ハルムの動く日記

「はるむ職品工房」子狐はるむの日記というかアニメ・特撮メインの感想及びツッコミ。休止期間を抜けてぼちぼち再開中。

「交響詩篇エウレカセブン」第1話「ブルーマンデー」

2005年05月05日 | 最近観た最近のアニメ

 エウレカっつーと「RPGマガジン世代」には蕪みたいな変なキャラしか思い付きませんが、こないだ観た「そーなんだ!」のご褒美はユリイカストーンでしたな。読み方違うだけで同じです。「わかった!」とか「ひらめいた!」とかいう意味で、フルチンで走り出すのが作法です。あるきめです。


 メカ度☆☆☆☆ ゲイナー度☆☆☆ フリクリ度☆☆☆☆ サイバーフォーミュラ度☆☆☆ 眼鏡度☆☆☆ デコーる度☆☆☆
 オススメ度☆☆☆(気分的には3.5くらい)


 BONES制作、京田知己監督(劇場版ラーゼフォン)、キャラは吉田健一(キングゲイナー)でメカは河森正治(とコンセプトに宮武一貴)

 父は英雄、だが家は機械屋の14歳、レントンは空中を滑るボードにしか興味が無く、ふてくされた毎日。だがある日、家に人型機械LFOに乗った変な女が突っ込んで来た!


 ・・・地方のパッとしない街。上のきょーだいは街を出て、やかましい爺さんにもウンザリ。街に建つ巨大構築物は俺には関係ないし、どーしようもない毎日。そんな中、暴走する変な女が突っ込んで来たぁ~! 軽快な音楽とともに・・・って、「フリクリ」じゃん。

 後は、エヴァっぽいボーリング工事音での画面転換とか、そういう引っかかりがちっとあったんだが・・・LFOニルバーシュの登場でみんな吹っ飛んだ!
 うわぁ・・・アスラーダがロボに完全変型!!
 爆笑間違いナシ! さすがデザイナー一緒のコトはある。
 後は、母艦が「クラッシャージョウ」の敵メカみたいなのがチト難か。

 ヒロインのエウレカ(名塚佳織)は、家屋の火葬とか始める危険な不思議少女。燃え~(危険)
デコの広さはデコールコンテスト最有力候補!

 とにかく作画はかなりの好感度です。後は、話がどう転がっていくか。クラスメイトの眼鏡っ娘がどう活躍するか(笑)、かな。
 オススメ度が案外低めなのは期待度が高かったせいかも。

 出遅れたけど、ちゃんと追いかけまする。
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「ふしぎ星の☆ふたご姫」5話「なぜだ!?もの言わぬミルロ姫」(嘘)

2005年05月05日 | ふしぎ星の☆ふたご姫
ふよこスクランブル !

ワニブックス

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 プリンセス度☆☆☆ イヤイヤ度:星無し 
 今回のオススメ度☆☆☆

 メラメラ国で開催された第2回プリンセスパーティー。今回はデコールコンテストと称したアクセサリ着用コンテスト。だがパーティーのさなか、宝石の国のプリンセス、アルテッサ(水橋かおり)の宝石が無くなってしまい・・・

 というクラスの自慢しぃが学校へ持ってきた自慢の品が無くなってクラスメイトが疑われるパターンの変型。
 デコールコンテストというから、てっきりどの姫のおデコが美しいのかと・・・いや嘘です。

 またも新ダンス!「ビックリビックリ~しちゃった~♪」 ビックリダンスと名付けよう。
なんかここだけ作画が塚本ひじく(↑)みたいな絵になってましたが。
 で、今回はイヤイヤダンス無しなのね。

 アルテッサ自慢の品のテーブルにはタネタネの国の11人姉妹が。紛失時、疑われたものの、あんなミニサイズのプリンセスどもにあのサイズの宝石は持ち歩けませんぜ。
 そんなわけで今回はタネタネの姫達もしゃべったものの、ミルロ姫、まだしゃべらず(困)

 このペースだとプリンセスパーティーは月一回開催っスか? 

 で、プロミネンスでマジカルステージ。コロッケの材料が落ちてきて・・・まぁ後はユルユル解決不味いコロッケ食いに来て悶える鳥が犯人、てオチ

 疑われた謎の少年の名前もエクリプスと判明。ウルトラマンコスモスの最終モードがそんな名前でしたな。

 次回は月の国へ。プリンセスは出ない気配。
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「ふしぎ星の☆ふたご姫」4話「なぜだ!?ネコ耳ひざまくら」(嘘)

2005年05月05日 | ふしぎ星の☆ふたご姫
ふしぎ星のふたご姫 マシェリドール ファイン

バンダイ

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 アクセサリー製造器「デコールメーカー」の営業編。
まだAMAZONに商品が上がってないみたいで、画像発見できず。

 プリンセス度:星なし ひざまくら度☆☆ イヤイヤ度☆☆☆
 今回のオススメ度☆☆

 材料集めに城下へ出かけた二人は、眠気が強いネコ型のニャムル族の管理する観測所へ来るが・・

 提供画面が、今回初の、怒りのプププーダンスだったので、今回はイヤイヤ無しかいな、と思ったら、働き過ぎのタビイ(マタタビ?)を他の仲間と仲直りさせて元気にするためのパーティで、みんな巻き込んでの「イヤイヤイヤ~♪」の大合唱。
 そら途中でタビイも嫌になって仕事に戻るわ。

 とりあえず、解決した後に眠ってしまったタビーの、ネコ娘ジル(倉田雅世)のひざまくらに萌えっ!

 次回、再びプリンセスパーティー! 
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「クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」

2005年05月05日 | 映画観ましたよ
クレヨンしんちゃん キャラクターソングベスト
TVサントラ, のはらしんのすけ, 里乃塚玲央, 加藤みちあき, のはらみさえ, 加藤茂一, 林有三, 臼井儀人, 浅田有理, 河井英里
コロムビアミュージックエンタテインメント

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 劇場を出た時、一緒に観に行った連れにこう言ってしまった。
「ヤバいです。正常な評価ができません」
 そう、オイラはみさえ萌えだったのだ。

 何日も経ったあげく、やっとなんとかマトモな発言ができるかな、と思ってレビューしてみる。
監督は劇場版初のムトウユージ。

 みさえ度☆☆☆☆☆ ひろし度☆☆☆ アクション仮面度☆☆☆ 春日部防衛隊度:星無し 眼鏡度☆☆☆☆ 大女度☆☆☆ ネタ受け度☆☆☆☆
 オススメ度☆☆☆

 ある日、野原家に現れ、しんのすけの怪獣ソフビ人形に入ってしまった「未来マン」。彼は世界の崩壊を、3分間だけバイパスで避けた世界の中で修復する(具体的には現れた怪獣を倒して影響を与えなくする)ための、正義感あふれた家族を捜していたのだが・・・

 しんのすけとひろしが帰宅しても姿の見えないみさえ。光の漏れる掛け軸をめくってみると、そこに都市が広がっており、怪獣と戦う魔女っ娘、プリティミサエスの姿があった。未来マンの力でみさえが変身していたと知ると、野原家の面々も交代で変身し、3分の未来を守り、現実へはリンクしないそこでモテモテになる。そこでひろしは有給を取り、みさえと出動機会を争うが、徐々に敵の怪獣も強くなり・・・

 
 失敗だ。

 失敗している。

 この映画はみさえが主役の「オトナ帝国」(「オトナ帝国」はひろしが主役である。もちろんしんのすけもだが)になるべき映画だったのに・・・みさえ萌え映画にしかならなかった。惜しい。

 以下ネタバレ注意です。

 「正義」と「未来」の話である。
 ならびに、「みさえ」と「しんのすけ」の話になるべきであった。


 フルアニメであろう早い動画でコマネズミのように朝の支度を片づけていくみさえ。生活に疲れている主婦の、朝の孤独な戦場。
 だが彼女は見つけた。憧れだった魔法少女(その憧れは「オトナ帝国」などでも語られている)に変身し、一時、夢にひたれる「3分後の世界」を。
 夫や息子はその正体に気付かないまま「かわいい」と言ってくれる(それを聞いて頬を赤らめるみさえがすんげぇ萌え!)し、怪獣も魔法でチョチョイのチョイとおしおきだ。
 
 だが戦力的なイメージの不足からか、ある時苦戦し、正体が家族にバレてしまう。夫は、この「ヒーローごっこ」に参加、パワフルな全身タイツ系ヒーローとなって活躍し、一次的にだがモテモテになることに喜びを感じ始める。

 みさえも非力な魔法少女ではなく、アダルトなお姉様「セクシーみさえX」や人魚「マーメイドミサエリアス」に変身し、年相応にイケメン青年からモテる方向へと移行する。
 「憧れ」のコスプレから「実益」のキャラ選択へと移ってしまう、悲しいシーン。

 そう、「正義」に対する「憧れ」や「かっこ良さ」という純粋な主観から、「モテて嬉しい」という「実益」へと移行してしまうのだ。
(コスプレイヤーよ、自戒せよ!)

 そして同じく熱中した夫は、有給まで取って掛け軸の前に待機し、主婦の昼間の憂さ晴らしまで奪ってしまう。対するみさえも同じく待機、家事は放棄され、家の中はボロボロ。

 だが、遂に怪獣の強さが二人をしのぐ時が来た。モテる「実益」よりも失うかもしれない「命」に天秤が傾く二人。
 その代わりに向かうはしんのすけ。彼の目的は「未来」。女子大生になったひまわりに友達を紹介してもらうという「現実の未来」。天秤は「命」より重く傾く。

 負うた子に教えられたみさえとひろしも立ち上がる。そしてとうとう変身もせず、純粋に「未来」のためと巨大化はするものの自らの姿で戦うのだ。

 「正義」と「未来」の話だと先に書いた。だが実は「正義」は語られていない。
実は生存のための戦いで、「正義」では無いのである。
 そして家族にとっての「未来」を勝ち取るための最終戦であった。

 今日もみさえは朝から孤独な戦いを続ける。

 明日へ向かって。

 野原家で。


 

・・・という締めがしっくり来るような映画のハズなのだが、「クレしん」という作品的な枠のせいか、有給取った夫と対抗して家事放棄、という流れを作るためか、みさえの出番がかなり中盤ひろしに食われてしまった感があって、みさえ主役感が薄れてしまっている。
 いやそれよりも何よりも、しんのすけの出番がほぼクライマックスにしか無い。中盤なんか調子に乗ってるのは両親で、しんのすけの方がマジメにひまわり背負って幼稚園へ行ったりしてるのだ。(まぁソレはテーマに関わる部分なので行動的にはOKなのだが)
 どうにもこう、バランスが悪い。

 みさえを軸にガッチリ据えて、ひろしはもっと控えめにして「主婦の鬱屈と解放」と「幼稚園児の願う未来」でまとめれば良かったのではないかと。
 実は「オトナ帝国」そのまんまのテーマなんだが。

 まぁ、面白かったがちょっと残念、てな総括で。


 しかし、プリティミサエスですよあーた。夫や息子が正体に気付かない、という流れからか声は福圓美里がアテてたが、ならはしみきバージョンで観たかった!
 家庭に入って主婦してる女性が、憧れのフリフリでピコピコでスウィートな魔法少女に変身してドッキドキ~♪てなシチュエーションでもう萌え萌えっスよ!
 しかも眼鏡っ娘だし!!(みさえXも眼鏡姉さんだったし)

 あと、エンディングの怪獣図鑑で爆笑。ベタだがネーミング良し! シンエイ動画の前で戦ってたのは「タナ・シ」かぁ(笑)

 
 クライマックス、巨大化したみさえに萌えてたのを隣で観てた桃邪気にチェックされてしまった。ちゃんとスクリーン観てなさい!(汗)
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