井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

樹木ウォッチング冬から夏へ177ミズキ2

2017年05月29日 | 日記


ミズキの芽吹き。ミズキ科ミズキ属。
春紅葉を演出するカツラやアカイタヤ、シウリザクラほどではないが、ミズキの幼葉も赤みを帯びることがある。特に周辺部に強く表れる。



ミズキの小枝2.
ミズキの小枝、冬場は赤く色づくのが特徴となっていて、赤い小枝を見てミズキと決めつけてしまうケースもあるが、小枝が赤く色づくのはミズキに限らない。
ヤマモミジやハウチワカエデなども赤い小枝を見せるが、カエデの仲間は冬芽を対生につけるのに対してミズキの冬芽は互生につけるので見分けはつく。
ミズキの枝先はすべて上向きになるので、これを縁起が良いとして正月の繭玉飾りに使われる。



ミズキ樹皮。
ミズキの樹皮は縦裂け型。
縦裂け型だが裂け方が浅く、地衣類がつくこともある。
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