杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

アモイ旅行 2日目 土楼編

2010-02-23 09:01:26 | 旅行 ~アモイ(厦門)~
二日目はアモイから約二時間半車で移動して、土楼を見に行きました。

土楼とは、その昔、各地から戦乱を避けて来た人たち(よそ物なので「客家 はっか」と呼ばれたそうです。)が、身を潜めるために築いた建築物です。
だから、すごい山奥にあるんですよ。途中からは道がガタガタ


そして…

ジャジャーン!!

こちらが土楼です!
これは「二宜楼」という大型の円形土楼



すごいでしょ!!感動!!
四階建ての大きな建物です!!
空も青くて、絶好のロケーションに大満足

しかも、ここ、今でも実際に住民がいるんですよ。
すごいねー。

ただ、以前はこの中庭で家畜を飼っていたのだけれど、今は世界遺産になったため家畜を飼えなくなってしまったそうです。



次は「南陽楼」

先ほどの「二宜楼」よりは小さくて、現在は博物館になっています。


でも、この日は…

入り口すぐに、こんな祭壇があり…


中庭に人が続々と集結。
(この間、私達は2階の博物館を見学中。)

そのうち、歌と音楽が聞こえてきました。1階のさきほどの祭壇で何かしているみたいです!
でも、幕がかかっていて、二階の窓からは見えません。



歌と音楽がやんだなぁ…と、ふと中庭を見たら…



今度は宴会がはじまっていました!

上に観光客(私達)がいるけど、関係なし(笑)
観光客無視で宴会です!!

ガイドさんに聞いてもらったら、旧正月の行事の一つが行われていたらしい。
だから、入り口にたくさん電動自転車が止まってたんですねー。

写真にとれなかったけど、京劇みたいなメイクをした人もご飯を食べていました。
あの音楽で、この人たちが踊っていたのでしょう。

珍しい行事を垣間見れてちょっと得した気分でした


最後は「東陽楼」

(旦那が入ったこんな写真しかなかったよ…

こちらは方形土楼です。

他の二つに比べると、かなり小さな土楼。

前の二つは窓が少なく、厚い壁で防衛された土楼でしたが、こちらは生活しやすいように作られた土楼のように感じました。

もちろん、今も住民がいて、中は生活感たっぷり。
アディダスのスニーカーが干されていて、ミスマッチさが笑えました。




外ではお婆ちゃんが切干大根作り。なごみます。

この日は天気もよくて、初夏の陽気。ポカポカのどかで気持ちがよかったです。


建物に感動して、暖かい陽気に癒されて。
二時間半かけて来た甲斐がありました


観光後、レストランで昼食をとり、二時間半かけてまたアモイへと戻っていきました。



アモイ旅行2日目 陳先生編 へ続く。