪獣発見者である
ガキお子様の母親役が
山本奈津子。「OL百合族19歳」の監督は今回の「マックス」第一話監督の金子修介だったりして、その流れか。
まぁ、かの映画は今は無き一乗寺の京一会館で観ましたよ懐かしい。でもまだ当時18歳未満だったというのはヒミツだ(爆)
で、新ウルトラマン、怪獣二体を相手にして、たいして苦戦もなくアイスラッガーや光線で退治。マックスパワーはいいとしてマックススピードなダッシュはちょっとヒキョーくさいな。
まぁ、
文明持ってない怪獣には容赦はないようです、この観察官。
寄生される主人公が、対怪獣防衛チームDASHに最終試験で落ちて、就職できずにボランティアやってた(そういう流れだよね?)トウマ・カイト。
カイトだけに糸の切れた凧みたいな行動力で無茶するヤツ。後にTACに入隊するパン屋の運転手並み。結局、彼の無茶(DASHの戦闘機の無許可運転)を認めた形で就職成功。なんだかなぁ。
まぁ、他の隊員は別にまぁ何も言うことは無いが、オペレーターがアンドロイドのエリーちゃん。無表情芝居がなんだかステキ。
アンドロイドでエリーって「ウルトラマン80」かよ!とか思ったがアチラはエミなのね。
コチラのHPによるとマリーという姉アンドロイドがいるらしい・・・って、アトリエ持ってるんじゃないだろうな(汗)
次回、放電竜エレキング登場の「怪獣を飼う女」。
果たして、女はピット星人なのか!?
ぴっ、ぴかちゅう~!