『東京の台所』 大平一枝 平凡社
台所の数だけ、人生がある。お勝手から見えてきた、50人の食と日常をめぐる物語。
雑然としていても、美しい台所。オシャレな台所。システムキッチンでもない台所も多い。台所から人生が垣間見えるのがおもしろい。東京だからか、一人暮らしやカップルの台所が多いので、子どもが2.3人いる家庭の台所をもっと見てみたいところ。取材こぼれ話で75歳の女性の「豊かな孤独は大事。でも孤立はだめ」という言葉は心に残る。
『さよなら、田中さん』 鈴木るりか 小学館
田中花実は小学6年生。ビンボーな母子家庭だけれど、底抜けに明るいお母さんと、毎日大笑い、大食らいで過ごしている。そんな花実とお母さんを中心とした日常の大事件やささいな出来事を、時に可笑しく、時にはホロッと泣かせる
鈴木るりかさんは、14歳で作家デビューしたらしい。破綻なく、するすると読むことができる。すごいものだ。子ども目線なのに、社会の問題を挟み込むなんてすごすぎる。
台所の数だけ、人生がある。お勝手から見えてきた、50人の食と日常をめぐる物語。
雑然としていても、美しい台所。オシャレな台所。システムキッチンでもない台所も多い。台所から人生が垣間見えるのがおもしろい。東京だからか、一人暮らしやカップルの台所が多いので、子どもが2.3人いる家庭の台所をもっと見てみたいところ。取材こぼれ話で75歳の女性の「豊かな孤独は大事。でも孤立はだめ」という言葉は心に残る。
『さよなら、田中さん』 鈴木るりか 小学館
田中花実は小学6年生。ビンボーな母子家庭だけれど、底抜けに明るいお母さんと、毎日大笑い、大食らいで過ごしている。そんな花実とお母さんを中心とした日常の大事件やささいな出来事を、時に可笑しく、時にはホロッと泣かせる
鈴木るりかさんは、14歳で作家デビューしたらしい。破綻なく、するすると読むことができる。すごいものだ。子ども目線なのに、社会の問題を挟み込むなんてすごすぎる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます