ささやかな幸せ

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「奈良博三昧」私が好きな国宝は8/15までが多いので早めに見て!

2021-08-12 09:19:57 | 美術鑑賞
「奈良博三昧 -至高の仏教美術コレクション-」 2021.7.17-9.12 奈良国立博物館
休館日:月曜日  開館時間:午前9時30分-午後6時(土曜日は午後7時まで)


奈良博のコレクションから仏教美術を選りすぐって展示。仏教美術三昧。至高にふさわしい展示。そのわりには、人が少ないから、じっくり味わえる。写真がたくさんあって見るのが大変だと思うが、いいのが一杯なのだ!まだまだ紹介したいものがあるほどなのだ。


菩薩立像 ガンダーラ地方の仏像なので、エスニックな感じのイケメン


国宝・刺繍釈迦如来説法図(8/15まで) 飛鳥時代のの刺繍!


瓦塔 五重の塔を素焼きで作るのがすごい


重要文化財・力士立像 ひげ!アイーンをしているようにも見える


国宝・金光明最勝王経 金字が紫地に美しい


大般若経(中尊寺経)(8/15まで) 金泥と銀泥の字が行ごとに交互にならんで美しい


国宝・蓮唐草蒔絵経箱(8/15まで) 本展で一番私が好きなもの。美しいの一言。


国宝・尺牘(久隔帖)最澄筆(8/15まで) 優しめな字


重要文化財・如意輪観音菩薩坐像 やさしげ 臂(腕)が6本。これで、顔が八つあれば、「八面六臂」


宝塔 扉にも仏様


国宝・牛皮華鬘 華鬘とは、お寺のお堂にかける飾り。極楽浄土に住むという人面の鳥・迦陵頻伽(かりょうびんが)が表されている。美しい。これも本展で好きなもの。


重要文化財・四大明王五鈷鈴(8/15まで) 鈴身に四体の明王。

 

国宝・地獄草紙(8/15まで) 国宝の地獄草紙をじっくり見ることができるなんて、そんな機会は少ない!


伽藍神立像 躍動的。怠けて修行しない人に釘を刺すお寺の見回り役だとか。かつては、手に釘を持っていたらしい。表情からは、そんなことをするようには見えないけれども。


国宝・薬師如来坐像 端正


春日神鹿舎利厨子 お釈迦様の骨とされる舎利は水晶。これが春日の神で、春日大社の神の使いである鹿に乗っている。上のビーズ飾りが素敵。



重要文化財・春日龍珠箱 内箱・外箱がある。外箱蓋裏に龍や稲妻、風神雷神、龍を背負った束帯姿の八大龍王。内箱蓋裏には、七体の鬼姿と一体の童子姿の八大龍王が宝珠を持っている。蓋裏は、きれいに絵が残っている。


重要文化財・愛染明王坐像 激しい。東大寺大仏殿再建に関係する木材を用いているらしい。


国宝・十一面観音像(8/15まで) 平安仏画の名品というのも納得。本展ですきなものの一つ。服の模様や頭上の飾りも美しい。


国宝・日本書紀(8/15まで) 右のほうに「近江」の記載が見える。子どもが滋賀県出身の人と結婚してから、やたら滋賀県・近江に反応してしまう。


埴輪犬 なんかユーモラス



 

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