杭州ひとりごと

旦那の海外赴任に便乗して中国杭州で生活することにしました。中国語はちんぷんかんぷん。それでも楽しく生活しています。

蘇州一人旅 その5

2010-05-09 10:57:23 | 旅行 ~蘇州~
ご飯のあとは、また47番バスで移動

着いたのは「盤門」というところです。入場料25元。

まずは敷地内。思った以上に広くて綺麗です!


庭に獅子林(以前の旅行記はこちら)のような中に入れる岩があり、入ってみたら…

こんな小さな滝の真裏に出ました。面白い!


遠くに見える塔が「瑞光塔」これに登るには別に6元必要です。今回は登っていません。(前日に北寺塔登ったしね)


さらに進むと…

これが「盤門」
呉王の命を受けた大臣伍子胥が、紀元前508年、蘇州城を築城した際に作った水門八門のひとつなんだそうです。
これは元の時代(1351年)に再建されたものらしいです。

ここから盤門の上にもあがれます。


あら!観光地特有の変身衣装を着た方が!横から盗み撮り!


盤門の上からは蘇州を一周している運河が見えました。
たぶん、この橋が「呉門橋」かな?


何があるかわからないけど、ちょっと気になっていた「盤門」。
実際に行ったら、思った以上に広くて綺麗で歴史も感じられるいい場所でした。


その後、帰りは綺麗な「南バスターミナル」のほうから帰ることに!
4日はもう混んでいなくて、バスのチケットも希望通りの出発のものが買えました。
バス代71元。

帰りのバスは「杭州北バスターミナル」行きにしたからというのもあって、なんと乗客8人!

みんな座席番号無視で分かれて座って、広々と快適に帰ってきました。

ちなみに、これが帰りのバスの座席。人がいなかったから撮影。


ふわふわの座席で座り心地も文句なし!
しかも二階なので、エンジンの振動もそれほど強く感じません。
他の地方へのバスは知りませんが、蘇州路線は結構いいバスに乗れます。(前の旅行のときもそうでした。)
長距離バスで近郊への旅。結構おすすめです

蘇州一人旅 その4

2010-05-08 10:04:08 | 旅行 ~蘇州~
蘇州二日目!!

二日目は題して47番バスの旅ー

蘇州在住の知人とはブログが縁で知り合ったんですが、その方のブログにいつもこの47番バスのことが書いてあったんです。

古い、ボロイ、エンストする!

…どんなバスよぉ

乗ってびっくり!たしかにボロイ!
そして、信号で止まるたびにエンジンも停止(今どきのエコドライブじゃないよ!!)
座席はなぜか左右に一列ずつ。
もちろん空調なし。

そして、何より笑えたのが、バス停でバスを待っているときの知人の一言。

「バスが来たと思ったら、それは47番じゃないよ。トラックが来たと思ったらそれが47番バスだから!!
もう大爆笑!!

その後も「あのバスは綺麗すぎるから違う」って、バスを見分ける基準がすごすぎる!!

想像以上でした

そんなバスに乗って連れて行ってもらったのは、四月にオープンしたばかりだというおしゃれスポット!

蘇州の東側にある「金鶏湖」の東側にある「月光码头」!

日本語にすると、月光埠頭かな?ムーンライトハーバー

この辺りは広大な敷地に現代的な建物が並ぶエリアで、その湖側に一見すると郊外型アウトレットモールのようなエリアが広がっています。そこが、月光埠頭というレストランエリアです。
まだオープンして間もないから、やはりまだ店舗が入っていない建物もいくつかありました。

その中のこのお店でお昼ご飯

インド料理のお店です。

内装は…

素敵でしょー
ゆったりくつろげちゃいます。


トイレの洗面所の蛇口も凝っています。

ちょっと笑っちゃったけどね。



頼んだ品はもちろん!

ナン&カレー。うまーーーい
チキンサラダも美味しかった


普通の観光じゃこんなところ連れてきてもらえないもん。
んふふ。頑張って蘇州まで行ってよかったー

蘇州は中心地のほうが街並を残そうとしていて、古くて昔ながらの中国らしい建物がたくさんあります。
そして、こういう郊外へ行くと高層ビルが建ち並んでいておしゃれな感じに!
前回は中心地しか観光しなかったから、蘇州はちょっと小汚いイメージがあったんですが(ごめんね)、大きな誤解だとわかりました。
それに、日本のものも結構買えるみたいで、「久光(そごう)デパート」もあるらしい!
杭州よりも日本のものは手に入りやすそうです。(もちろん値段は高いけど)
んー。うらやましい…。


お腹一杯になって、店をあとにし、湖のほとりを散策。
おしゃれだねー。中国じゃないみたい!

ん!?


やっぱり中国でした

蘇州一人旅 その5へ続く

蘇州一人旅 その3

2010-05-07 10:34:35 | 旅行 ~蘇州~
「山塘街」を堪能したあと、ホテル近辺まで一緒にバスで帰ってきて、知人とはここでお別れ。
また一人行動です。

この時点で時間は午後8時。
まだもう少し遊んでも大丈夫かなぁ…ということで、もともと一人で来ようと計画していた夜間庭園を見学することにしました。

実は、今回泊まった「蘇州飯店」のすぐ隣にある「網師園(実際は簡体字)」という庭園が夜7時から夜宴と銘打った夜間公開を行っているとネットで見て、そこに行ってみようと思っていたのです。

ホテルがある十全街側の「網師園北」というバス停からすぐのところに入り口がありました。
ここはたぶん裏口?狭い通路と門です。

ここでチケットを購入。
すると…100元ですって!
あ?あれ?
私がインターネットで調べた情報だと80元だったのに。
この情報も古くて、現在は100元に値上がりしちゃったみたいです

中国は本当に発展しているのが肌で感じられますが、その分、ぐんぐん物価もあがっています。もちろん観光産業も同じくどんどん値上がり中。早めにいろいろなところに行っておいたほうが良いのかもしれません。

…ということで、80元でも結構高めだなぁと思っていたのに、100元の大枚はたいて(まぁ日本円では1300円程度ですが…。でもこっちの物価で考えるとかなり高いチケットです!)夜間庭園見てきました!!

ただ、ライトアップされているだけならこんな大金払おうと思わなかったんですが…。
ライトアップだけじゃないんですよ。


こんな感じで各小部屋に演者がいて、いろいろな伝統芸能を見ることができるんです

前に立っている赤い服を着た人がガイド。この人についていって庭園をまわりながら演奏や舞踊を鑑賞します。

また、このガイドさん、英語でも説明可能!最初欧米の人がいたので英語でも説明をしてくれていました。それで5割説明が理解できました。
でも、途中で欧米の人がいなくなったら中国語オンリーに!

中国語だと1割しかわからないので(「こちらを見てください」などの簡単な指示しか分からない。説明はちんぷんかんぷん)途中から英語でも説明してくれるようにお願いして、私相手に英語で説明してもらいました。
もちろん5割しか分からなかったけど、ウンウンとうなずいて分かったふり(苦笑)



裏口から入った為、最初、どこでそのツアーがはじまるのかわからなくて結構庭園をさまよいました。
するとどこからか琴の音色が!!そちらの方向に向かって行って、やっとツアーに合流です!

 
左 この琴の演奏の途中からツアーに合流 右 歌と演奏 ここがツアーのラストでした
 

右の4人組の演奏終了後、その部屋の売店の人にチケットを差し出すとちょっとしたプレゼントがもらえると言っていました。もちろん英語で理解
ここであるプレゼントがもらえました。(後ほど紹介します)

それから「途中から合流した人は心配しないでください。まだ見ていない舞台も見ることができます。私についてきてください」(もちろん英語)とガイドさんが言っていたのでついていきます。

この団体に欧米人がいてよかった。中国語じゃ理解できなくて、まだ見ていないもの見る為にまたウロウロしたかもしれません。




ここから欧米人がいなくなり、中国語の説明だけに…。だから内容がちんぷんかんぷん。

左 お金持ちになるおまじない? 右 中国語の劇 ちんぷんかんぷん
 

前の劇があまりにわからなかったので、ここから英語でも説明をお願い。部屋の名前やその由来も説明してくれました。(でも理解度は5割だけどね。)



左 琵琶と三味線(かな?)演奏  右 伝統舞踊
 

左 中国式オペラ 結婚する娘の話?(やはり理解度5割) 右 バンブーフルート。竹製の長笛かな
 


ほんの数分ずつの舞台ですが、コッテコテの中国芸能を少しずつ味わえて、観光気分に浸ることができました。



さて、最後にチケットの半券でもらえたものは…

こちらの扇でした!
木製であまり丈夫そうではありませんが…でもいい旅の思い出の品になりそうです。

蘇州一人旅 その4へ続く

蘇州一人旅 その2

2010-05-06 10:24:09 | 旅行 ~蘇州~
パン屋で遅い昼食を食べている時、蘇州在住の知人から電話がきました。

「終わりましたー♪今から行きます!」

実は、最初日帰りのつもりでこの知人と4日に遊ぶ約束をしました。
でも、その後「日帰りだとあまり時間がないなぁ」と思い、一泊二日に変えたんです。
ということで、3日の予定はほぼ白紙。
3日はホテル近辺の観光地を一人でぶらぶらする予定でした。(朝ゆっくり出発の行き当たりばったり旅行だったのはそのためです

それが!!
朝10時過ぎに(ちょうどバスターミナルで待ちぼうけをしていた時間に)電話があって、「急に今日の予定が変更になって、夜空いたんです。よかったら今晩もご一緒しませんか?」って!!

なんて嬉しい申し出

しかも、しかも!!翌日に私が行きたいとリクエストしていた「山塘街」に夕方行きませんか?って!!!

うおー!!私、本当はライトアップされた「山塘街」が見たかったんです!!
これまた嬉しい提案

ということで、その後彼女と合流。

前回の旅行で行けなかった「山塘街」に連れて行ってもらいました。


こちらが「山塘街」

水路沿いの風情が残る街並。思ったよりも観光地化されていましたが、それでも素敵

そして、念願の「舟で水路巡り」をしました
ここ「山塘街」から「虎丘」のふもとあたりまで舟で行くことが出来るんです。

舟のチケットは35元。
あれ?ネットで下調べした情報だと25元だったのに…。
どうやら昔の情報だったようです。今は35元でした。

10人集まらないと出発しないと言われ、待つこと十分少々。

18時半ごろ、人数が集まり舟が出発しました。

いい雰囲気

水路沿いには実際に人が住んでいます。
だから…

こんな風に水路で何かを洗っている人も!


だんだん日が傾いてきて、ますます雰囲気がよくなっていきます。



虎丘付近まで行ったら、そこでUターン。また同じ水路を戻ります。

また同じ水路なんですが…


どんどん暗くなっていき、水路のライトアップがはじまりました。
すっごいラッキー
往路は明るい水路。復路は夕暮れでライトアップされた水路。
違う景色が往復で楽しめちゃいました


日が沈んで行くにつれ、ライトアップがより映えます。


そして、元の「山塘街」へ到着。
「山塘街」もライトアップされ、出発した時とは全然違う景色になっていました。


これー!これが見たかったのー!!

日程で妥協して昼間に来ようと思ってたけど、夕方に来て本当によかった!!
この時間に誘ってくれて本当にありがとう!!!

もう大満足!!


そして、ここで私の彼女へのリクエストその2「蘇州麺が食べたい」もかなえてもらいました。

蝦の蘇州麺です。一杯10元。

麺は細め。でもフニャフニャな麺ではありません。けっこうしっかりとした麺です。
汁はにんにくが結構きいています。味は最初ちょっと濃い目に感じました。
酢をかけて食べてもいいと言われ、酢をかけると味が一変!
あっさりと食べやすい味になりました。

そして、最後、沈んだ蝦を食べようとレンゲで底から汁をすくうと…
ん?ちょっと甘い味がする。

今まで食べたことがないような味でした。すっごい美味しかったです。
あー、蘇州麺巡りしたくなったよー。(ん?アモイ旅行のときも似たようなこと考えた気が 笑)

蘇州一人旅 その3へ続く

蘇州一人旅 その1

2010-05-05 09:53:00 | 旅行 ~蘇州~
旦那が不在なのをいいことに、5月3日から一泊二日で蘇州へ行ってきました。

目的地までは一人だったので「一人旅」とタイトルを付けましたが、蘇州では蘇州在住の方と一緒に行動していることが多かったので、完全な一人旅ではありません。



3日は朝ゆっくりめの出発。
午前9時45分「杭州汽車北站(杭州北バスターミナル)」に着きました。

それほど大きいバスターミナルじゃありません。

ここで、当日チケットを買います。

ドキドキの中国語です!!
…と言っても、「蘇州」と言っただけなので、たいした会話をしていませんけどね


チケットは無事買えました…。値段はチケット代71元と保険代1元。

でも、一時間後のチケット
しかも、「蘇州南バスターミナル」行きではなく、「蘇州北バスターミナル」行き…

以前の旅行で「蘇州北バスターミナル」の近くを車で通ったときに、小汚い感じだなぁ…と思った記憶があったんですよね
できたら「南バスターミナル」がよかった…。

3日って、まだ中国の休日で、ちょうどUターンラッシュだったみたいなんです。
つまり、観光都市杭州から帰る人も当然多いわけで…。

もし「南バスターミナル」にこだわると更に遅い時間のチケットしかなかったんです…。
前日にチケットを買っておくべきだった!!仕方がありません。


あぁ、あれに乗りたいよぉ…と「蘇州南バスターミナル」行きのバスを2本見送りながら待つこと一時間。
10時50分 ようやくバスに乗り込み、蘇州へ向かいました。



二時間後。12時50分に蘇州到着!!

はい、これが「蘇州汽車北站(北バスターミナル)」です。
なにやら道路工事中で、ますます小汚い感じアップでした

ちなみに写真はありませんが、「蘇州南バスターミナル」は結構綺麗です

ただ、観光地が密集しているのは「北バスターミナル」側なんですよー。



…ということで、ポジティブ思考発揮!
ついでなのでホテルへ行く前に観光してきました!!

行き先はこちら。

「北寺塔」です。25元。

北バスターミナルからすぐ見えます!
以前の蘇州旅行でここをお勧めしてくださった方がいたので、行ってみました!

見た感じ歩いて行けそうだったので、歩いて行くことに…。
やはり、距離はたいしたことありませんでした。

ただ、この日はかなり暑かった
気温は30度以上の真夏日!
水と汗拭きタオルと日傘が手放せませんでした。


塔のふもとの像。立派な福耳!!

ぜいぜいふぅふぅ言いながら、塔の最上階まで登ると…

おぉこれぞ蘇州!!
白い壁と黒い瓦屋根の家が立ち並んでいて、とてもいい景色!

心地よい風が吹き抜けて、汗も乾き気持ちがいいです。

こちらの景色では遠くに以前行った「虎丘」( 以前の旅行記はこちら)が見えました!!


塔の内部は涼しく、ここでしばらくボーっと景色を眺めていました。
蘇州が一望できて、かなり良かったです。

そんなことをしていたら、時間は午後1時半。
昼ごはんもまだ食べていません

とりあえずホテルにチェックインして、それからご飯を食べよう!と移動再開しました。


数十分でホテルには無事到着。

が!!チェックインで運悪く団体客と遭遇!
団体客のチェックイン作業が終わるまで散々待たされます。
やっと自分の番が来たと思ったら、またチェックインに時間がかかること、かかること。
やっーとチェックインの手続きが終わった!と思ったら、今度は「部屋がまだ掃除中だから一時間待ってくれ」と言われる始末
あぁ…これぞ中国

中国のホテルって、チェックイン時刻が正午12時からOKなのに、チェックアウト時刻も正午12時までOKだからこういうことが起こるんですよねー。
空き部屋が多いときはいいんだろうけど。

この時点で午後2時45分。もうお腹ぺこぺこ…
本当は荷物を先に置きたかったんだけど仕方ありません。
「先に腹ごしらえだ!!」…と思い、そのまま外にご飯を食べに行きました。
食べたものは無難にパン屋でパンとミルクティー。

うーん、一人旅の食事って感じ

そんな感じで行き当たりばったり旅行がはじまりました。

 
蘇州一人旅 その2へ続く

蘇州小旅行 5

2010-01-07 08:48:28 | 旅行 ~蘇州~
拙政園を出て、ぶらぶら歩いていたら、忠王府と書いてある門がありました。


せっかくだから、ここも入ってみようと近づいたら「出口」だったんです。
「こっちじゃないのかー」っと、入り口と指示されている方角へ向かっていくと…

そこには蘇州博物館(あれ?忠王府は??)


でも、入場料が無料だったので入ってみました。

ここも拙政園からの人が流れてくるんでしょうね。とにかく人が多い!
人垣で展示品をじっくり見られません

仕方がないので「入り口近くの展示はみんなじっくり見ているから、もう奥へ行こう!」と適当にサササッと展示物を見ながらどんどん歩いていきました。

やはり奥へ行けば行くほど展示物をじっくり見る人が少なくなっていきます。
綺麗な刺繍や皿、扇子、印象画などいろいろ展示してありました。


ここは博物館の中庭。この博物館、モダンな造りの素敵な建物です。


途中でこのモダンな建物から歴史ある建物へ入っていくことができました。

こんな大広間がある建物。昔のお金持ちの家かな??


最後にこんな像もあって。

あ!やっぱり!出口は最初に見た、忠王府と書いてある門でした。
蘇州博物館と忠王府は、つながっていました。



この後、ここから歩いて10分ほどの獅子林へ。
ここも世界文化遺産です。入場料は20元(繁忙期30元)


ここが面白かった!奇妙な岩がごろごろしている庭園なんですが…


その岩場の中に通路があるんです!
その通路には立体交差やトンネルなどがあり、たまにこのまま進むとどこに出るのか分からなくなる位!

迷路とアスレチックが混ざったような場所。ぐねぐねと岩場を上へ下へと歩いてまわりました。
探検しているみたいで面白かったです

こうしてたくさん歩き回った私達は、当然帰りのバスもグースカ寝て帰ってきました。あ、一応かばんはしっかり前に抱えて寝ましたよ。

というのも、お友達に長距離バスではスリに気をつけて!と助言をもらっていたんです。
でも、バスの中じゃ大声で話す人もいないし、みんなずっと椅子に座っていたのであまりスリの心配はしませんでしたが。
みんなかなりマナーがよかったです

とにかく渋滞には辟易したけど、それでも楽しい小旅行になりました

蘇州小旅行 4

2010-01-06 10:03:09 | 旅行 ~蘇州~
蘇州二日目。
まずはホテルから歩いていける双塔


入場料は8元…かかるはずなんだけど、朝だからか、入り口に誰も居なくてぷらっと入ってしまいました。

敷地は狭いけど、二本の塔が並んでいる姿はなかなかよかったです。


続いて昨日の夜散策した小道平江路をまたぶらぶら。

この道沿いは観光向けの店が多いんですが、この小道からちょっと脇に入ると一気に生活感あふれる一般市民の住居があり、この川で洗濯したりしていました。



この写真の右側には

船のための道路標識。水路が生活にも密着しているんですね。

有名観光地もいいけど、こういうちょっとした景色が蘇州らしくていいなぁ。



その後、また昨日のように観前街方面へ。
観前街の中心にある玄妙観に入ってみました。
ここは、敷地内だけなら無料で入れますが、建物の中に入るのに10元かかります。


せっかくなので、チケットを買って建物にも入ってきました。建物は「三清殿」「財神殿」「文昌殿」「観音殿、寿星殿」とあり、1枚のチケットでこれらの建物すべてに入れます。

これは「財神殿」の中にあったもの。


上からぶらさがっているお金の中央の鐘に向かって小銭をなげて、もし鐘にあたったらお金が手に入る、みたいなことが書いてあったので、やってみました。

「お金に困らないで暮らせますように…」とお願いをし、えい!と投げます。

カーン

やった!あたりました


…鐘ではなく、お金のほうに。
ま、外れたわけじゃないから、まぁまぁの生活はできるのかな?

ちなみに旦那も挑戦しましたが、かすりもしませんでした

ん?これって、旦那さんの稼ぎを妻が贅沢に使うということ??


その後、世界文化遺産である拙政園へ。入場料は50元(繁忙期は70元)


蘇州観光といえば、ここでしょ?というくらいベタで外せない観光地。
だから、人が多かった

中は広いひろーい庭園です。すごい!


ただ…パンフレット見ると、やっぱり春とか初夏のほうが緑が多くて綺麗ですね。

蘇州小旅行 3

2010-01-05 10:02:09 | 旅行 ~蘇州~
うたた寝をして目覚めたら、午後6時でした。

旦那さんはガイドブックなどを見て時間をつぶしていたようです。すみませんー。さぁ!夕飯です。


ホテルを出て、まずこの小道を散策しました。


蘇州は別名「東洋のベニス」水路がたくさんあるんです。
そんな水路沿いで最近注目されてきた道がこの小道「平江路」。観光客向けのカフェやバーなどが並んでいます。


夜なのでちょっと分かりにくいんですが、ところどころライトアップもされていて、なかなかムードがある小道でした。

平江路から西側へ数分歩くと、「観前街」という歩行街があります。


夕飯はここにある「得月楼」でいただきました。


蘇州の料理が食べられる老舗だそうです。

ここで絶対頼もうと思っていた「松鼠桂魚」がこれ

蘇州名物。甘酢あんかけの魚のから揚げ。
思った以上に甘かった!

あとは、近くの「太湖」でとれるシラスのような魚が有名と聞き、「銀魚蛋炒」という料理も頼んでみました。

これは味付けも濃くなくて、普通においしかった!桂魚の味が濃かったのでバランスがよかったかな。

他にもワンタンスープなど5品頼んで大満足の夕飯でした

蘇州小旅行 2

2010-01-04 10:52:11 | 旅行 ~蘇州~
寒山寺の次は虎丘へ。

虎丘には春秋時代の呉王、闔閭(コウリョ)が葬られているそうです。
そして、「中国版ピサの斜塔」!丘の上に斜塔があるんです。

虎丘へ登る手前は本当ににぎやか!屋台が立ち並んでいてお祭りのようでした。そして、少し行くと今度は婚礼衣装のお店がずらり…。面白いところです。


目指すは遠くに見えるあの塔です。入場料は40元(閑散期の料金。繁忙期は60元)


丘の手前で日本語で「かご 上まで」と声を掛けられました。(どうして観光地の人ってすぐに日本人を見破れるんでしょう??)

足腰に自信がない方はこのかごで上に連れて行ってもらえるようです。


もちろん私達は歩いて登りました。

途中には闔閭(コウリョ)が試し切りをした「試剣岩」というものもありました。
うーん…。こじつけっぽい



丘の上に到着すると、人がたくさん!みんなこの塔が目的ですからね。
ちょっと右に傾いているのが分かりますか?


地盤沈下の影響で傾いたそうです。今は補強工事がされているからこれ以上傾く危険は少ないそうですよ。



このあと、私達は路線バス(遊1という観光路線)でホテル方面へ向かうことに。

蘇州も杭州とバスの乗り方は変わりません。
料金は1元。もし、路線番号の前に「空調」か雪の結晶マークがついていたら空調車でプラス1元(つまり2元)必要です。


だから旅行ではタクシーだけじゃなくバスも使おうと思っていたんですが…。
ほんと、蘇州の休日の交通渋滞をなめていました

時間が悪かったのか(3時にバスに乗りました)本当にひどい交通渋滞!慢性的にバスが足りないんでしょうね。バス停でバスを待つ人があふれているんです。


しかも、私、夜の食事にも歩いていけて、翌日もすぐ観光できるように…と、蘇州で有名な観光地「拙政園」や繁華街の「観前街」へ歩いていけるような場所のホテルを予約しちゃったんです

だから、ホテルは近づけば近づくほど、渋滞がひどくなり、バスが少ししか動かなくなりました
虎丘からホテルまで約8キロの道のり。でも、バスに乗って一時間(このとき午後4時)経つのにまだ目的地には着きません

私達は満員バスにも嫌気がさして、途中で降りて歩いてホテルを目指すことにしました。


だって、道路が渋滞しているからタクシーを拾ったって同じことなんです

このときが一番この旅行で辛かったー虎丘で散々歩いたあとだったんですから…。
輪タクでも通れば乗りたかったんですが、降りたところが市街地だからか輪タクも通りません。

結局、小一時間歩き、午後5時にホテルに到着。疲れがピークに達していた私はそのままベッドに倒れこみ、いつの間にか軽く寝てしまいました

蘇州小旅行 1

2010-01-03 18:16:10 | 旅行 ~蘇州~
元旦から一泊二日で蘇州へ行ってきました!

ホテル以外は何も手配していなかったんですが…すごいですね、中国の長距離バスって。
杭州の汽車東站から蘇州行きは20~30分おきに出ているんです。
だから当日でも十分乗車券が買えたし、バスもまぁまぁ快適で、2時間で蘇州南バスターミナルに到着しました。バス代は70元。

追記 2010年1月15日より汽車東站はなくなりました。詳細はこちら

最初、電車で行こうかと思っていたんですが、電車だと上海経由になるのでかなり遠回りなんです。
しかもバスより時間がかかります。長距離バスの旅で、大正解


さあ、お正月ですからね。最初に向かった場所は寒山寺です。

ここ、大晦日には除夜の鐘がつけるということで、正月には蘇州在住の日本人も初詣に訪れる場所らしいです。

入場料は20元。


中に入ると、人々が赤いリボンのようなものを買って、名前を書いて木などに結び付けていました。

あんなところに登って結んでいる人も…



お正月だからでしょうか?写真のような板が設置されていました。
みんな、ここに名前と願い事を書いています。

もちろん、私も書いてきました。「身体健康!」



さらに奥へいくと、塔が…。

でも、私はその塔よりも建物の周り四方にある子供たちの像に興味津々
特にこのメガネの像が面白くって笑えました


像と同じポーズをする子供。かわいい



寒山寺の隣にあるこの建物にも同じチケットで入ることができました。


この建物は何か全然予備知識なしで入ったので、入って本当にびっくりしました。

ドーン大きすぎて写真に入らなかった
さて、これ何でしょう?


実は、大きな鐘です。鐘をつく棒の太さを見てもらえば大きさが想像できるでしょうか?


身体全体で押して鐘をついていました。ものすごいスケールでびっくりです。