杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

市場の片隅で

2010-02-03 09:01:18 | 杭州 日常風景
うちから最も近い小さな市場の片隅で、先日はじめてこんな姿を目撃しました。


いつもは何も無い通路に携帯式のガスコンロと鉄板を設置し、クレープのような生地を焼いています。

焼き方が独特。ねっとりとした生地の塊を常に右手に持ち、その塊を直接鉄板におしあてて、薄い生地を焼いているんです。

右手は生地がたれてこないように常に動かしています。



おばちゃんの見事な生地造りに、私は釘付け!

となりで頬杖をついている僕は、私が写真を撮りだしたので怪訝そうに見ていました(苦笑)

僕にとっては、なんてことない日常風景なんでしょうね。
でも、私にはまだまだいろいろなことが目新しくて面白いんだよ。



この生地、どうやって使うか分からなくて買わなかったんですが、そこを立ち去ってすぐにある粉物屋(小麦粉とか売っていて、店頭で粉物のお菓子を焼いている小さな店)でも同じものを焼いているのを発見し、何かわかりました。

「春巻きの皮」らしいです。


でも、このおばちゃんの春巻きの皮にはたくさんの客がいたのに、粉物屋で焼いている春巻きの皮は全然お客さんがいませんでした。

確かに、おばちゃんのほうが手さばきが見事でパフォーマンス性があったからね。

今度見かけたら買ってみようかな。