杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

アモイ旅行 2日目 陳先生編

2010-02-24 08:44:11 | 旅行 ~アモイ(厦門)~
土楼見学の後は、「集美学村」という学園都市へ行きました。

ここは陳嘉庚という人が自身の財を使って設立した学校郡。
陳さんは華僑で、シンガポールでゴムの事業をして莫大な富を得た方らしいです。でも、その財産をほとんどこういった学校などに使ったので、中国人は尊敬して「陳先生」と呼んでいるんだそうです。

ここには、下は西洋風で、一番上が中国風という素敵なデザインの学校がたくさん建っていました。
写真撮りたかったんだけど、学校は車窓から眺めただけです。ちょっと残念


下車して観光したのは、この「嘉庚公園」というところ。



公園内も春節!


「集美人民解放記念碑」


公園内には陳先生のお墓があり、その後ろにはこの「博物」の文字。

陳先生が、昔、文字が読めない人々でも学べるようにと、動植物や生活、仕事などを絵で表して見せたため「」という文字になっているんだそうです。



博物観の周囲にはこんな彫り物が。


福建省は石の産地でもあり、彫り物も有名なんだそうです。
特に「影彫り」と呼ばれる彫り物が有名だそうです。
「影彫り」とは黒い石に点刻と言う、点を打ち込む技法で動物や人物、風景などを彫刻したもので、その完成度は写真並!!
この公園のあちこちにその「影彫り」がありました。
(でも、ガラスで光が反射して上手く写真に撮れませんでした。)


ちなみに、日本の墓石の70%は福建省から輸出されているそうですよ。


★おまけ
公園前の海鮮料理屋にて発見。

こちらではカブトガニも食べるらしい…。
でも、25歳のガイドさんは「これは二級に保護されているから食べない!」と言っていました。観光客向けなのかな??


アモイ旅行 2日目 夜の散策編 へ続く