杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

紹興酒が開かない!!

2010-08-25 09:51:24 | 日帰り旅行 ~紹興~
日帰り紹興旅行で買ってきた紹興酒は、外見より中身!

シンプルな甕にたっぷり1リットル入った12年物の紹興酒を二本買ってきました。
一本は自分達用。一本は実家の父へのお土産用。(一時帰国はまだ先ですが、買っておきました)

で、自分達用を飲んでみようと、外側の竹の包みを外したんですが…


んんんん????

石膏のようなもので表面がびっちり覆われていて、開けるところがわかりません。

んー??どうやって開けるんだ?


格闘すること数十分。

ひねったり、ひっぱったりしてみたんですが…。

…ダメです。

こうなったらネットで検索だ!!!


「紹興酒 開け方」などで調べてみたら、マイナスドライバーと、とんかちで上部をコンコンと叩く(もしくは叩き割る)といいと書いてありました。

ってことで、やってみたら…



ふー。なんとか開きました。

ここから、またコルクを抜くんですが、このコルクも固くて大変!

ふぬぬーと旦那様が力一杯引き抜きました。


ということで、やっとありつけた紹興酒。


飲もうと言ってから開けるまでに30分かかりました

大変だったー。


これ、お土産に買ったのはちょっと失敗だったかな。

まぁ、実の父親へのお土産なので、気にしないことにします(笑)
お父さんには頑張って開けてもらいましょう。

ちなみに、味は…
私はちょっと苦手な味でした。

私は甘口の紹興酒が飲みやすくて好きなんだけど、これはちょっと辛くて飲みにくかったです。

紹興酒って同じ名前でもいろいろな味があるんですねー。

紹興日帰り旅行

2010-08-24 09:01:05 | 日帰り旅行 ~紹興~
日曜日に、旦那さんと旦那さんの上司(紹興酒目当て)と3人で紹興酒の「紹興市」へ行ってきました。


行きは事前に電車の切符を手配して、CRH(速い電車。新幹線型だけど時速は特級なみ)で行ってきました。

電車は30分ちょっとくらいで紹興に到着!

ここからタクシーで「魯迅記念館」へ。
紹興は魯迅が青少年時代をすごした地なのです。


着いたらどどん!と魯迅様!!
紹興の観光パンフレットには必ず載っている魯迅の壁画です。


個人旅行者は、この壁画の隣の建物へ行って、パスポートを提示してください。
すると…

このような無料チケットがもらえます。

このチケットでこの通り沿いにある4つの建物の中に入ることができます。
以前は有料施設であった「魯迅記念館」も今はこのチケットで無料で入れるんですよ。
一応、一日の入場者数が決まっていて、一日2000人までなんだそうです。


ということで、通りを散策。

烏篷船。風情があります。(川は汚いけどね



チケットを使って入った「三味書屋(昔の私塾)」では、昔を再現した教育を実演していました。

でも、周りで聞いていた中国人のお兄ちゃんが一言。
「ティンブトン!」(聞いても分からない!!)って(苦笑)
小難しいことを話していたのかな??




こちらが「魯迅記念館」と「魯迅の像」です。


しかし、真夏の浙江省の旅行は暑い!!
水をガブガブ飲んでも全部汗になってしまいます。
日傘と汗拭きタオルは必需品です


お昼時になり、有名店であるこちらのお店へ!

ここでお碗の紹興酒を飲みつつ、ウイキョウ豆と臭豆腐(名物)を食べるというのが、観光っぽくって憧れだったのです!
(臭豆腐はすごい匂いなので、普段食べないんですが、ここなら食べてもいいかなぁ…と思っていました。雰囲気に弱い奴

でも、超満員ー
席は全然あかないし、臭豆腐売り場の前には長い列が!

私は席探しで店内をうろうろし、旦那さんは臭豆腐の列に並んで待っていたんですが、どちらも全然確保できず、とうとうギブアップ!
この店で食べるのを諦めて、別のお店でお昼ご飯を食べました。(普通のお店です。)

残念ー。
今度は昼ご飯兼用じゃなくて、午前一番とか、午後のティータイム(?)とかに紹興酒とつまみだけで雰囲気を味わいに来たいです。


お昼ごはん後は「魯迅中路」にある「沈園」へ。入場料40元
沈さんという方の庭園だったそうです。


蓮の花はほぼ終わりでしたが、少しだけまだ咲いていました。
ピンクと白の蓮の花が並んで咲いていたのが綺麗

沈園は詩人の「陸遊」さんが有名な詩を書いたことでも有名な場所だということで…

その有名な詩の石碑もありました。悲恋の詩らしいです。


最後にお目当ての紹興酒を購入し、紹興日帰り旅行は終了です。


帰りはチケットを手配していないので、バスで帰ることにしました。
(寧波に行ったときに帰りの電車のチケットが全然買えず3時間後の電車になってしまったのです。その教訓をいかし、本数がたくさん出ているバスを選択しました)


紹興には東バスターミナルと西バスターミナルがあるのですが、男性二人で相談した結果、杭州は西側だから、杭州行きは西バスターミナルだろう…という結論になったらしくタクシーで西バスターミナルへ。

これが遠い!!私達の持っていた古い地図では電車の駅の近くだったのに、その後新しい西バスターミナルができたらしくかなり遠くまで移動しました。



さらにさらに、バスがオンボロ!
西バスターミナルからの乗客はたった4人。(私達3人+中国人のお兄ちゃん)

4人ならオンボロバスでも広々使えるわーと思っていたら、道の途中でも「杭州行き!杭州行き!」と客寄せをし、どんどん客を乗せていきます

こういうバスはじめて乗りました



紹興を出る頃にはバスは満席に。

下道でずっと走っていたので、行きは30分ちょっとだったのに、帰りは一時間半かかりました。



うーん…帰りはいろいろ失敗しました。

もしかしたら、電車のチケットが取れたかもしれないし…
もしかしたら、東バスターミナルのほうがメインで、そこから杭州へ戻ったほうがよかったのかもしれません。

とにかく、西バスターミナルから帰るという選択は大失敗
なにごとも、経験、経験この教訓は次回に活かすことにします