ハルムの動く日記

「はるむ職品工房」子狐はるむの日記というかアニメ・特撮メインの感想及びツッコミ。休止期間を抜けてぼちぼち再開中。

「Dr.パルナサスの鏡」

2010年02月26日 | 映画観ましたよ
もっと!ときめきメモリアル JUN. ~featuring 鏡魅羅~




パルナサス パルナサス モスクワ の味♪

 ロシアンマフィアが来たぜ! 逃げろヒャッホー!

オススメ度★★
そんなにひどくないけど難あり。

この映画が広報的に売りにしてる、4人の俳優が同一人物を演じている、という部分が俳優に浅いオイラでは全くお手上げ。
 同じ髪型で同じ衣装で同じ人物設定な外人のおっさんの顔の区別が付くものかよ。
 たぶん平成ライダーでいう、G3とガタックと電王ロッドフォームの区別くらいのものだろうが。

まぁ「サロゲート」観たときもブルース・ウィリス(主演)が出てたのに気づかなかったし、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」観たときもジム・キャリーが出てたのに気づいたのはラスト直前という男優気にならないマンなのでしょうがない。

 数人の一座を率いて移動馬車で鏡の中の幻影世界を見せるショーを行う老人パルナサス。彼は過去に悪魔と賭けをして聖人として君臨したこともある僧だった。永遠の生命を与えられたパルナサスの前に、また昔馴染みの悪魔が現れ、賭けをもちかける。そのとき、彼の娘と一座の者が、橋の下で首を吊られていた男を助けるが・・・

 何が正しくて何が間違いなのか。悪魔に「選択する」ことを教えられ、賭けにそそのかされるパルナサスをはじめとして、「選択」がこの物語の最初から最後までを支配する。そして最後の選択は、正誤ではなく、誰のために、という選択なのだ。

 良くも悪くも「昔馴染み」が指針を与えてくれる、というとこにジンと来たり。
コメント (4)
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「コララインとボタンの魔女」

2010年02月24日 | 映画観ましたよ
←このキービジュアルよりはもちっとかわいいです。
ヒネた表情ではあるけれど





 一軒の家を上中下に区切って貸してる家へ両親と越してきた少女コラライン。だが家は古いし両親は仕事で記事を書くばかりで相手もしてくれず食事もパパの適当料理だしご近所さんも変な人ばかりでつまらない。そんな時に見つけた、壁紙の向こうにある怪しい小さなドア。夜にネズミを追いかけてそのドアをくぐると、その向こうには同じ家が。ただし、ママやパパはやさしい素敵なママとパパがそこで迎えてくれた。ただ、向こうの世界では、目がみんなボタンなのだ・・・。

 オススメ度★★★ 猫度★★★★ ボトムズ度★★

 3Dなので料金高めなれど、TOHOシネマズで年賀状割引にて1300円で鑑賞。赤青セロファンでない3Dメガネをかけたのは初めてとか言うと年がバレる。先端恐怖症の人は見てはいけない。針がッ!針がッ!! 基本は人形アニメなので、立体感も違和感無く。 撮影後にCGで手を加えてるようではあるが。

 不満だらけで表情も曲がってる少女、コララインの、微妙に左右非対称な顔が目を引く。もう表情が気になってしょうがない。これはデザインと演出の勝利。

 あと猫は正義。猫派にはオススメ。吹き替えが劇団ひとり、っていうあたりは正直マイナス点だが。艶が無い。

 大家の息子ワイボーンはいきなり顔面ボトムズでレンズのターレット回してて笑ろた。

 ここから少しネタバレ









 つまんない日常から、楽しい別の世界へ、というハナシなのだが、その代償として、目をボタンにすることを求められる。つまり、「人形」になれということ。人形になって、飽きるかくたびれてポイしちゃうまでは可愛がってあげましょう、というのが魔女のスタンス。

 他人の人形になって楽しく、でも楽しいだけの生活を過ごすか、それとも嫌なこともあるけど自分の周りから少しずつ楽しく変えていこうか、みたいなことを考えさせられているのかなあのラストシーンは。

 しかし未解決項目が。
○最初にコララインそっくりの人形が大家の家にあったのは何故か。
○子供がいる家族が入居できなかったハズの家に入居できたのは何故か。
 この2点、劇中で説明があってオイラが見落としてるだけなら教えてくだせぇ。
 でないと・・黒幕は大家のばぁさんという結論に至ってしまう。ざわ・・ざわ・・・
(とか思ったら、オープニング画面で魔女が作り替えて置いてたんやね。人形は。)

 あと尻から出るポップコーンってどうなんだ。
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