←このキービジュアルよりはもちっとかわいいです。 ヒネた表情ではあるけれど |
一軒の家を上中下に区切って貸してる家へ両親と越してきた少女コラライン。だが家は古いし両親は仕事で記事を書くばかりで相手もしてくれず食事もパパの適当料理だしご近所さんも変な人ばかりでつまらない。そんな時に見つけた、壁紙の向こうにある怪しい小さなドア。夜にネズミを追いかけてそのドアをくぐると、その向こうには同じ家が。ただし、ママやパパはやさしい素敵なママとパパがそこで迎えてくれた。ただ、向こうの世界では、目がみんなボタンなのだ・・・。
オススメ度★★★ 猫度★★★★ ボトムズ度★★
3Dなので料金高めなれど、TOHOシネマズで年賀状割引にて1300円で鑑賞。赤青セロファンでない3Dメガネをかけたのは初めてとか言うと年がバレる。先端恐怖症の人は見てはいけない。針がッ!針がッ!! 基本は人形アニメなので、立体感も違和感無く。 撮影後にCGで手を加えてるようではあるが。
不満だらけで表情も曲がってる少女、コララインの、微妙に左右非対称な顔が目を引く。もう表情が気になってしょうがない。これはデザインと演出の勝利。
あと猫は正義。猫派にはオススメ。吹き替えが劇団ひとり、っていうあたりは正直マイナス点だが。艶が無い。
大家の息子ワイボーンはいきなり顔面ボトムズでレンズのターレット回してて笑ろた。
ここから少しネタバレ
つまんない日常から、楽しい別の世界へ、というハナシなのだが、その代償として、目をボタンにすることを求められる。つまり、「人形」になれということ。人形になって、飽きるかくたびれてポイしちゃうまでは可愛がってあげましょう、というのが魔女のスタンス。
他人の人形になって楽しく、でも楽しいだけの生活を過ごすか、それとも嫌なこともあるけど自分の周りから少しずつ楽しく変えていこうか、みたいなことを考えさせられているのかなあのラストシーンは。
しかし未解決項目が。
○最初にコララインそっくりの人形が大家の家にあったのは何故か。
○子供がいる家族が入居できなかったハズの家に入居できたのは何故か。
この2点、劇中で説明があってオイラが見落としてるだけなら教えてくだせぇ。
でないと・・黒幕は大家のばぁさんという結論に至ってしまう。ざわ・・ざわ・・・
(とか思ったら、オープニング画面で魔女が作り替えて置いてたんやね。人形は。)
あと尻から出るポップコーンってどうなんだ。
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