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新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『太陽にほえろ!』1972~1973

2018-09-07 00:15:24 | 刑事ドラマ HISTORY







 
この刑事ドラマが好きでした。愛してましたし、今でも愛し続けてます。

マニアを通り越して、もはや自分自身の一部と言っても過言じゃありません。それは私に限った事ではなく、『太陽にほえろ!』のファンにはそんな人が多いのです。

昨今の連続ドラマにいくらハマったところで、放映は3ヶ月(12話前後)で終わっちゃいますから、自分自身の一部になるほどディープに愛する事には、まずならないだろうと思います。

『太陽にほえろ!』は実に15年近く、ほとんど休むこと無く日本テレビ系列の金曜夜8時枠で放映され続けてました。(全718話) しかもスタートしたのは私が小学1年生の時で、そこからの15年ですから、最も多感で影響を受け易い少年期から思春期を、ずっとこの番組を観ながら私は育ったワケです。

その時代(1970年代~'80年代)はテレビ番組そのものの存在感も、現在とは比べものにならないほど大きかった筈です。テレビが娯楽の王様であり、世の中を牽引するメディアだった時代です。

そんな中でも『太陽』は常時30%以上の視聴率を稼ぐ、日本テレビの看板番組であり「お化け番組」とも云われてました。

現在では「刑事ドラマの元祖」「スタンダード」としてテレビ史に刻まれる『太陽』ですが、スタート当初はあまりに斬新過ぎて理解を得られず、テレビ局の内外から酷評の的にされたそうです。

ドラマの内容もキャスティングも音楽も、それまでの定石を打ち破る大胆な発想に基づいたもので、その精神は「太陽にほえろ!」なんて言う意味不明な番組タイトルに凝縮されてます。

何より新しかったのは、犯罪者側の心理を中心に描くのが定石だった事件物において、あくまで刑事を主人公と捉え、その成長の過程をメインに描いた事でした。現在では当たり前の事だけど、『太陽』以前にそんな番組は存在しなかったんです。

しかも、その主人公というのが反体制を象徴する「長髪」がトレードマークの、「拳銃が撃ちたくて刑事になった」という、当時の常識を打ち破った設定の若者。

演じるのは元GSのアイドル歌手だったショーケン=萩原健一さんで、ニックネームは「マカロニ」。そもそも刑事にそんな徒名をつけること自体、当時としては斬新を通り越して、もはやクレイジーと言えましょう。

更に、彼が配属される「七曲署捜査第一係」の係長=「ボス」役にキャスティングされたのが、銀幕のスーパースターにしてTVドラマ初出演の、石原裕次郎さん。

全てが型破りな刑事ドラマ『太陽にほえろ!』は、金曜夜8時のプロレス中継が日テレから他局に移転したせいで急遽企画され、バタバタの中で(だからこそ?)生まれた画期的な番組だったんです。

製作は日本テレビ&東宝テレビ部。よく誤解されますが、石原プロモーションは一切関与してません。


☆1972年(昭和47年)

#001 マカロニ刑事登場!

スタート時のメンバーはボス=藤堂俊介(石原裕次郎)、山さん=山村精一(露口 茂)、ゴリさん=石塚 誠(竜 雷太)、殿下=島 公之(小野寺 昭)、長さん=野崎太郎(下川辰平)、そしてマカロニ=早見 淳(萩原健一)が新米刑事として着任します。放映は7月21日、犯人役は水谷 豊さん。

この時、シンコ=内田伸子(関根恵子=後の高橋惠子)はまだ少年係の婦警でしたが、なぜかいつも捜査一係に入り浸ってましたw 父親の宗吉(ハナ肇)がボスとかつての同僚刑事で、彼が営む小料理屋が一係メンバーの溜まり場になってます。

とにかく1年目は黎明期で、番組のコンセプトは初回から固まっていたものの、各刑事のキャラクターが後年とは微妙に違ってたりします。

一番顕著なのが山さんで、初期は角刈りだし、べらんめぇ口調でよく喋るオッサンだったりします。殿下も最初はプレイボーイのイメージだったのが、2年目あたりから生真面目キャラに定着。

要するに皆さん、最初はキャラをかなり作ってたのが、長く演じてる内にご本人の「地」にどんどん近づいて行っちゃうんですよね。

ちなみに「マカロニ」っていうニックネームの由来は、彼のファッションがマカロニ・ウェスタンを彷彿させた事から。

実はこれ、本来「坊や」と呼ばれる予定だったのに、演じるショーケンさんが「俺は坊やじゃない! もう降りる!」とか言ってダダをこねたもんだから、製作陣が苦し紛れに捻り出したニックネームなんだそうです。

更にクランクイン直前にも「キャラクターが掴めない。もう降りる!」とか言ってダダをこね始めたショーケンさんを、メイン監督の竹林進さんが「君はただ、がむしゃらに走ればいいんだよ。君が必死に走る姿を僕は撮りたいんだ」みたいな口説き文句で納得させたんだとか。

横文字のニックネームの若手刑事がやたら全力疾走するという『太陽にほえろ!』独自の作劇は、実はショーケンさんのワガママによって仕方なく生まれたものだったんですね。


#002 時限爆弾街に消える

かつてマカロニに職務質問されて足止めを食らい、大事な就職試験に遅れて人生が狂ってしまった男が、街のどこかに時限爆弾を仕掛ける。

市民を守る為に行使した筈の権力が、平凡な男を爆弾魔に変えてしまった。その時、刑事はどうやって責任を取れば良いのか?

爆弾探しのスリルと骨太な人間ドラマが見事に調和し、後に『NEWジャングル』や『太陽にほえろ!2001』等でリメイクもされた名エピソードです。


#004 プールサイドに黒いバラ

初期の『太陽』は日活の無国籍アクションを彷彿させるハードボイルドな作品も多く、この回は『007は二度死ぬ』でボンドガールに抜擢された浜美枝さんが、麻薬Gメンの美しき潜入捜査官=村岡房江として登場、マカロニと絡みます。

以降、彼女はジーパン、テキサス、ボンら歴代の新人刑事とも絡み、生命の尊さを説く教育係として名物キャラクターになりました。


#014 そして拳銃に弾をこめた

ゴリさんは射撃の名手で、誰よりも銃の恐ろしさを解ってる人なんです。だから、普段は拳銃に弾丸を装填していなくて、ここぞって時に1発だけ入れて撃つ。

で、この第14話ではゴリさんが銃に弾を込めてなかったせいで、通りがかりの少女(鳥居恵子)が犯人に撃たれちゃう。ゴリさんにはそうした拳銃絡みの厳しいエピソードが多く、それは人命を何より尊重する『太陽』の精神を象徴してると思います。

だから『太陽』の刑事達は、やたらめったら銃は使わない。そこが『西部警察』とは根本的に違う所ですw


#020 そして愛は終わった

後に『傷だらけの天使』等を手掛ける名脚本家・市川森一さんの『太陽』初執筆作にして、ゲストにジュリー=沢田研二を迎えた話題作。

マカロニがジュリーを射殺しちゃう屈指の名エピソードで、これ以降、新米刑事が撃ちたくない犯人を射殺する試練にぶち当たり、その辛さを乗り越えて成長するストーリーが恒例化されて行きます。

『太陽』ではセックスの話題を徹底して排除するのが鉄則とされてるんだけど、本作は近親相姦をほのめかす内容で「こんな脚本だけは書いてはならない」という見本にされたほどw、異色作でもあります。

放映は12月1日。この辺りで『太陽』も人気番組として世間に認知されたんじゃないでしょうか?


#023 愛あるかぎり

山さんは冷静沈着で頭脳明晰、また取り調べの名人なので「落としの山さん」ってキャッチフレーズもついてる鬼刑事なんだけど、実は愛妻家である側面も描かれてました。

このエピソードでは心臓病を患う奥さん(町田祥子)が立てこもり犯の人質にされ、山さんがうろたえる姿が見られます。犯人の言いなりになって、山さんが泥だらけの林檎をかじって見せる姿に私は号泣しました。


☆1973年

#025 手錠が朝日に光った

舞台は九州、『太陽』初の地方ロケ編です。この回はボスや山さん、シンコまで参加して、一係のメンバー全員が出張しちゃった唯一の作品でもあります。矢追町(七曲署の管轄)は誰が守るんでしょうか?w


#032 ボスを殺しに来た女

『太陽にほえろ!』の生みの親=岡田晋吉チーフプロデューサーの出世作は日テレ「青春」シリーズであり、そこで育った名脚本家の1人である鎌田敏夫さんがいよいよ『太陽』初登板。

七曲署を訪ねて来た女が、いきなり拳銃でボスを撃とうとしたんだけど失敗し、逃げようとして非常口から転落、やがて息を引き取ります。

女の身元を調べた結果、彼女は圭子という名で、かつて銀行強盗をやらかして逃走中に事故死した男の恋人だったことが判明。

その男は、七曲署捜査一係の係長に無実の罪で追い詰められ、人生をメチャクチャにされた挙げ句に強盗に走った。圭子は、恋人の仇を討ちたくてボスを狙ったのでした。

ところが、恋人を追い詰めた係長はボスではなく、前任の係長で今は本庁の偉いさんになってる石田警部(佐藤 慶)だった!

圭子は人違いでボスを狙ったワケだけど、彼女に想いを寄せる寺本という男が、暗殺を阻止する為に拳銃の弾丸を抜いておいたのでした。

今度はその寺本が石田警部の命を狙って来るんだけど、非情にも石田は録音しておいた圭子の声を使って寺本を誘きだします。

で、罠にかかって捕まった寺本が、隠し持ってたナイフで石田を殺そうとした時、ずっと石田に反発して来たマカロニが、咄嗟の判断で寺本を射殺してしまう。

「よくやった」と言って笑う石田警部を、マカロニは殴り倒します。

「ヤツに殺らせてやりたかったよ。もし俺がデカじゃなかったらな!」

怒った石田は「こいつの髪を切らせろ!」とボスに命令しますが、部下も部下なら上司も上司。

「捜査以外の事であなたの指図は受けません。もう終わったんだ、何もかもね」

そう言って偉いさんを追い払ったボスに、マカロニは無邪気に言い放ちます。

「ボスも出世出来そうにないっスね」

「お前みたいなデカが一緒にいる限りな」

ボスとマカロニの関係性とキャラクターの魅力を存分に描いた傑作であると同時に、圭子と寺本それぞれの一途な愛を描いた悲劇としても見応えありました。

こういった残酷展開が鎌田さんの持ち味であり、死んだ女の声を使って男を誘きだすトリックは鎌田さんご自身が後年『俺たちの勲章』最終回で再使用されるほか、『刑事貴族』でも他のライターによってリメイクされる事になります。


#035 愛するものの叫び

残酷大将=鎌田敏夫さんによるマカロニの失恋ストーリー。

事件の被害者と思われる女性をガードする内に、新人刑事が惚れてしまうんだけど、実は彼女こそが……!っていうストーリーも、歴代の新人刑事が味わう試練として繰り返し描かれる事になります。

上品で物静かだった彼女が、マカロニに捕まった途端に「畜生ぉーっ! 畜生ぉーっ!」と叫ぶ衝撃。実は演じる小泉一十三さん(この後ショーケンさんと結婚)がモデル出身で演技が拙いゆえ、鎌田さんがわざと台詞を少なくしたワケだけど、だからこそ最後の叫びが衝撃を増すんですよね。

なお、本作には次期新人刑事の候補として、当時は無名の新人俳優だった松田優作さんがテスト出演、マカロニと絡んでます。ショーケン&優作が共演した唯一のフィルムとして、映画史的にも貴重な作品かと思います。


#36 危険な約束

マカロニが合流予定のゴリさんをスナックで待ってると、城北署の刑事がいきなり掴みかかって来たから驚いた!

その刑事は城北署管内で強盗を働いた坂口(沖田駿一)が店にいるという密告を受け、拳銃を隠し持ってるマカロニを坂口だと思い込んだのでした。

で、揉み合う内にマカロニの拳銃が床に落ち、それをホンモノの坂口が拾ってしまう。店にいる客全員を人質にとった坂口は、マカロニをヤクザだと思い込んで頼み事をします。

その頼みとは、一緒に逃げる約束をした女=圭子(真屋順子)を連れて来ること。引き受けたマカロニは店を出てバカ正直に圭子を訪ねて行くんだけど、あっさりと断られちゃいます。

人妻である圭子は最初から坂口について行く気などサラサラ無く、城北署に坂口の居場所を密告したのも彼女なのでした。

一方、坂口はひょんな事からマカロニの正体を知ってしまい、トボトボと戻って来た彼をフルボッコにします。身元を偽った事よりも、オレの気持ちを解ったようなフリをしたのが許せねぇ!と坂口は喚くのでした。

結局、坂口は駆けつけたボスたちに捕まるんだけど、それは圭子が七曲署に通報したからだと聞いて、坂口は驚きます。マカロニは店を出て戻って来るまで、いくらでも署に連絡出来た筈なのに……

「あんた、なんで……デカのくせに?」

「男の約束だろ」

女はあっさり約束を破ったのに、見ず知らずの、しかも刑事であるマカロニが最後まで約束を守り抜いた。坂口はきっと救われた事でしょう。

本エピソードは市川森一さんと山田正弘さんによる共同脚本で、ギリギリの撮影スケジュールをカバーする為に1セットで手早く撮れちゃうストーリーを、というオファーに対応して生まれたもの。

言わば「手抜き」目的の回なのに、それが想定外の感動を呼び、後に『刑事貴族(郷ひろみ編)』でリメイクされるなど一幕ドラマのお手本になっちゃいました。

でも、これはとても体制側の人間には見えないマカロニだからこそ、ショーケンさんが演じるからこそ説得力があるんであって、郷ひろみさんみたいに品行方正な人がやっても嘘っぽく、綺麗事にしか感じられません。

ショーケンさんの魅力を知り尽くした市川さんならではの発想であり、『太陽にほえろ!』限定の傑作エピソードと言えましょう。


#038 オシンコ刑事誕生

少年係の婦警だったシンコが、いよいよ捜査一係の刑事に昇格します。その任務の危険さを熟知する父・宗吉がボスに怒鳴り込みに来る一幕もありました。

刑事ドラマのレギュラー刑事に女性が加わるのは、当時じゃかなり進んだ画期的な設定で、後の男勝りなマミー刑事(長谷直美)とは違い、女性であるがゆえに先輩達の足を引っ張るような描写が目立つのも、時代を表してますね。


#044 闇に向かって撃て

『太陽』には魅力的なセミレギュラーのキャラクターが何人も存在します。中でも、マカロニですら顔負けの八方破れ暴走デカ「鮫やん」こと鮫島勘五郎(藤岡琢也)は私、大好きでした。この人も宗吉と同じく、ボスの元同僚です。

藤岡さんの軽快な大阪弁によるアドリブ芝居が絶品で、『太陽』が終了する’86年まで不定期に登場する、実は山さんよりも息の長いキャラクターなんですね。そんな鮫やんを生み出したのも、市川森一さんだったりします。


#052 13日金曜日マカロニ死す

「もうマカロニは成長しちゃったから、このドラマでやるべき事は無くなった。もう降りる!」ってショーケンさんがダダをこねて、局側がいくら説得しても断固として聞き入れず、やむなく設定された殉職劇。

ところがこれが絶大なる反響を呼び、番組の人気をさらに跳ね上げる結果となって、皮肉にも『太陽』がバラエティー番組とかで紹介される際には必ず歴代刑事の殉職シーンが流れるほどの、名物になっちゃったのでした。

横文字のニックネームも全力疾走も殉職劇も、ショーケンさんがダダをこねなければ生まれなかった。さらに、あのテーマ音楽の作曲&演奏者に大野克夫さんを推薦したのも、実はショーケンさんだったりします。

もし初代新人刑事がショーケンさんでなかったら、『太陽にほえろ!』は全く違う雰囲気のドラマになったでしょうし、15年も続く大ヒット番組にはならなかったんじゃないでしょうか?

さらに言えば、日本の刑事ドラマ全体の流れも、ショーケンさんが『太陽』に出なければ全く違ってた事でしょう。ワガママだけど、とんでもない才能というか、天性のセンスを持った俳優さんだと思います。

そんなショーケンさんが番組を降りてしまい、『太陽』は一体どうなってしまうのか? 普通に考えれば、もう無理でしょう。クオリティーを維持する事は不可能な筈です。

ところが… これは本当に、テレビの神様が救いの手を差し伸べたと言うか、『太陽』という作品に刑事ドラマの未来を託したとしか思えません。

あの時代に、あのタイミングで、松田優作という新人俳優が存在した奇跡。大スター萩原健一の後釜に、無名の彼を大抜擢しちゃうムチャな製作者が存在した奇跡。

あの時代でなければ有り得なかった、恐らく二度と見る事が出来ないであろう奇跡の交代劇を、我々は目撃する事になるのでした。

(つづく)
 

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6 コメント

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Unknown (キアヌ)
2018-09-07 07:39:32
途中まで読みましたがあまりの記事の膨大さに、途中休憩します(笑)

この文章はもう仕事ですよ、愛しか感じません!
本当に好きなんですね!

この番組は傑作が生まれるときの情熱の半端ない質量と、奇跡の偶然がすごいですね!
>キアヌさん (ハリソン君)
2018-09-07 11:14:58
そう、情熱だけじゃ空回りすることも多く、いくつかの偶然が重なって初めて傑作やヒット作が生まれるんですよね。

多くの奇跡はショーケンさんが起こしたワケだけど、あんなに扱いにくそうなスターをその気にさせたのは、スタッフの情熱。やっぱり両方が揃わないとダメなんでしょうね。
Unknown (キアヌ)
2018-09-07 19:54:36
ショーケンさん、すごいですね!
神がついているとしか思えません。

しかもわたし的にマカロニだけでなく、オサムちゃんも推薦にあるのでテレビの美味しいキャラ2役やってるんですね!

スタッフの扱い辛さはあったと思いますが、豆腐屋ギャング前に、30代のときにもっとはっちゃけたアクションドラマや映画をやってほしかったです!

いよいよ優作さん登場なんですね!
>キアヌさん (ハリソン君)
2018-09-07 22:39:23
『前略おふくろ様』等もあるし、あの時代のショーケンさんは本当に神憑りだったと思います。

もうしばらくマカロニで引っ張りますのでw、優作さんはしばらくお待ち下さいm(__)m
Unknown (ムーミン)
2018-09-07 23:23:45
初めて太陽にほえろを視聴したのは「時限爆弾街に消える」だったと思います。そしてすぐに山さんのファンになってしまいました。「愛あるかぎり」は初期の中でも好きなエピソードです。当時小学生でしたが、すぐに太陽は人気になり放送の翌日は太陽の話題で持ち切りになりました。ですのでマカロニ殉職編はトラウマになりました。せっかく山さんが命がけで救出したのに犬死にしちゃうなんて。山さんの「命を粗末にするのと命をかけるのは違う」という言葉を噛み締めていた矢先に。立ち小便した後のナイフのアップは本当にトラウマでした。それも抜けないくらい深く刺されて単なる強盗の仕業とは思えない悲惨な死に様でした。ですが、翌週には魅力的な新人刑事ジーパンの登場ですぐにショックから立ち直りました。あれがテキサスだったらあそこで太陽は見なくなっていたかもしれません。
>ムーミンさん (ハリソン君)
2018-09-08 00:38:27
という事は第2話からリアルタイムで観ておられたワケですね? それは凄い。ディープなファンの中でも、そんなに早くから観ていた人は少ないだろうと思います。

私はジーパン期からなのでマカロニは再放送で初めて観ました。なので初めて観た殉職シーンはジーパン。これもまた衝撃的でした。

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