ささやかな幸せ

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「大英博物館 ミイラ展」おもしろかった!

2022-03-09 22:37:43 | 美術鑑賞
「大英博物館 ミイラ展 古代エジプト6つの物語」 2022.2.5-5.8 神戸市立博物館
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(金・土曜は午後7時30分まで) 休館日:月曜日、3/22(3/21、5/2は開館)

左 「アメンイリイレトの内棺」 アメンイリイレトは、テーベの役人
右 アメンイリイレトのミイラのCTスキャン画像から作成した3次元構築画像
下左から
「黄金のカルトナージュのミイラマスク」
「バーが配された棺の模型」
「襟飾り」
「ヘビの形をした3柱の神々の指輪」
「車輪がついた馬の玩具」 かわいい
「フェドバステトイウエファンクのカノポス壺」 取り出した内臓を入れる壺

 大英博物館の6体のミイラをCTスキャンで画像解析。ミイラの当時の暮らしぶりを解き明かす。これが、おもしろかった!6体それぞれに短い映像があるので、ぜひ見て欲しい。理解が深まる。画面の右下に小さい丸があり、それが時計のように時間経過を表しているので、どこから見だしたかの目安になる。
 中年のミイラは、もれなくアテローム性動脈硬化にかかっていたって。動脈にプラーク。ミイラにでき、美しい棺に入れるほど裕福だから、美食をしていたのかな。歯槽膿漏や動脈硬化って、現代の私たちと同じ!
 子どものミイラのあごにまだ生えていない永久歯があり、頭蓋骨の骨の間に隙間があるので、おおよその年齢がわかるという。死亡年齢3~5歳の男の子は、幾重にも布で巻かれていて、死を惜しむよう。
 脳を取り出すときに器具が折れて頭蓋骨に残っているものミイラも。
 

ペンアメンネブネスウトタウイの内棺 ペンアメンネブネスウトタウイは神官


タケメネトの内棺 タケメネトは裕福な既婚女性 棺が三つも。


若い男性のミイラ


ミイラの覆い布
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