ミヤマスミレの葉。スミレ科スミレ属。
札幌周辺で見られるスミレのベスト3、ミヤマスミレとツボスミレ、オオタチツボスミレの3種。
スミレの仲間、地上茎を持つグループと地上茎を持たないグループがあり、ミヤマスミレは後者、花茎と根生葉とをだす。
葉の基部は心形で、全体的には卵形。縁には波型の鋸歯がる。
ミヤマスミレの花。
上記3種の中では開花が一番早い。花の色は紫系で雌しべの先は曲がらない。大きさ(花の径)は2cm以下で、側花弁は無毛。
本州中部では標高1000m以上の高山に分布することから「深山スミレ」と呼ばれるが、北海道では低地から見られる。
フイリミヤマスミレ。
葉脈沿いに白い斑が入るものがあり。「フイリミヤマスミレ」の名で品種扱いされる。
ミヤマスミレの群落。
ミヤマスミレは地下茎を伸ばし、しばしば大きな群落をつくる。